W'UP★4月18日~6月21日 スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー 世紀末の昏き残照 東京ステーションギャラリー(千代田区丸の内)

スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー 世紀末の昏き残照
会 期 2026年4月18日(土)~6月21日(日)
会 場 東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内1-9-1)
開館時間 10:00~18:00(金曜日は20:00まで)※入館は閉館30分前まで
休館日 月曜日(ただし5月4日、6月15日は開館)
入館料 一般1,800(1,600)円、高校・大学生1,300(1,100)円、中学生以下無料
※障がい者手帳等持参の方は、一般1,300(1,100)円、高校・大学生1,100(900)円(ともに介添者1名は無料)
※( )内は前売料金(3月1日~4月17日、オンラインチケットで販売)
※前売券・当日券はオンラインチケット(www.e-tix.jp/ejrcf_gallery/)で販売
※当日券は当館1階でも販売
ホームページ https://www.ejrcf.or.jp/gallery/
20世紀前半のスイスで活躍した異才カール・ヴァルザー(1877–1943)は、ベルン近郊のビールに生まれました。1歳下の弟ローベルトは作家になり、のちにその著作にカールが挿絵を描いています。20代でベルリンに出たヴァルザーは、革新的な表現を目指したベルリン分離派に加わり、象徴主義的な絵画作品をいくつも残しています。そこはかとない昏さと精妙な色彩をあわせもつその作品群は、謎めいた神秘性を湛え、見る者を惹きつけてやみません。
カール・ヴァルザーの生涯で特筆すべきことは、彼が日本を訪れて制作をしていたことでしょう。1908年にドイツの小説家ベルンハルト・ケラーマンとともに来日したヴァルザーは、東京や宮津(京都府)などに滞在して、熱心に日本の風景や風俗を描きました。これらの作品は当時の様子を伝える貴重な資料であると同時に、美術的にも非常に優れた見応えのあるものばかりです。その多くは水彩で描かれていますが、これまでほとんど公開されてこなかったために、驚くほど鮮やかで美しい色彩を残しています。本展は、これらの仕事に加えて、挿絵や舞台美術、壁画でも活躍したヴァルザーの全貌を伝える画期的な試みです。全作品約150点が日本初公開となります。
- 《婦人の肖像》1902年 ゴットフリート・ケラー財団(新ビール美術館寄託)
- 《森》1902–03年 新ビール美術館
- 《デルフトの街角》1907年 個人蔵
- 《隠者》1907年 チューリヒ美術館
- 《テラスからの眺め》1900年頃 個人蔵
- 《人形の乳母車と少女》1905年以前 新ビール美術館
- 《歌舞伎の女形(《歌舞伎の一場面》のための習作)》1908年 ベルン美術館(友の会) ©Kunstmuseum Bern
- 《祇園祭、京都・八坂神社》1908年 新ビール美術館
- 《京都先斗町の鴨川納涼床》1908年 ゴットフリート・ケラー財団(新ビール美術館寄託)
見どころ
謎めいた神秘性を湛える、初期の象徴主義的作品群
日本の風景と風俗、芸妓や歌舞伎を描いた美しい水彩画
領域を超えた多彩な仕事(挿絵、舞台美術、壁画など)
展覧会の構成
初期ベルリン時代
1877年に、スイスのベルン近郊にあるビールで生まれたカール・ヴァルザーは、シュトラスブルクの美術工芸学校で学んだあと、1899年からベルリンを中心に活動しました。1902年に、マックス・リーバーマンが会長を務めるベルリン分離派の展覧会に初出品し、翌年には会員になります。本の装幀や挿絵、舞台美術、壁画などの仕事をする一方で、この時期には象徴主義的な絵画にも取り組みました。鮮烈でありながら、世紀末の残照とでも言うべき昏さをともなう、寓意や含意を感じさせる神秘的な作品群は、観る者を強く惹きつける力をもっています。
日本滞在
1908年、ヴァルザーはドイツの出版社に依頼されて、小説家のケラーマンとともに日本を訪れます。ケラーマンが書く日本紀行のための挿絵を描くのが目的でした。4月から約半年に及ぶ滞在期間中にふたりは日本各地を巡りますが、大いに気に入って長逗留したのが宮津(京都府)です。ヴァルザーはこの街で、芸妓や舞妓、歌舞伎役者や市井の人々の姿を、生き生きとした筆致と美しい水彩で描きとめています。これらの作品は、京都の風景や祭を描いた重厚な油彩画とともに、120年前の日本の姿を鮮やかに甦らせます。
挿絵と舞台
ヴァルザーは生涯を通じて、挿絵や舞台美術、室内装飾や壁画の仕事で生計を立てていました。ドイツとスイスにはいくつもの壁画が現存していますし、舞台美術の分野ではシェイクスピアはじめ多くの作品でセットやコスチュームのデザインを担当しました。コスチュームのデザイン画は、まるでファッション画のような華やかさをまとっています。また、装幀や挿絵でも、ひとつ下の弟で詩人として名を馳せたローベルトの本をはじめ、少なくない仕事を残しました。多くはエッチングによるものですが、その巧みな線描表現も本展の見どころのひとつです。
- 《『フィガロの結婚』小姓》1911年 新ビール美術館
- 《『ロミオとジュリエット』乳母》1907年 新ビール美術館
- 《『ホフマン物語』ジュリエッタの幕、仮面パーティー》1911年 新ビール美術館
主 催 東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団)
後 援 在日スイス大使館
協 賛 T&D保険グループ、スイス インターナショナル エアラインズ、スイス ワールドカーゴ
企画協力 キュレイターズ
無料ご招待券プレゼント!
美術館様のご好意により、入館ご招待券を5名様(各2枚)にプレゼントいたします。締切は、5/3(日)まで
ご希望の方は、申込ワード「精妙な色彩をあわせもつその作品群」を記載のうえ、美術館・会場名、展覧会名、氏名(ふりがな)、〒、住所、ご連絡先をこちら( tokyoliveexhibits@gmail.com )でご応募ください。
チケット発送にて発表にかえさせていただきます。(※初めてご応募の方、お近くにお住まいの方を優先させていただきます。応募多数の場合は抽選とさせていただきます)また本サイトへのご感想・ご要望なども書き添えていただけたら、サイト継続の励みになります!
※都合により開催内容が変更になる場合があります。
※本展は、大阪中之島美術館(2026年7月4日~9月27日)に巡回します。
| 住所 | 東京都千代田区丸の内1-9-1 |
| TEL | 03-3212-2485 |
| WEB | https://www.ejrcf.or.jp/gallery/ |
| 開館時間 | 10:00 ~ 18:00 金曜 〜20:00(最終入場は閉館30分前まで) |
| 休み*2 | 月曜日(祝日の場合は翌平日/ただし会期最終週、ゴールデンウィーク・お盆期間中の月曜日は開館)、年末年始、展示替期間 |
| ジャンル*3 | 近代美術、建築、デザイン、工芸 |
| 入場料*4 | 展覧会により異なります。 |
| アクセス*5 | JR東京駅丸の内北口すぐ、東京メトロ 丸の内線東京駅より約3分、東西線大手町駅より約5分、千代田線二重橋前駅より約7分 |
| 収蔵品 | |
| *1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 空欄はオールジャンル *4 イベントにより異なることがあります。高齢者、幼年者、団体割引は要確認 *5 表示時間はあくまでも目安です | |
東京ステーションギャラリー(千代田区丸の内)















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