W'UP★4月13日~6月16日 「ガス燈ともる東京風景」展 GAS MUSEUM がす資料館(東京都小平市)

W'UP★4月13日~6月16日 「ガス燈ともる東京風景」展 GAS MUSEUM がす資料館(東京都小平市)

2024年4月13日(土)~6月16日(日)
「ガス燈ともる東京風景」展

 今回の企画展では、近代都市として変貌しつつあった明治10年から20年頃の東京の風景を、美しく写実的な表現で一世を風靡した絵師、井上安治の眼差しを通して探訪します。
 今年生誕160年を迎えた井上安治は、自らの感性で描いた東京風景の作品を多数残したことで知られています。その代表作である「東京真画名所図解」は、近代化する東京の風景を題材に、明治14年(1881)から若くして急逝する明治22年(1889)までのわずか10年余りの間に描かれた134点もの作品群です。
 本展では、「東京真画名所図解」をはじめとする井上安治の描いた東京風景から、特に近代都市東京の象徴であったガス燈がともる作品をセレクトしてご紹介いたします。
 ガス燈、建物や橋、鉄道馬車の姿など近代の息吹を、その眼差しに映った情景として淡々と表現した、井上安治の世界をぜひお楽しみください。

版画作品
日本橋区大伝馬町参丁目 大丸屋呉服店繁栄図 明治19年(1886)

井上安治 いのうえやすじ
 元治元年(1864)に浅草並木町に、川越出身の父・井上清七の長男として生まれる。兄弟には姉と弟・米吉がいた。明治9年(1876)13歳の時に父親を亡くし、明治「光線画」と呼ばれる西洋画風の風景画で人気を博していた小林清親へ、15歳で弟子入りする。明治13年(1880)には初作品「浅草橋夕景」を手がけ、以後、東京の風景を取り上げた作品を続けて発表する。
 明治17年(1884)には「探景」の画号で、三枚続きの開化絵や相撲絵なども手がけるようにもなるが、明治22年(1889)9月14日に婚約途中の中で26歳の若さで急逝。師の清親からも惜しまれつつ、活躍に終わりを迎えた。現在は父親の出身である川越にある寺院の墓所に眠る。

会 期 2024年4月13日(土)~6月16日(日)
休館日 月曜日(4月29日・5月6日(月・祝)は開館、翌4月30日・5月7日(火)は休館)
開館時間 10:00〜17:00
会 場 ガスミュージアム ガス灯館2階 ギャラリー(東京都小平市大沼町4-31-25)
入 場 無料
ホームページ https://www.gasmuseum.jp/
アクセス
西武新宿線 花小金井駅北口「花小金井駅入口」バス停より または、JR中央線 武蔵小金井駅北口より[武21] 錦城高校前経由…東久留米駅西口行き西武バス「ガスミュージアム入口」バス停下車徒歩約3分
西武池袋線 東久留米駅西口より[武21]錦城高校前経由…武蔵小金井駅行き西武バス 「ガスミュージアム入口」バス停下車徒歩約3分
西武新宿線 小平駅より徒歩約20分(2km)新青梅街道 滝山南交差点角
※駐車場無料

ガスミュージアムについて
 ガスミュージアムは、日本のガス事業に関する貴重な資料を展示・収蔵するために、1967(昭和42)年に東京都小平市に開設されました。
 明治の初めにガス灯が灯って以来、台所やお風呂・暖房などいつも私たちのくらしと共にあったガスの歴史を赤レンガの洋館の中でゆっくりお楽しみいただけます。
 食文化への学びや体験の提供に取り組む博物館であることが評価され、2022(令和4)年3月に文化庁から「食文化ミュージアム」として認定されました。
 また、2022(令和4)年4月、日本の都市ガス事業を牽引した明治時代を代表する実業家である渋沢栄一を紹介するギャラリーも完成しました。新しい一万円札の顔に決まった渋沢栄一が日本の近代化に果たした役割の一端をご覧いただけます。

食文化ミュージアムロゴマーク
ロゴマーク

 食文化への学びや体験の提供に取り組む博物館であることが評価され、2022(令和4)年3月に文化庁から「食文化ミュージアム」として認定されました。
また、2022(令和4)年4月、日本の都市ガス事業を牽引した明治時代を代表する実業家である渋沢栄一を紹介するギャラリーも完成しました。新しい一万円札の顔に決まった渋沢栄一が日本の近代化に果たした役割の一端をご覧いただけます。

GAS MUSEUM がす資料館

住所東京都小平市大沼町4-31-25
TEL042-342-1715
WEBhttps://www.gasmuseum.jp/
開館時間*110:00~17:00
休み*2月曜日、年末年始(月曜日が祝日および振替休日の場合は翌日が休館)
ジャンル*3歴史、錦絵、ガス器具
入場料*4無料
アクセス*5花小金井駅から西武バス(武21系)ガスミュージアム入口下車徒歩3分
東久留米駅から西武バス(武21系)ガスミュージアム入口下車徒歩3分
武蔵小金井駅から西武バス(武21系)ガスミュージアム入口下車徒歩3分
西武新宿線小平駅より徒歩約20分(2km)
収蔵品https://www.gasmuseum.jp/collection/
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 空欄はオールジャンル *4 イベントにより異なることがあります。高齢者、幼年者、団体割引は要確認*5 表示時間はあくまでも目安です

 

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

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