W'UP★11月2日~2025年2月24日 漫画家・森薫と入江亜季 展 ―ペン先が描く緻密なる世界―/~3月30日 寺山修司展 世田谷文学館(世田谷区南烏山)
漫画家・森薫と入江亜季 展 ―ペン先が描く緻密なる世界―
会 場 世田谷文学館(東京都世田谷区南烏山1-10-10)
会 期 2024年11月2日(土)~2025年2月24日(月・振)
開館時間 10:00~18:00(展覧会入場、ミュージアムショップは17:30まで)
休館日 毎週月曜日(但、月曜が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12月29日~1月3日)、館内整備期間(3月10日~18日)
入場料 一般 1,000(800)円、65歳以上・大学・高校生 600(480)円、小・中学生 300(240)円
※障害者手帳をお持ちの方500円(ただし大学生以下は無料)
※( )は団体割引・せたがやアーツカード割引料金
※11/8(金)は65歳以上の方は入場無料
※11/16(土)、17(日)はセタブンマーケット開催に伴い入場無料
お問い合わせ 03-5374-9111
世田谷文学館公式サイト https://www.setabun.or.jp/
精巧なペンづかいで描かれた緻密なる世界――
同時期にデビューし、同じ雑誌で連載を重ね、ともに成長してきた漫画家・森薫と入江亜季。アナログの手描きにこだわりつづける二人が生みだす絵は、極めて繊細な線で描かれながら、ペン先の力強い息づかいを見る者に伝えます。
ビクトリア時代の身分を越えた恋物語を描いた『エマ』、細部まで描きこまれた中央アジアの風物と美しい花嫁たちが登場する『乙嫁語り』。キラキラと輝く魔法と少女の成長を描いた『乱と灰色の世界』、アイスランドの大自然のなかで消えた弟の行方を探る『北北西に曇と往け』。
美しい線画と華麗なコマ割りやセリフが織りなす綾はドラマティックでファンタスティックな物語へと読者を誘います。
本展では、原画とともに、同人誌時代の作品やイラストレーション作品、机周りや創作メモ、取材の様子など執筆の現場も紹介。物語の世界はもちろん、一枚の原稿がうまれる過程までご紹介します。漫画家と、その漫画がもつ情熱をぜひ体感してください。
森薫(もり・かおる)
東京都生まれ。高校時代より同人活動を開始、2001年『エマ』にてデビュー。2005年、同作が文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。現在「青騎士」にて連載中の『乙嫁語り』で2012年、アングレーム国際漫画祭世代間賞を受賞。
ヤドカリ・ファンシーラット・猫・カタツムリを飼育中。これから飼いたいのはリクガメ。
入江亜季(いりえ・あき)
香川県生まれ。高校時代より同人活動を開始、2004年読切作品「アルベルティーナ」でデビュー。2005年『群青学舎』発表。2008年、「Fellows!」にて『乱と灰色の世界』連載開始。2012年、同作が文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員推薦作品に選出。現在「青騎士」にて『北北西に曇と往け』を連載中。
作中に登場するジムニーJA11と同型の中古車を購入している。
関連イベント情報
会期中には関連イベントも続々企画中! イベント詳細については当館公式HPにて順次お知らせします。
同時期開催コレクション展(下記参照)
寺山修司展―世田谷文学館コレクション展 2024年度後期
2024年10月5日(土)~2025年3月30日(日)
SNS
https://twitter.com/SETABUN/
https://www.youtube.com/channel/UCGkqx7WiCNaFX99nw3Gqs_Q
https://www.facebook.com/dokobun/
主 催 公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
特別協力 KADOKAWA
協 賛 株式会社ウテナ、東邦ホールディングス株式会社
後 援 世田谷区、世田谷区教育委員会
アクセス 京王線「芦花公園」駅南口より徒歩5分、小田急線「千歳船橋」駅より京王バス利用(千歳烏山駅行)「芦花恒春園」下車徒歩5分
無料ご招待券プレゼントは定員に達したため、締め切りました。ご応募どうもありがとうございました。
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寺山修司展
会 場 世田谷文学館1階展示室(東京都世田谷区南烏山1-10-10)
開催日 2024年10月5日(土)~2025年3月30日(日)
開館時間 10:00~18:00(展覧会入場、ミュージアムショップは17:30まで)
休館日 毎週月曜日(但、月曜が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12月29日~1月3日)、館内整備期間(3月10日~18日)
入場料 一般200円(160円)/高校·大学生150円(120円)/65歳以上、小·中学生、障害者手帳をお持ちの方100円(80円)
※()内は20名以上の団体利用や「せたがやアーツカード」等の各種割引料金です
※各種割引については、手帳など証明できるものをお持ちください
※障害者手帳をお持ちの方で大学生以下は無料になります
※障害者手帳をお持ちの方の介添え者(1名まで)は無料になります
※10月5日(土)は60歳以上入場無料、11月8日(金)は65歳以上入場無料
※11月16日(土)·17日(日)はセタブンマーケット開催に伴い入場無料
お問い合わせ 03-5374-9111
世田谷文学館公式サイト https://www.setabun.or.jp/
表現活動の豊かな可能性を模索した寺山修司(1935~83)は、様々な芸術分野を横断することでその才能を遺憾なく発揮しました。現在も、戯曲の再演や映画上映などを通じて、若い世代を含めたファンは増え続けています。また、近年では教科書に取り上げられるなど、寺山作品は思春期の感受性豊かな若者に、時代を越えて語り続けており、その作品の普遍性が新たな読者を獲得していくのです。
寺山修司は、18歳で「短歌研究」新人賞を受賞。その後「俳句」や「短歌」などの定型詩から、自由詩へと創作活動の基盤を移し、歌謡曲の作詞や放送詩(ラジオ)へと活動ジャンルを広げました。そして、30歳を前後する1960年代後半には世田谷区下馬へ移り住み、演劇実験室「天井棧敷」を設立します。長編小説や戯曲、評論など新たな執筆活動を交えながら、演劇や映画といった芸術ジャンルへと移行していく、寺山にとって節目となる時期がこの世田谷時代でした。
寺山生誕90年にあたり、本展ではこれまで当館で収蔵してきた関連コレクションを一堂に展示します。自筆の書簡や「天井棧敷」に関する資料(原稿・台本・ポスター)など約150点の資料で、寺山修司の人物像とその活動をご紹介します。
展示構成・ハイライト
1.世田谷区下馬・演劇実験室「天井棧敷」の設立
新婚間もない寺山は、自宅向かいのマンションに〈家出した〉少年少女を劇団員として受け入れ、共同生活を始めます。演劇実験室「天井棧敷」の誕生です。母一人子一人で育った寺山にとって、生涯唯一のこの共同生活は「少しずつ『家庭』の内実を変えた」末の、新しい〈家〉のモデルだったのかもしれません。本章では約100点の関連資料を通じて、寺山修司の演劇活動をご紹介します。
2.手紙魔・寺山修司
高校時代から俳句や短歌を手掛けた寺山は、読者の心を虜にするような饒舌な語りかけを得意としました。短いフレーズで鮮烈に記憶に残る寺山の言葉は、知人へ宛てた手紙からも読みとれます。筋金入りの手紙魔と称される寺山ですが、本章では特に20代前半期の自筆書簡約40点を展示し、寺山修司の人物像に迫ります。
SNS
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主 催 世田谷区、公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
後 援 世田谷区教育委員会
協 力 (株)テラヤマ·ワールド
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