W'UP! ★5月18日~6月6日 鈴木星亜・山田康平『Overlay』/6月9日~6月26日 田口愛子『On The Way To(オン ザ ウェイ トゥー)』 西武池袋本店 アートカプセル(豊島区南池袋)

W'UP! ★5月18日~6月6日 鈴木星亜・山田康平『Overlay』/6月9日~6月26日 田口愛子『On The Way To(オン ザ ウェイ トゥー)』 西武池袋本店 アートカプセル(豊島区南池袋)

 

2023年5月18日(木)~6月6日(火)
鈴木星亜・山田康平『Overlay』

異なるベクトルから描く2人の表現が重なり合う空間
 今展は鈴木星亜と山田康平という作風も年齢も異なる2人の交流によって開催される展覧会です。タイトルは重なり合うという意味の「Overlay(オーバーレイ)」。言葉によるデッサンから絵画を再構築する鈴木星亜と、実験的な色と形による抽象表現を探求する山田康平。異なるベクトルから描く2人の展覧会開催は、愚直なまでに真摯に絵画と向き合う互いの姿を認め合った産物とも言えるでしょう。
 多摩美術大学大学院在学中にVOCA賞を受賞した鈴木星亜と武蔵野美術大学から京都芸術大学大学院へと進み頭角を現した山田康平。世代のトップリーダー2人が共鳴して重なり合う空間をぜひ体感ください。

鈴木星亜・山田康平『Overlay』
会 期 2023年5月18日(木)~6月6日(火)
※最終日6月6日(火)は、当会場のみ午後6時にて閉場いたします。
会 場 西武池袋本店2階(中央B7)アート カプセル+
※本展示には一部参考作品が含まれます。
企画協力 鈴木萌夏 WATERS mona art office

鈴木星亜作品

山田康平作品

鈴木星亜
1986年 東京都生まれ
2010年 多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2012年 多摩美術大学大学修士課程絵画専攻油画研究領域修了
受賞歴
2012年 「VOCA展2012」 VOCA賞受賞 上野の森美術館/東京

鈴木ポートレイト

山田康平
1997年 大阪府生まれ
2020年 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻卒業
2022年 京都芸術大学修士課程美術工芸領域油画専攻修了
受賞歴
2019年 「学生選抜展」奨励賞、「FACE展」入選
2020年 CAF賞

山田ポートレイト

モノクロの西武のロゴや街並みを断片的にコラージュしたような絵画

35.7295442, 139.7118460 2023 297x420x20mm 木製パネルにアクリル、油彩
※この作品のタイトルは、座標を示しており、グーグルマップと紐づけられていて西武池袋本店を示しています。

2023年6月9日(金)~6月26日(月)
田口愛子『On The Way To(オン ザ ウェイ トゥー)』

 現実と虚構、デジタルとアナログ、を行き来できるインタラクティブな作品たち
 グーグルストリートビューを背景に使用し、人体のパーツで構成された生命体「ボディ」を配置した作品は、現実と虚構、デジタルとアナログを横断すると評される田口愛子氏の個展を開催します。
 今回、本展示のため「ボディ」たちが自らの足でアート カプセル+にわらわらと集まってきました。「ボディ」たちの共演とグーグルストリートビュー に記録された展示会場までの軌跡をぜひお楽しみください。

展示作品

モノクロの街並みを断片的にコラージュしたような絵画
35.6753634, 139.6994652 2023年 594×841×27mm 木製パネルにアクリル、油彩
モノクロの街並みを断片的にコラージュしたような絵画
35.7007019, 139.7031248 2023年 594×841×27mm 木製パネルにアクリル、油彩

アーティストステートメント
 裸婦画、裸婦像など美術史に残る多くの作品で人体の美が見られる。
 歴史の中で美しさのトレンドはその時々で変わるが、人体そのものを美の対象とすることは現代でも変わらない。
 デジタルネイティブと呼ばれる若い世代は、スマートフォンやアプリを使いこなし、顔や体を加工、修正し続け理想の美を手軽につくり続けている。
 そんなデジタル世代ならではの理想美の作り方を、人体画像のスキャナーによる解体、デジタル上でのコラージュなどを用いて作品に落とし込んでいる。
 身体に宿る有機的形態(オーガニックフォーム)そのものを変形させた新たな生命体「ボディ」を、作品のアイコンとして使用。
 “その生命体が実際に存在しているとしたら”がテーマに、グーグルストリートビューを背景に、ボディを配置して描いている。
 現実を象徴するグーグルストリートビューを利用することで、虚構の存在であるはずのボディのリアリティ感を高めている。
 現実と虚構、デジタルとアナログ、を行き来できるインタラクティブな作品に仕上げている。

アーティストポートレイト

作家プロフィール
1994年 東京都生まれ。女子美術大学付属高校でアートとデザインの基礎を学ぶ。
2015年 ロンドン芸術大学 セントラルセイントマーチンズ ファウンデーション修了。このころから人体をモチーフに制作を始める。
2018年 ロンドン芸術大学 ウィンブルドンカレッジオブアート ファインアート卒業。現在は東京を拠点に活動をしている。
主な展示
2021年 「35°40'10.0"N 139°45'42.7"E」(ギャラリー林・東京)、「EPIC PAINTERSvol.8」(THE blank GALLERY・東京)、「SHIBUYA STYLE vol.15」(西武渋谷店)、「WATOWA ARTAWARD 2021」青井茂賞受賞。
2022年 「THE SELECTED vol.1」(elephant STUDIO・東京)、「 35°40'57.4"N 139°44'29.1"E」(MATTER・東京)、「nine colors」(西武渋谷店、阪急うめだ本店)、「Bodyscope」(Feb gallery Tokyo)、「SHIBUYA STYLE vol.16」(西武渋谷店)など。                                                                           
Instagram @aikotag
Website https://www.aikotaguchiart.com

田口愛子『On The Way To(オン ザ ウェイ トゥー)』
会 期 2023年6月8日(木)~6月27日(火)
会 場 西武池袋本店 2階(中央B7)=アート カプセル+
※最終日6月27日(火)は、当会場のみ18:00にて閉場いたします。
企画協力 mona art office
※作品の購入を希望される方は売場係員にお問い合わせください。
※本展示には一部参考作品が含まれます。

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

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