W'UP! ★9月15日~10月31日 松本秋則+松本倫子「惑星トラリス」展 BankART KAIKO(横浜市中区)

W'UP!  ★9月15日~10月31日 松本秋則+松本倫子「惑星トラリス」展 BankART KAIKO(横浜市中区)

 

2023年9月15日(金)~10月31日(火)
松本秋則+松本倫子「惑星トラリス」展

 竹でできた、動く+音が出るオブジェで知られる松本秋則と、カラフルな猫の「hoppe」の作品で知られる松本倫子のユニットがつくり出す架空の惑星「トラリス」。
 この惑星には独自の生態系があり、独特の形態で進化を遂げています。生態系の頂点に「トラリス」が君臨し、そのカラフルな色合いが様々な生物に寄生しています。コミュニケーションは不思議な音楽によって会話をしています。トラリスの住まいはキノコのような形をしていて、ある小屋はオルゴールのシャワーが降っています。また別の小屋は波の音に包まれています。砂浜にはカラフルな流木が散在し、カラフルな葉っぱが群生しており、空には音楽を奏でるオブジェやカラフルなアバターが群れを成しています。トラリスは惑星のあらゆる場所に生息しています。トラリスは変幻自在で、時には猫の形をしたり植物になったり楽器になったりします。そして時に、屋外空間へも増殖して、思いがけないところに出没したりします。お客様は、自由に会場内外を移動して、自身の想像力で惑星トラリスを膨らませてください。
 タルコフスキーの映画『惑星ソラリス』には人の意識を持った大気の海があり、寝て居る間に人の潜在意識を物質化するシーンがあります。このイメージを元に、松本秋則+松本倫子が「惑星トラリス」をかたちづくります。

松本秋則(まつもと・あきのり)
 1951年生まれ。1978年より創作活動を始め、現代日本美術展、日本国際美術展、ヘンリー・ムーア大賞展など数多く出品する。1992年五島記念文化財団の助成で、1年半アジア7ヶ国少数民族の芸能を研究。1999年第9回バングラデシュ・アジア・アートビエンナーレでグランプリを受賞。1981年よりサウンド・オブジェ(音の出る作品)を創作してギャラリー、美術館、野外など様々な場所で自動演奏によるサウンド・インスタレーションを展示する。現在はサウンド・オブジェを利用して、音楽、美術、演劇を融合したアキノリウムと言う新しいジャンルを開拓中。
松本倫子(まつもと・みちこ)
 1973年生まれ。2000年に統合失調症を発病。不安で生活をするのが困難になった。2010年に動物保護団体から、愛猫ほっぺを譲ってもらい治療のつもりで、ほっぺの絵を描き始める。今では、それが生きがいとなり毎日、制作活動をしている。

松本秋則+松本倫子「惑星トラリス」展
会 期 2023年9月15日(金)~11月12日(日)(会期中無休)
時 間 11:00〜19:00
会 場 BankART KAIKO(横浜市中区北仲通5-57-2 KITANAKA BRICK & WHITE 1F)
入場無料
オープニングトーク+レセプション:9月15日[金] 19:00~ 参加費1000円
あわせて、北仲歴史広場、北仲BRICK &WHITE各店舗にも拡張して展示します。
会 期 2023年9月15日(金)~10月31日(火)
主 催 BankART1929
共 催 横浜市にぎわいスポーツ文化局
問い合わせ BankART1929 045-663-2812

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