W'UP!★3月20日~6月15日 特別展「江戸東京博物館コレクション~江戸東京のくらしと食べ物~」 江戸東京たてもの園(東京都小金井市)

特別展「江戸東京博物館コレクション~江戸東京のくらしと食べ物~」
会 期 2025年3月20日(木・祝)~6月15日(日)
会 場 江戸東京たてもの園(小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内)展示室
開館時間 3月21日(金)まで 9:30~16:30(入園は閉園30分前まで)
3月22日(土)から 9:30~17:30(入園は閉園30分前まで)
休館日 月曜日(月曜日が祝休日の場合はその翌日)※ただし3月24日は開園
入場料 江戸東京たてもの園観覧料でご覧になれます。
一般 400円、65歳以上の方 200円、大学生(専修・各種含む)320円、高校生 200円
ホームページ https://www.tatemonoen.jp/special/2025/20250320.php
- 風俗三十二相むまさう 嘉永年間女郎之風俗(月岡芳年/画 1887年(明治21)) 展示期間:3/20~4/20
- 近世職人絵尽 狩野晏川/写(鍬形蕙斎/原画) 1890年(明治23) 展示期間:4/22~5/18
- 「御料理献立競」(江戸時代)
- フランス料理店「龍圡軒」で使われた大皿(明治時代)
- 隣組回覧板(京橋区湊町)「食品を大切にいたしませう」(東京市/発行 昭和時代前期)
- 東京名所三十六戯撰数寄屋河岸 昇斎一景/画 1872年(明治5) 展示期間:3/20~4/20、5/20~6/15
- 製麺機(大野化学機械/製 1945~46年(昭和20~21))
- 電気炊飯器ER−5(東京芝浦電気株式会社/製 1955年(昭和30))
江戸時代、幕府が置かれた江戸は政治と文化の中心地として、武士をはじめとする多くの人々が暮らす大都市へと発展しました。そんな江戸では、近郊農村からの野菜や江戸前の新鮮な魚介類を用いた料理が普及し、庶民の間で楽しまれていました。明治時代になると、海外から西洋料理が持ち込まれ、明治政府は特に外交の場では公式の料理とするなど積極的に導入を図っていきました。当初はテーブルマナーなどに四苦八苦しながらもその吸収に努めていく中で、これまでの食文化と融合した洋食が誕生し、広く親しまれるようになりました。この展覧会では、長期休館中の江戸東京博物館のコレクションの中から厳選して、江戸東京における食文化の変遷をひもときます。江戸庶民の食が西洋料理と出会い、うまく混ざり合って、今日の日本の食文化へと進化していった、その過程をご紹介します。
見どころ 展示構成は以下の通りです。
第1章 華開く江戸の食文化
第2章 食文化の文明開化
第3章 戦中戦後の食事情
第4章 外食産業の発達と食の多様化
関連イベント
ミュージアムトーク 3月22日(土)14:30~
「特別展『江戸東京博物館コレクション~江戸東京のくらしと食べ物~』みどころ」
担当:阿部由紀洋(学芸員)
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