W'UP★5月23日~6月23日 佐藤翠「Stroking the Swayー風をなでるー」小山登美夫ギャラリー前橋(群馬県前橋市)

130.3 x 97.0 cm ©Midori Sato
佐藤翠「Stroking the Swayー風をなでるー」
会 期 2026年5月23日(土)~6月23日(火)
会 場 小山登美夫ギャラリー 前橋(群馬県前橋市千代田町5丁目9-1 まえばしガレリア内 Gallery 2)
開館時間 11:00~19:00
休館日 水曜日、木曜日
入館料 無料
ホームページ https://www.tomiokoyamagallery.com/
エモーショナルで大胆な筆のストローク、紫、黄、ピンク、オレンジ、青などの鮮やかな色彩の線と面のコンビネーション。下書きなしにキャンバスに描き、偶然の絵具の滲みや余白をあえて残して示す、遥かな空間の広がり。佐藤作品は、絵画ならではの多層的で自由な魅力にあふれ、私たちの感性を大いに刺激してくれるでしょう。
クローゼットは独自の代表的なモチーフであり、またドレス、シューズ、カーペット、花々、果物など、昔から多くの人々を魅了してきたシンプルで根源的モチーフにも取り組んでいます。佐藤はそれらに対する憧憬と自身の感覚に従い、現実とイマジネーションを行き来しながら可憐で現代的な独自の作品世界にまで昇華させます。
また特徴として、同じモチーフを繰り返し描きながら、その時々の体験やその感動により表現を変化させる点があります。クローゼットやドレスに花をからませ、空を飛んだり、線が抽象的になり、具体的なモチーフがあったり。その新鮮な世界観は、次はどう変化するのだろうという期待感をもたらし、多くのコレクターや美術関係者、企業やクリエイターなど多分野で高い評価を得てきました。
関連イベント
オープニングレセプション
日時 2026年5月23日(土)17:00~19:00
会場 小山登美夫ギャラリー 前橋(群馬県前橋市千代田町5丁目9-1 まえばしガレリア内 Gallery 2)
佐藤翠 プロフィール
2013年 VOCA賞で大原美術館賞を受賞
2016年 あいちトリエンナーレに参加
2023年 パートナーの守山友一朗と共に「部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで」(ポーラ美術館、箱根、神奈川)に出展
近年の主な個展として、「Diaphanous petals」(ポーラ美術館アトリウム ギャラリー、2019年)、「FLOW」(Gana Art Bogwang、ソウル、韓国、2023年)
小山登美夫ギャラリーでは、2012年から今回で6回目の個展
中村文則の小説『去年の冬、きみと別れ』(幻冬舎)の装画や、RMKとのコラボレーションなど、活動は多岐にわたる
佐藤翠からの文章
Stroking the Sway
ー風をなでるー
6月のイギリス、コッツウォルズ。ある庭園の一角で、辺り一面にたくさんのマーガレットが咲いていました。それを目の前に、温かい紅茶とお菓子が楽しめるようになっていたので、穏やかに晴れた午後のひと時を、そこでゆっくりと過ごすことにしました。
乾いた空気の爽やかな気候の中で、グリーンフィールドに無数のマーガレットの白い花びらがゆらゆらと風に揺れていました。お茶の時間を終えてから、その中を歩いてみると、花の隙間をさらさらと吹き抜ける風が肌に優しく触れ、その場所に包み込まれるような心地よさを感じました。
ふとその感覚から、白く透ける柔らかなドレスが並ぶクローゼットのイメージが降りてきました。光を浴びて刻々と色を変えていくドレスが私を取り囲む。風に揺れるドレープが肌に触れ、あのマーガレットフィールドのように私を満たしてくれます。手を伸ばし、それをゆっくり横になでるようにして、ふたたび、あの風の感触を確かめてみたいです。
佐藤翠
(以上、小山登美夫ギャラリー プレスリリースより)
W'UP★5月2日~6月13日 エルネスト・ネト「Dreaming Beings(夢見る存在たち)」 小山登美夫ギャラリー六本木(港区六本木)
W'UP ★10月18日~11月8日 加藤美佳『とらしっぽリバー』刊行記念展 小山登美夫ギャラリー 天王洲(品川区東品川)
W'UP★5月2日~5月20日 粂原愛 個展「誰が袖を見遣る」/5月23日~6月10日 Yohta Matsuoka 個展「Life on the Table」 銀座 蔦屋書店 FOAM CONTEMPORARY(中央区銀座)



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