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アートが、より多くの方々の目に触れることで、戦争のない幸せな世界に近づくための助けになると願い、地道に日々、ご紹介していきます。

市原研太郎

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会場外観

【The Evangelist of Contemporary Art】[2]パリでArt Basel Paris 2024を観る

1.スペシャル・レポート 改修なったGrand Palais(1)に戻って、ひたすら明るいアートフェアとなったArt Basel Paris(2~4)。その雰囲気とはやや異質なインスタレーションを披露してくれたのが、新進アーティストの作品を個展形式で紹介するEmmergence部門(5)に日本から唯一出品したギャラリー...Read More
【The Evangelist of Contemporary Art】2026年2月ロサンゼルスで開催された3つのアートフェアからアートマーケットの地殻変動を読む その3

【The Evangelist of Contemporary Art】2026年2月ロサンゼルスで開催された3つのアートフェアからアー...

3.Post-Fairはカッティングエッジのエリート主義を捨て、本気でポストのポストを目指すのか? ロサンゼルスのダウンタウンから太平洋岸のサンタモニカまで自動車で20分、電車では1時間。Post-Fair(1~3)は、そのサンタモニカの元郵便局で2025年から開催され、今年で2回目を迎えた新しいアートフェアである。ち...Read More
会場写真

【The Evangelist of Contemporary Art】2026年2月ロサンゼルスで開催された3つのアートフェアからアー...

2.Frieze Los Angeles―グローバルの周縁で現代アートの中心の空洞化を目撃する Frieze Los Angeles(1)に来ました。 今年、かなり変わりそうな予感が・・・。エントランスに面したギャラリーの配置(2、3)が以前と同じではない。 Frieze Los Angelesは、起伏の大きいアートフ...Read More
ハリウッド・ルーズベルトホテル

【The Evangelist of Contemporary Art】2026年2月ロサンゼルスで開催された3つのアートフェアからアー...

1.Felix Art Fairをたかがホテルフェアと侮るなかれ!(高級・大衆化?するアートフェア) ロサンゼルスのハリウッド・ルーズベルトホテル(1)で行われている、最近のホテルフェアのなかではピカイチのFelix Art Fair(以下、Felix)を訪れた。このフェアを、ホテルの一室を借りてギャラリーが作品を展示...Read More
会場イメージ

【The Evangelist of Contemporary Art】ピース・トライアングル:2025年から2026年にかけて東南アジ...

前回(その1)の続き https://tokyo-live-exhibits.com/blog111/2.タイランド・ビエンナーレ プーケット 2025: Eternal(ローカルよ、永遠なれ!)[1]プレリュード: パール(1)の香りはプーケットへとなびく 前回のメコン川流域で行われたタイランド・ビエンナーレもそうだ...Read More
シンガポールビエンナーレ会場

【The Evangelist of Contemporary Art】ピース・トライアングル:2025年から2026年にかけて東南アジ...

1.シンガポール・ビエンナーレ2025: pure intention(ビエンナーレは都市へと浸透する)[1]主要会場のシンガポール美術館(1)から鑑賞を開始する 改修中のSAMの仮住まいの倉庫(2)は、私が前回のシンガポール・ビエンナーレ2022を訪ねたときと変わらず湾岸の同じ場所だった。ただ今回は、メイン会場のSA...Read More
【The Evangelist of Contemporary Art】Art Basel 2025を観て―アートフェアに自由平等の夢を見ることは無謀か? 美術評論家 市原研太郎

【The Evangelist of Contemporary Art】Art Basel 2025を観て―アートフェアに自由平等の夢を...

[1]はじめに 21世紀のむき出しのエゴイズム(ネオリベラリズムの言い換え)と、20世紀からの遺産であるニヒリズム(キャピタリズムが要請する)が仕掛けた戦争と残虐の現代に、アート界は相当の危機感を持っているようだ。 2025年のArt Basel(1 ※写真番号、以下同じ)に出展している各ギャラリーが、自らのブースを現...Read More
フリーズアートフェア入口

【The Evangelist of Contemporary Art】アートフェアのなかのアートフェア、Frieze London 2...

前章から続く4. 若手ギャラリーのセクション+α 鑑賞2日目。残りの若手・新進ギャラリーのセクション(1~8)へ。 Frieze Londonで唯一低評価が下される点といえば、このセクションである。会場のマップでは、エントランスから向かって右手のエリア(1のフェア・マップ参照)。すべてが若手ではないが、エマージング(新...Read More
FriezeLondonの入口風景

【The Evangelist of Contemporary Art】アートフェアのなかのアートフェア、Frieze London 2...

前章から続く3. Frieze London 2023の泰然自若と秘められたサバイバル競争 Frieze Londonの2023年の参加ギャラリーは170軒以上で、現代アートのすべてが揃っている。しかも、非常にクオリティの高い作品が陳列されていた。以前本ブログで同年のFrieze Seoulを持ち上げたが、元祖Frie...Read More
フリーズコリア会場入り口

【The Evangelist of Contemporary Art】Frieze Seoul 2023―ポスト・コロナのアートフェア...

