W'UP ★10月18日~11月8日 加藤美佳『とらしっぽリバー』刊行記念展 小山登美夫ギャラリー 天王洲(品川区東品川)

加藤美佳『とらしっぽリバー』刊行記念展
会 期 2025年10月18日(土)~11月8日(土)
会 場 小山登美夫ギャラリー天王洲(東京都品川区東品川1-33-10 Terrada Art Complex Ⅰ 4F)
開館時間 11:00~18:00
休館日 日曜日、月曜日、祝日
入館料 無料
ホームページ https://www.tomiokoyamagallery.com/
お問合せ 03-6435-5710
オープニングレセプション 10月18日(土)17:00~19:00
※作家も在廊予定です。
2024年6月、六本木にて18年ぶりの個展を開催した加藤美佳。その作品は生活や心情の変遷とともに大きな変化を遂げました。自作の立体を撮影した写真作品や、とらのしっぽのように蛇行した巨大な木のモザイクテーブルの上に、石、木、ガラス等を支持体として日常のささやかな場面を描いた小作品をたくさん点在させています。
日常生活の中で、自然、生物、家族を愛し、慈しみの視点を時を重ねて詩的に紡いだ加藤の新しい作品群は、観る人々の共感を呼びました。
本作品集はその個展展示風景の記録、過去作品、論考、作家インタビューと、加藤のいままでの作家人生が凝縮された貴重な一冊となっています。
本展では、通常作品集と限定50部特別版の販売、および作品集表紙に使用した木製ブロックの作品やドローイング、2024年六本木での個展出展作のうち数点と、特別版のセットとなる50の小作品を展示、販売します。
特別版に関する作家ステートメント
片手に収まるサイズの小さな作品を50個作っています。どれも日々の生活の中から、材料をみつけています。草の産毛や根、新聞紙、砂浜や河原で拾ったもの、裁縫箱の奥で眠っていた刺繍糸、フルーツの食べられない部分などです。カラフルな子供用鉛筆の削りくずも出番待ちをしています。「パート・ド・ヴェール」という技法で作ったガラスも素材として使っています。
成りゆきにまかせて制作しています。今日は、油絵用キャンバス地の切れ端を分解してみました。糸の撚りをほぐして分け、繊維を切ってしまわないよう柔らかく針で撫でとかし続けると、細い細い無数の光る筋になりました。細すぎて端がみつけられず、空気に溶けこむ湯気のようでした。まだこの麻が地面に生え水色の花をゆらせていた時、筋がストローとして水を吸い上げていたのか––と思うと、窓越しの草ぼうぼうの中に、自分も吸い込まれるようなイメージが浮かびました。
背景となる木のモザイクから、オブジェは取り外せます。マグネット等で付いているので、壁に鉄の画鋲を刺し、オブジェ部分だけを単体でつけることもできます。さらに、一部分をはずして遊べるものもあります。お守りのように、誰かのすぐそば、触れられるところにあってほしいです。

関連商品(通常版)
タイトル 加藤美佳『とらしっぽリバー』
仕様 260×260mm、ソフトカバー、ミシン中綴、120ページ(72ページ+小ページ48ページ)、日英バイリンガル、500部
価格 13,200円(税込)
販売開始 2025年10月18日(土)より
販売場所 小山登美夫ギャラリー、OIL by 美術手帖
スタッフ
執筆 加藤美佳
論考 水田有子(東京都現代美術館 学芸員)
翻訳 ベンジャー桂
デザイン 高見澤美寧
編集 宮村周子、小山登美夫ギャラリー
刊行 小山登美夫ギャラリー
関連商品(特別版)
タイトル 加藤美佳『とらしっぽリバー』+小作品
仕様 限定50セット
価格 55,000円(税込)
販売開始 2025年10月18日(土)より
販売場所 小山登美夫ギャラリー
(以上、小山登美夫ギャラリー プレスリリースより)
W'UP★10月15日~11月15日 伊藤慶二展「土の人」 小山登美夫ギャラリー京橋(中央区京橋)
W'UP★10月15日~11月15日 伊藤慶二展「沈黙と空間」 小山登美夫ギャラリー六本木(港区六本木)
W'UP★10月4日~11月16日 廣瀬智央展「From Sky to Sky」 小山登美夫ギャラリー前橋(群馬県前橋市)
| 住所 | 東京都品川区東品川1-33-10 Terrada Art Complex Ⅰ 4F |
| TEL | 03-6459-4030 |
| WEB | http://tomiokoyamagallery.com |
| 営業時間*1 | 11:00 〜 18:00 |
| 休み*2 | 日、月、祝 |
| ジャンル*3 | 現代美術 |
| アクセス*4 | 東京臨海高速鉄道りんかい線・天王洲アイル駅「B 出口」より徒歩約8分 東京モノレール羽田空港線・天王洲アイル駅「中央口」より徒歩約11分 |
| 取扱作家 | http://tomiokoyamagallery.com/ |
| *1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術は、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります | |





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