W'UP★4月13日~6月3日 松村久美写真展「沖縄から〈沖縄〉へ 1969-79」 東京工芸大学 写大ギャラリー(中野区本町)

松村久美写真展「沖縄から〈沖縄〉へ 1969-79」
会 期 2026年4月13日(月)~6月3日(水)
会 場 写大ギャラリー(東京都中野区本町2-4-7 5号館2F)
開館時間 10:00~19:00
休館日 木曜日、日曜日、祝日 ※ただし4月29日(水)、5月31日(日)は開館
入館料 無料
ホームページ https://www.shadai.t-kougei.ac.jp/
主 催 東京工芸大学芸術学部




松村久美(1947~)は、東京写真大学(現・東京工芸大学)を卒業後、1968年にアメリカ施政権下の沖縄を初めて訪れました。翌年、沖縄に移住し、本土「復帰」を目前に控えた沖縄に身を置くことになりました。ベトナム戦争の出撃基地となっていた当時の沖縄では、日米安保体制に潜む矛盾が噴出しており、若き写真家は「復帰」のうねりを全身で受け止めるように、この地で起こるさまざまな出来事をカメラに収めていきました。
反基地闘争、米軍基地労働者・全軍労のストライキ、自衛隊の訓練、ベトナム戦争下で栄える「基地の街」、ハンセン病療養所・愛楽園、離島の暮らしや祭祀、海洋博…まだ女性の写真家がほとんどいなかった時代、「ヤマトンチュ(大和人)」であることの葛藤の中で撮り溜められた膨大な写真は、70年代の沖縄を手当たり次第に詰めこんだような熱と広がりを持ち、その射程は南米の沖縄移民にまで届いています。
アジア・太平洋戦争の傷として残された米軍基地は、沖縄をベトナム戦争という新たな戦争への只中へと巻き込んでいました。沖縄から南米への移民の理由も第一次大戦期の深刻な経済不況や米軍による土地接收だったことを思い起こすなら、松村のレンズが捉えようとしたのは、戦争の傷痕を抱えながらも地に足をつけて生きる人々の姿だったと言えます。
1980年代にはエッセイ集『片想いのシャッター 私の沖縄10年の記録』を上梓するものの、沖縄からも写真からも一時遠のきます。2006年からは撮影を再開し、2026年には初の写真集『この先の島じまへ 1969年−1980年』の出版もされます。母校での初個展となる本展は、松村の沖縄との「出会い直しの旅」の一里塚です。(企画構成 小原真史)
モノクロ写真作品 約60点(予定)

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日時 2026年5月12日(火)18:30~19:45
会場 東京工芸大学 2号館B1F マルチメディア講義室
登壇 松村久美(写真家)×港千尋(多摩美術大学教授)×小原真史(東京工芸大学准教授)
松村久美(まつむら くみ)
1947年 徳島県徳島市生まれ
1968年 東京写真大学(現・東京工芸大学)卒業。写真家としての活動をスタート
1969年 沖縄へ移住し、3年間の滞在後に帰京
1975年 再び一年半沖縄に滞在し、各地の撮影を行う
1983年 『片想いのシャッター|私の沖縄一〇年の記録』(現代書館)を刊行
2006年 活動休止期間を経て制作を再開。以降、一貫して沖縄をテーマに撮影を続ける
2026年 初の写真集『この先の島じまへ 1969年−1980年』刊行予定
| 住所 | 東京都中野区本町 2-4-7 5号館(芸術情報館)2F |
| TEL | 03-3372-1321(代) |
| WEB | http://www.shadai.t-kougei.ac.jp/ |
| 営業時間*1 | 10:00 ~ 19:00 |
| 休み*2 | 木、日 |
| ジャンル*3 | 写真 |
| アクセス*4 | 地下鉄丸ノ内線・大江戸線 中野坂上駅1番出口より徒歩7分 |
| 取扱作家 | http://www.shadai.t-kougei.ac.jp/artist.html |
| *1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術は、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります。 | |
東京工芸大学 写大ギャラリー(中野区本町)
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