 2023年秋、とはいえ深刻な気候変動によって夏の暑さがしつこくまつわりつく9月の韓国のソウルで、注目のアートフェアが開催された。その名称は、Frieze Seoul(1~3)。Friezeといえば、現代アートの専門雑誌Friezeによって2000年代初頭ロンドンで開始され、現在に継続すると同時に、その世界戦略がニュー...Read More
作品画像

【The Evangelist of Contemporary Art】Tokyo Gendai 2023: 「東京現代」は何を意味する...

※その2からの続き3.レジスタンスの作法: 今や資本主義マーケットの権化となったアートフェアで、誰が抵抗するのか? 最後に問いたい。冒頭の副題で「高が」アートフェア(展示即売会)と述べたが、アートが完全に資本主義マーケットに取り込まれた21世紀のフェアで、作品をギャラリーの店先に並べる個人のアーティストに何ができるのか...Read More
作品画像

【The Evangelist of Contemporary Art】Tokyo Gendai 2023: 「東京現代」は何を意味する...

※その1からの続き2. ローカルの作法: Tokyo Gendaiは、アジアで遅れを取った日本のアートマーケットの切り札か? 新型コロナ禍によってその勢いが鈍らされているとはいえ、パンデミックが終幕を迎えて、再びグローバル資本主義の大波に世界が覆われようとしている。 ところが、日本のアートマーケットにはその影響が及びに...Read More
アートフェア東京現代エントランス

【The Evangelist of Contemporary Art】Tokyo Gendai 2023: 「東京現代」は何を意味する...

1.グローバルの作法: Tokyo Gendaiを世界と比較する Tokyo Gendai(以下Tokyo、1)は、東京で待望されていた国際的な現代アートのフェア(見本市+即売会)である。1990年代初めのNICAF(国際コンテンポラリーアートフェア)以来の国際的アートフェアの再登場は、まずはご祝儀相場で他との比較は差...Read More
アートフェア会場の俯瞰画像

【The Evangelist of Contemporary Art】2023年5月に行われた3つのアートフェアについて【3】 Fri...

 Independentが行われた1週間後、同じニューヨークでFriezeが開催された。 本文【2】で説明したように、新型コロナウイルスのパンデミックでヨーロッパから参加するギャラリーが激減し、Independentは不可抗的にグローバルから遠ざかった。それに対してFriezeは、2021年よりマンハッタンの最新再開発...Read More
ニューヨークアートフェアIndependent

【The Evangelist of Contemporary Art】2023年5月に行われた3つのアートフェアについて【2】 Ind...

 2023年5月、【1】のTaipei Dangdaiが行われた台北から、日程が重なるニューヨークのIndependentへ。 まず前提として確認したいことは、ニューヨークで開かれるアートフェアIndependent(1)に参加するギャラリーの展示作品が、ポストモダンを超越しているということである。対して、現在トレンド...Read More
台北アートフェア会場

【The Evangelist of Contemporary Art】2023年5月に行われた3つのアートフェアについて【1】 Ta...

 2023年台北で開かれたTaipei Dangdai(1、2)をやや大げさに総括すれば、欧米のギャラリーがガゴシアンを筆頭にして総崩れだった。実は、欧米の主要なギャラリーの多くが参加していないために、他のグローバルなアートフェアと通底する《一本の筋》がないフェアだったのだ。 この《一本の筋》は欧米のアートの歴史であり...Read More
国立光州博物館の外観

【The Evangelist of Contemporary Art】2023年 第14回光州ビエンナーレ―水の美的教育について(その...

その2より続き4. ビエンナーレ・ホールの外へ:テーマの例証の先にあるビエンナーレの結論としての作品・ビエンナーレ・ホールに近い国立光州博物館(46) この会場(47)は、ビエンナーレ・ホールに近いせいか、未だ水のテーマの例証の延長と思われる作品群(48~54)だった。つまり、アンビギャスな表現のカオティックな作品によ...Read More
光州ビエンナーレ出品作品21 展覧会会場内、大きな赤い丸い作品

【The Evangelist of Contemporary Art】2023年 第14回光州ビエンナーレ―水の美的教育について(その...

その1より続き3. ビエンナーレ・ホール【2】:この道は祖先を迂回して抵抗へと続く 今ビエンナーレは、次のスペースGallery 3で、祖先(Ancestor)という過去の声(19)に傾聴することで迂回の戦略を採る。そこから、未来の生の知恵(20~24)を汲み上げるのである。それが、その先のGallery4(25~29...Read More
光州の街の写真

【The Evangelist of Contemporary Art】2023年 第14回光州ビエンナーレ―水の美的教育について(その...

