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W'UP ★4月19日~6月29日 アーツ・アンド・クラフツとデザイン 茨城県近代美術館(茨城県水戸市)

W'UP ★4月19日~6月29日 アーツ・アンド・クラフツとデザイン 茨城県近代美術館(茨城県水戸市)
《格子垣》 1864 年 ウィリアム・モリス Photo © Brain Trust Inc.
 

アーツ・アンド・クラフツとデザイン
ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで
会 期 2025年4月19日(土)~6月29日(日)
会 場 茨城県近代美術館(茨城県水戸市千波町東久保666-1)
時 間 9:30~17:00(最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日及び5月7日(水) ※GW中(4月29日[火・祝]~5月6日[火・振])は無休
入場料 一般1,360(1,240)円/満70歳以上680(620)円/高校生1,130(980)円/小中生550(420)円
※( )内は20名以上の団体料金 
※障害者手帳・指定難病特定医療費受給者証等をご持参の方および付き添いの方(1名)は無料
※土曜日は高校生以下無料
※4月19日(土)は満70歳以上の方は無料
※動物&植物模様割引:動物および植物模様の衣服(小物を含む)で来館し、その旨申し出た方は、団体料金で入場可能
お問合せ TEL 029-243-5111
茨城県近代美術館 公式サイト https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/

 19世紀後半にイギリスでおこったアーツ・アンド・クラフツ運動は、産業革命以後の機械化された工場で作られる粗悪な量産品や商業主義を批判して、職人の手仕事による上質なものづくりを見直すとともに、生活と芸術の一体化を目指しました。その中心となったのが、デザイナーのみならず詩人、社会運動家としても知られるウィリアム・モリス(1834-1896)です。その思想は、同時代の芸術家たちにひろく受け入れられ、イギリスはもちろん、世界各地へとひろがりました。アメリカでは建築家フランク・ロイド・ライト(1867-1959)らが参加して新たな展開を見せるとともに、その後も、この運動の精神は、現代のデザイン思想にまで引き継がれています。
本展では、モリスの代表作として名高いテキスタイル《いちご泥棒》から、ライトがニューヨーク州バッファローに設計した邸宅のステンドグラスに至るまで、壁紙、家具、工芸品、宝飾品、書物といった約170点の多彩な作品を通じて、モダン・デザインの源流となったアーツ・アンド・クラフツ運動の魅力と展開を紹介します。

展覧会の構成と見どころ
1.ウィリアム・モリスが手がけた、日本でも人気のデザインや作品を紹介
モリスは友人たちと1861年にモリス・マーシャル・フォークナー商会(1875年からはモリスの単独経営によるモリス商会)を設立して、様々な作品を制作しました。《いちご泥棒》(テキスタイル)をはじめ、《格子垣》(壁紙)、《るりはこべ》(壁紙)など、モリスのデザインを代表するテキスタイルや壁紙を中心に、家具や、晩年のモリスが情熱を注いだ書籍デザインなども紹介。 

2.イギリスにおけるアーツ・アンド・クラフツ運動の展開
モリスの思想と実践は、同時代の芸術家たちにも大きな影響を与え、ウォルター・クレイン(1845-1915)、C・F・A・ヴォイジー(1857-1941)らが、壁紙、タイル、金工など様々な作品を生み出しました。さらに、現在ではロンドンの老舗百貨店として知られるリバティ商会(1875年設立)をはじめとするモリスの精神を受け継ぐ企業の活動は、アーツ・アンド・クラフツ運動にさらなる広がりをもたらしました。こうした企業プロデュースによるテキスタイルや宝飾品、食器等も紹介。

3.アメリカでのアーツ・アンド・クラフツ
モリスの没後、アメリカでは、ボストン、シカゴ、ニューヨーク、デトロイトなど各地にアーツ・アンド・クラフツ協会が設立され、アーツ・アンド・クラフツの精神や技術を教える芸術学校もつくられました。シカゴ・アーツ・アンド・クラフツ協会の創設メンバーである建築家フランク・ロイド・ライトや、ガラス製品で人気を博したティファニー・スタジオなど、アメリカにおけるアーツ・アンド・クラフツの展開を紹介。

4.フランク・ロイド・ライトが設計した《マーティン邸のステンドグラス・ドア》の特別展示
ライトはモリスが提唱したような手工芸に限らない機械生産の重要性を説き、その後のアーツ・アンド・クラフツの展開に新たな境地を拓きました。本展では、ライトの《マーティン邸のステンドグラス・ドア》を、映像とのコラボレーションによる特別展示でお楽しみいただきます。

イベント
講演会「アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」
講師 藤田治彦氏(大阪大学名誉教授、本展図録監修者)
日時 2025年5月10日(土) 13:00~14:30
会場 当館地階講堂/定員 250名(申込不要、参加無料)

令和7年度美術館アカデミー
「ウィリアム・モリスと理想の書物―ケルムスコット・プレスの名詩の園」
講師 小林英美氏(茨城大学教育学部教授)
日時 2025年5月18日(日) 14:00~15:30
会場 当館地階講堂/定員 250名(申込不要、参加無料)

学芸員による鑑賞講座
講師 山口和子(本展担当学芸員)
日時 2025年6月7日(土) 14:00~15:30
会場 当館地階講堂/定員:250名(申込不要、参加無料)

※各イベントは、内容が変更または中止になる場合があります。ご来館の際は、当館HPでご確認いただくか、当館までお問い合わせください。

SNS
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主 催 茨城県近代美術館
後 援 ブリティッシュ・カウンシル/水戸市/朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/NHK水戸放送局/産経新聞社水戸支局/東京新聞水戸支局/日本経済新聞社水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局/Lucky FM茨城放送
企画協力 株式会社ブレーントラスト

無料ご招待券プレゼント!
美術館様のご好意により、入館ご招待券を5名様(各2枚)にプレゼントいたします。
ご希望の方は、申込ワード「職人の手仕事による上質なものづくり」を記載のうえ、展覧会名、氏名(ふりがな)、〒、住所、ご連絡先をこちら(tokyoliveexhibits@gmail.com)でご応募ください。
先着順です。チケット発送にて発表にかえさせていただきます。(※初めてご応募の方を優先します。応募多数の場合は抽選とさせていただきます)また本サイトへのご感想・ご要望なども書き添えていただけたら幸いです。

■美術館一般情報(企画展などは別)

住所茨城県水戸市千波町東久保666-1
TEL029-243-5111
WEBhttps://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
開館時間*19:30~17:00(入館は16:30まで)
休み*2月曜日(祝日の場合はその翌日)
ジャンル*3近代美術
観覧料*4大人360円、満70歳以上180円、高校生270円、小中生200円 ※企画展は別
アクセス*5JR水戸駅南口より徒歩約20分
収蔵品 
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 空欄はオールジャンル *4 イベントにより異なることがあります。高齢者、幼年者、団体割引は要確認*5 表示時間はあくまでも目安です

茨城県近代美術館(茨城県水戸市)

■コロナ感染防止のための注意事項
手指の消毒など通常の感染防止対策にご協力いただいている。

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