Lui Araki Solo Exhibition “Color／Scape”
会　期　2025年9月12日（金）～9月28日（日）
会　場　New Gallery（東京都千代田区神田神保町1-28-1 mirio神保町 1階）
開館時間　平日 14：00～19：00／土日祝 12：00～19：00
休館日　9月22日（月）
入館料　無料
ホームページ https://newgallery-tokyo.com/colorscape

　世界各地で撮影され、荒木自らの手で現像された膨大な数のカラープリントから厳選された作品を展示します。荒木の愛用するライカやスケートボードといった関連資料も交えて、およそ15年分の軌跡を包括的に振り返る構成となります。
　荒木の写真には一切のトリミングをしないという流儀があります。この一回性へのこだわりにこそ、彼の美学が反映されています。ビルや西日の影が幾何学的に象られた写真作品では、日常にふっと訪れ、そして永遠に去ってしまうような美的瞬間への焦がれが刻印されているようです。
　ストリートスナップのほか、制作時に試行したテストプリントの切れ端からなるコラージュ作品「TEST PRINTS」も必見です。暗室における試行錯誤が時間的な堆積として現れており、彼の色彩世界の深淵が垣間見えます。
　会場内で上映される荒木のドキュメンタリー映像では、写真作品に昇華された彼の身体感覚を知る手がかりになるでしょう。

荒木塁 略歴
1977年、神戸生まれ。
1995年、AJSA全国大会優勝しプロ資格取得。
1998年、ZOO YORKライダー契約。
2008年頃からフィルムによるカラー現像を独学で身につけ、写真家としても活動を開始。
国内外で多数の個展、グループ展を開催。
主な個展
2012年 「Lui Araki photo exhibition」｜UNIque（代官山・東京）
2012年 「Lui Araki photo exhibition」｜ROLL（マカオ・中国）
2018年 「unexpected」｜Diginner Gallery（東京）
2019年 「Stolen Moments」｜Diginner Gallery（東京）
2022年 「Benjamin Deberdt invite LUI ARAKI」｜Autobus（パリ・フランス）
2023年 「PERCEPTION」｜THE NORTH FACE Standard（京都／Kyotographie・KG＋）
2024年 「Color／Scape」｜Atsuhiko Suematsu Gallery（東京）
2025年 「Pieces」｜NOTEWORKS（東京）
主なグループ展
2017年 「Harold Hunter Foundation Benefit Photo Show」（ニューヨーク）
2018年 「Magenta & Friends」（パリ・フランス）
2022年 「un／FAMILIAR」｜Book & Job Gallery（サンフランシスコ・米国）
2025年 「美藝」｜Atsuhiko Suematsu Gallery（東京）

New Gallery
2024年3月、東京・神保町にて開廊。アートに存在しうる新しさとは何かを問い、模索し、提案をする実践空間。〈文脈〉〈視座〉〈可能性〉〈物語〉〈哲学〉〈ねじれ〉〈科学〉〈エラー〉〈歴史〉多元的な問いかけをあらゆる表現活動を対象に行い、アーティストと共にプログラムを形成していく。
New Gallery Official Website　https://newgallery-tokyo.com/
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