1. 2023年、再び光州へ 2018年、第12回のビエンナーレ以来、5年ぶりの光州(1)である。非常に懐かしく感じる街(2)は、少なくとも外見上変わった様子はなかった。 5年のブランクではあるが、3年間は新型コロナ禍によるロス、1年延期されて国内勢が多く短期間の前回のビエンナーレから2年の間を置いたという意味で、変則...Read More
【The Evangelist of Contemporary Art】市原研太郎のパリ・レポート(11/25/2021~12/2/2021)[3]

【The Evangelist of Contemporary Art】市原研太郎のパリ・レポート(11/25/2021~12/2/20...

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Day 4(11/28)のつづき すでにDay 3のアルバース夫妻の展覧会で立ち入った話をしているけれど、現代から歴史を遡ってモダンアートのエピソードに着目することにしよう。場所は、パリの中心にあるオランジュリー美術館。言わずと知れたモネの晩年の名作『睡蓮』で世界的に知られる美術館である。 オランジュリー美術館のオーバ...Read More
【The Evangelist of Contemporary Art】市原研太郎のパリ・レポート(11/25/2021~12/2/2021)[2]

【The Evangelist of Contemporary Art】市原研太郎のパリ・レポート(11/25/2021~12/2/20...

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Day 3(11/27) パリ滞在3日目は、パリ市立近代美術館(1、2 ※写真番号、以下同)へ。 ポンピドゥーセンターが1970年代に開館してからその影に隠れてしまったが、ポンピドゥーより古くからある美術館(パリで近代といえば、ここだけだった)で、若かりし頃近くの狭い屋根裏部屋に住んでいた私は、やはりすぐそばのシネマテ...Read More
【The Evangelist of Contemporary Art】市原研太郎のパリ・レポート(11/25/2021~12/2/2021)[1]

【The Evangelist of Contemporary Art】市原研太郎のパリ・レポート(11/25/2021~12/2/20...

Day 1(11/25) パリ到着初日は、午後から前回(ほぼ1か月前の10月後半、パリにやはり1週間ほど滞在した)見落としたアートセンターとギャラリーへ。 パリ大学ディドロ校のなかにあるbetonsalonで(1)行われていたグループ展(2~20)は、なんとも奇妙な光景だった。作品と作品の釣り合いが取れていない。テーマ...Read More
【The Evangelist of Contemporary Art】2021年 リボーンアート・フェスティバル考―アートと被災地と復興(3)

【The Evangelist of Contemporary Art】2021年 リボーンアート・フェスティバル考―アートと被災地と復...

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 リボーンの中心会場である石巻市は、二つの宣言を行っている。それは、私が初めて降り立ったJR石巻駅前の小さな広場にひっそりと佇む記念碑や塔によって知られる。 それらに刻まれた文章の一つは、非核平和都市宣言(1)、もう一つは、萬画宣言(2、3)である。その漫画文化を伝承する施設が、旧北上川の中州の中瀬公園に建つ石ノ森萬画...Read More
【The Evangelist of Contemporary Art】2021年 リボーンアート・フェスティバル考―アートと被災地と復興(2)

【The Evangelist of Contemporary Art】2021年 リボーンアート・フェスティバル考―アートと被災地と復...

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 日和山から見下ろす景色に、3.11の残酷な出来事がオーバーラップして、今日の穏やかな日が信じられない気がした。しかし、あの日の痕跡は残っている(残されている)。そのとき当事者(大惨事を経験した者)と非当事者(経験していない者)の絶対的な差違は埋められないと実感した。加害者と被害者の溝が埋まらないのとまったく同じように...Read More
【The Evangelist of Contemporary Art】2021年 リボーンアート・フェスティバル考―アートと被災地と復興(1)

【The Evangelist of Contemporary Art】2021年 リボーンアート・フェスティバル考―アートと被災地と復...

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 2017年、2019年と開催されたアートと音楽と食の祭典、ビエンナーレ形式のリボーンアート・フェスティバル(1、以下リボーンと略記)は、3回目の今年、新型コロナウィルスのパンデミックの影響で、2021年と2022年の二回に分けて行われることになった。以下の文章は、その2021年夏期のレビューである。 本展のキュレータ...Read More
【The Evangelist of Contemporary Art】東京ビエンナーレ 2020/2021は、果たして東京ビエンナーレだったのか?(3)

【The Evangelist of Contemporary Art】東京ビエンナーレ 2020/2021は、果たして東京ビエンナーレ...

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【The Evangelist of Contemporary Art】東京ビエンナーレは、果たして東京ビエンナーレだったのか?(2)からの続きです。 今東京ビエンナーレの目玉のひとつにAR作品がある。ARとは、「Augmented Reality」の略で、それを訳せば「拡張現実」であり、文字通り現実が拡張されるデジタ...Read More