W'UP!★9月30日〜10月29日 クゥワイ・サムナン展「Love of the Land」 小山登美夫ギャラリー天王洲

W'UP!★9月30日〜10月29日 クゥワイ・サムナン展「Love of the Land」 小山登美夫ギャラリー天王洲

 

Calling for Rain, 2021 Digital C-Print, 60.0 x 90.0 cm, Edition of 4 + 2AP and 80.0 x 120.0 cm,
Edition of 3 + 2AP.Commissioned for the Children’s Biennale, by National Gallery of Singapore. ©︎Khvay Samnang

2022年9月30日(金)〜10月29日(土)
クゥワイ・サムナン展「Love of the Land」

 この度小山登美夫ギャラリーでは、国際的に活躍するカンボジアのアーティスト、クゥワイ・サムナンの個展「Love of the Land」を、六本木、天王洲の2箇所で同時開催いたします。
 六本木では2018年「Popil」(ポピル)の写真・映像作品、天王洲では2021年「Calling for Rain」(コーリング・フォー・レイン)の映像作品を展示。両作品とも、日本での初公開です。

 クゥワイ・サムナンは、カンボジアの現状を、皮肉と、軽快さとユーモアで問題提起する前回、今回のドクメンタにも参加した、カンボジアの国際的現代アーティストです。
 クゥワイ・サムナンは、1982年カンボジア生まれ。2006年プノンペンの王立芸術大学を卒業。アーティストコレクティブ「Sa Sa Art Projects」のメンバーとしても活動しています。
 クゥワイは作品制作において、カンボジアの社会的な深刻な問題を、現地で時間をかけて徹底的に調査、ヒアリングを重ねます。
 そして歴史に対して新たな解釈を示しつつ、土着な素材を用いた立体、インスタレーション、ビデオアート、自らの身体を用いたパフォーマンスなど、様々な方法で皮肉に、軽快に、ユーモラスに多層な意味を込めて表してきました。
 「Untitled」(2011)では、幼い頃遊んだ湖が、富裕層のための開発で埋め立てられて荒廃し、多くの住民が追い出されたことを憂い、自らが湖に入って砂を被る様子を撮影。
 プノンペンの路上床屋の髪で制作した牛角をかぶり、リアカーを引き、浅草でカウタクシーとなるパフォーマンス「Cow Taxi at Asakusa」(2010)。カンボジアの新年に動物に扮し幸福をもたらす伝統舞踊を参考に、トーキョーワンダーサイトでのレジデンスと日本への感謝を表しました。
 また、カンボジアから輸入した砂で埋め立てたシンガポールのビーチで、出会った人々と楽しむ様子を表した「Enjoy My Sand」(2013-2015)など、カンボジアの若い世代らしい、クリエイティブで刺激的な問題提起は、各地で大きな話題を呼んでいます。
 アーティストとしての国際的な活動は特筆に値し、2015年パリのジュ・ド・ポーム現代美術館、ボルドー現代美術館CAPC 、2018年ミュンヘンのハウス・デアクンストでの個展や、2017年、2022年(Sa Sa Art Projectsのメンバーとして) のドクメンタなど、世界各地で様々な展覧会に参加。
 今年2022年10月6-16日に開催される和歌山の「紀南アートウィーク2022」にも参加します。作品はオーストラリア国立美術館、シンガポール美術館、KfW(ドイツ復興金融公庫)財団などに収蔵されています。

 より詳しい作家説明はこちらをご覧ください http://tomiokoyamagallery.com/artists/khvaysamnang/

Calling for Rain, 2021 Digital C-Print, 60.0 x 90.0 cm, Edition of 4 + 2AP and 80.0 x 120.0 cm, Edition of 3 + 2AP. Commissioned for the Children’s Biennale, by National Gallery of Singapore. ©︎Khvay Samnang

 

クゥワイ作品の背景ーカンボジアの凄惨な歴史と、現在の天然資源の搾取、環境汚染
 クゥワイの作品には、カンボジアという国の歴史や現状が大きな背景となっています。
 カンボジアでは、1975年からの4年間、ポル・ポト政権下で自国民が何百万人も虐殺され、宗教や教育が否定され、文化遺産が破壊される悲惨な時代がありました。その影響で現在国民の約半数が30歳以下、国民の平均年齢は23.9歳だといいます。
 近年は若い労働力をターゲットに、中国など外資からの投資で急激な高度成長を遂げましたが、それにより、天然資源の搾取や、環境汚染が拡大しており、一方でいまだに多くの人々が貧困に苦しんでいます。
 クゥワイはあるインタビューで次のように語っています。
 「発展途上国は、環境問題について大きな問題を抱えている。私は疑問に思う。発展とは何のためなのか、誰のためなのか?」

 六本木での出展作「Popil」は、2018年ミュンヘンのハウス・デアクンストでの個展時に制作された立体作品、写真、ビデオ作品です。

小山登美夫ギャラリー天王洲(東京都品川区東品川1-33-10 Terrada Art Complex I 4F)
会 期 2022年9月30日(金)〜10月29日(土)
時 間 11:00〜18:00
休廊日 日・月・祝
入場無料

W’UP!★10月1日~10月29日 クゥワイ・サムナン展「Love of the Land」 小山登美夫ギャラリー六本木

住所東京都品川区東品川1-33-10 Terrada Art Complex Ⅰ 4F
TEL03-6459-4030
WEBhttp://tomiokoyamagallery.com
営業時間*111:00 〜 18:00
休み*2日、月、祝
ジャンル*3現代美術
アクセス*4東京臨海高速鉄道りんかい線・天王洲アイル駅「B 出口」より徒歩約8分
東京モノレール羽田空港線・天王洲アイル駅「中央口」より徒歩約11分
取扱作家http://tomiokoyamagallery.com/
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術は、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります

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