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W'UP★10月10日~11月21日 朝長弘人「しわのある風景」 KOSAKU KANECHIKA(品川区東品川)

W'UP★10月10日~11月21日 朝長弘人「しわのある風景」 KOSAKU KANECHIKA(品川区東品川)
 
《水田》 2026 Oil, wax on linen mounted on panel 194.0 x 97.0 cm


朝長弘人「しわのある風景」
会 期 2026年10月10日(土)~11月21日(土)
会 場 KOSAKU KANECHIKA(東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA ART COMPLEX I 5F)
開館時間 11:00~18:00
休館日 日曜日、月曜日、祝日
入館料 無料
ホームページ https://kosakukanechika.com

 KOSAKU KANECHIKAでは、2026年10月10日から11月21日まで、天王洲にて朝長弘人展「しわのある風景」を開催いたします。
 朝長は、眼前のものがふと違って見える瞬間を捉え、それを絵画に起こそうとしています。作家の眼の中で起こる変化は、徐々に絵画における絵具の質へと変換され、画面に固定されます。描かれた絵画は固定されつつも再び動く予感を含んでおり、それは眼前の世界に対し作家自身が抱く寄る辺なさのあらわれでもあります。

《水玉》 2026 Oil, wax, tempera on linen mounted on panel 73.8 x 91.0 cm
《水玉》 2026 Oil, wax, tempera on linen mounted on panel 73.8 x 91.0 cm

 近作における大きな変化は、色やフォルムの効果をあえて互いに打ち消し合わせ、画面内でそれぞれがつり合う地点を探る試みにあります。地色の上に別の色を重ねて描き、こそげ落としては、強い筆圧で絵具を叩き込むことで画面の深度を操作していく。こうした行為の集積によって色彩は自ずと沈潜し、画面は極めて彩度の低いローコントラストな状態へと導かれます。その結果、画面には一見すると頼りなさげな「弱さ」が現れます。
 しかし、その画面において生起するのは、極めて繊細な知覚の効果です。削ぎ落とされた絵具の層がせめぎ合う微細な境界では、打ち消し合ったはずの色彩が反応し合い、実際には使用していない色をも鑑賞者の眼前に浮かび上がらせます。要素が相殺されたあとの画面の奥底には、無数の反応が充満し、それが静かながらも抗いがたい確かな強度となって、観る者の身体に迫ります。
 本展に際し、朝長は以下のステートメントを寄せています。

 風景が紫色に見える瞬間がある。
 まず黄色や褐色といった乾いた色があり、その上に光や湿り気がうすい膜を引いている。透きとおった表面を眺めていると、含まれている熱やざらつきが分かる。
 混ざっているのではなく、ふたつの面を同時に見ている。
 絵を描く時には、異なるものを突き合わせた時にできる「しわ」のようなものについて考える。
 色やフォルムにはそれぞれ役割がある。くすんで沈む、浮遊する、強く光を跳ね返す、貫いて横断する、など。それらはひとつの絵の上で同時に働き、互いに関わりあっている。
 圧しつけて衝突させると、相殺され、しわが残る。しわは道のような細いフォルムになったり、連なって鱗のように見えたりする。そして、末端まで張り巡らされている。
 絵は豊かになるにつれ見えづらくなっていくが、絵の跡には小さな凹凸が残っていて、触れることができる。

 「しわのある風景」と題された本展では、朝長の新作ペインティングを約15点展示します。この機会にぜひご高覧ください。

オープニングレセプション
日時 10月10日(土)17:00~19:00
会場 Tennoz

プロフィール
朝長弘人(ともなが ひろと) 
 1997年佐賀県⽣まれ。2020年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒業、2022年に武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。現在は千葉を拠点に制作しています。主な個展に「明滅する地点」(GALLERY WATER、東京、2021)、「つり合い」(gallery 美の舎、東京、2022)、「乱反射」(武蔵野美術大学、東京、2023)、主なグループ展に「FACE2022」(SOMPO美術館、東京、2022)、「絵の律」(biscuit gallery karuizawa、長野、2023)、「Against Ornament, Against the Object」(GALLERY BATON、ソウル、2026)があります。2022年にはFACE2022入選、アートアワードトーキョー丸の内審査員賞を受賞しました。KOSAKU KANECHIKAでは昨年に続き4回⽬の個展になります。

W'UP★10月30日~12月12日 舘鼻則孝 「Heel-less Shoes」 KOSAKU KANECHIKA(中央区京橋)

住所東京都品川区東品川1-33-10 Terrada Art Complex 5F
TEL03-6712-3346
WEBhttps://kosakukanechika.com/
営業時間*111:00 〜18:00
休み*2日、月、祝
ジャンル*3現代美術
アクセス*4天王洲アイル駅より徒歩8分、新馬場駅より徒歩7分
取扱作家https://kosakukanechika.com/artist/
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術は、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります

※本記事は各施設配布のプレスリリースおよび提供情報をもとに作成しています。

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