東京ステーションギャラリー(千代田区丸の内)

 東京ステーションギャラリーは、1988年から東京駅丸の内駅舎内で活動を続ける美術館です。開館以来、駅舎の構造を露わにしたレンガ壁の展示室と、ユニークな展覧会で親しまれています。 東京駅丸の内駅舎は1914年の創建当時、鉄骨煉瓦造りの3階建てでした。戦後、2階建てに復興されましたが、2007年から2012年にかけて行われた駅舎保存・復原工事によって、失われた3階部分が復原されました。 駅舎北口ドームに位置する東京ステーションギャラリーは、1階がエントランス、2・3階が展示室という造りで、館内1・2階では可能な限り、駅舎創建当時の構造を露わにしています。そのため構造レンガや鉄骨がむき出しになっています。 なお、駅舎には構造レンガとは別…