W'UP★1月7日~1月25日 グループ展「光をほどいて、編む」 アートかビーフンか白厨(港区六本木)

W'UP★1月7日~1月25日 グループ展「光をほどいて、編む」 アートかビーフンか白厨(港区六本木)

グループ展「光をほどいて、編む」
会 場 アートかビーフンか白厨(東京都港区六本木5丁目2−4 朝日生命六本木ビル 2階)
開催日 2025年1月7日(火)~1月25日(土)
営業時間 17:00~23:00
休業日 日・月
入場料 無料
展覧会URL https://artsticker.app/events/55446
アクセス 日比谷線「六本木駅」徒歩4分、大江戸線「六本木」徒歩7分、千代田線「乃木坂駅」徒歩13分、南北線「六本木一丁目駅」徒歩13分
主 催 ArtSticker(運営:The Chain Museum)
※初日の1月7日(火)は作家が在廊し、人日の節句に合わせて展示作家たちが考案したレシピで作られる七草粥を提供します。
※1月18日(土)19:00〜21:00にはどなたでも無料でご参加いただけるレセプションおよびトークイベントを開催いたします。

 わたしたちの祖先は自ら光を放つことのない地球で、時間と共に空に昇り沈む太陽や、その光を反射する月、星々の光を頼りに生活してきました。それから安定して火を扱うことを覚え、生活を空間的、時間的に拡張させたのち、人工光を生み出しました。さらに多くの科学的発見により、人類は明かりをとるのみでなく、光の波長を操り、可視光から不可視光まで様々に活用する術を手に入れています。
 本展は「光」をテーマにした8名の作品を展示します。普段は異なる分野で活動し、偶然のきっかけで出会った作家たちが再び出会い、プリズムが光を分光、集光するように作品を紡ぎ出します。
 光をほどき、新たな形で編み直した「光の記憶」をぜひご覧ください。

参加アーティスト
市川大翔 / Taisho Ichikawa
井村 一登 / Kazuto Imura
遠藤純一郎 / Junichiro Endo
カワニシユウキ / Yuki Kawanishi
高野慎太郎 / Shintaro Kono
後藤宙/Kanata Goto
ハヤシカイト/Kaito Hayashi
米村竜光/Ryuko Yonemura

市川大翔 / Taisho Ichikawa
1991年、東京生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。
ネオン管の特性を活かした作品制作やバーナーワークを手がけ、近年では吹きガラスの技法も応用したネオン作品の制作に取り組んでいる。日本有数のネオン管技工士に認定され、ネオンサイン技術の継承にも携わる。「光をメディウムとする表現」「手工芸の技術」を軸に、光が生み出す情緒性と光を支える科学技術の双方にアプローチしている。
 2024年の展示に、 / LUMINE ART FAIR(Lumine 0 / 東京・新宿)、企画展 HARMONY - 用⇔美(ジルダールギャラリー / 愛知・名古屋)、Brillia Art Award 2024入選展 (Brillia Lounge 「THE GALLERY」/東京・八重洲)、2024年 / SICF25(SPIRAL / 東京・表参道)。
受賞歴に、SICF25 EXHIBITION部門 廣川玉枝賞(2024)、Brillia Art Award 2024 入選(2024)、LUMINE meets ART AWARD 2020-2021 オーディエンス賞(2021)

井村 一登 / Kazuto Imura
1990年京都市生まれ。2017年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻を修了。
自身の外見が再現を通じてのみ確認可能であるという状況に着目し、内面と外見を双方向から認識する存在の不在に興味を抱き、鏡をテーマにした制作を通して考究する。それは光学機器や映らない鏡、魔鏡、黒曜石、回転液体鏡など、多角的なリサーチに基づいて素材や技法を横断しながら、ルッキズムから現代科学、産業史から神話や宗教祭祀などの考古学的観点まで複合的に遡り、人と鏡の関係性の変遷を追う。
近年の主な展覧会に『commission work』(2024年、Kanda & Oliveira/東京)、『国際芸術祭「あいち」地域展開事業「底に触れる 現代美術 in 瀬戸」』(2024年)『マツモト建築芸術祭』(2023、2022年、長野)、TOKYO MIDTOWN AWARD 2022 アート部門 優秀賞、NONIO ART WAVE AWARD 2021 審査員特別賞 名和晃平賞

遠藤純一郎 / Junichiro Endo
2018年に性教育をテーマにしたカレンダー制作やワークショップなどを行う「白いチューリップ」を立ち上げ、主に全体のディレクションやデザインを担当。また2022年からは墨田区八広にて関東大震災時に虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式を行う「百年」に参加し、ワークショップの企画やフィールドワークの案内を行う。そのほか人権教育や社会運動と表現の関わりに関心を持ちながら、講座や勉強会の企画、グラフィックデザイン、作曲やZINEの制作などを行う。
これまでの個展に「わたしはクローゼットですが、それもまたいいことです。」(2018、MAD City Gallery)、グループ展に「NEW SHELTER?」(2019、銀座奥野ビル306号室プロジェクト)など。

カワニシユウキ / Yuki Kawanishi
1997年生まれ、2023年筑波大学大学院芸術学学位プログラム総合造形領域を修了。
記憶などの目に見えない本質的な部分をどのように維持していけるのか、またそれをいかに実感していけるかということを探求すべく、写真や言葉、衣服などのオブジェクトを用いた時間・空間を重視した制作に取り組む。現在は主に写真を媒体とし、それらが想起させる存在の不確かさや必然的な忘却そのものに直面することで人の内面に刻まれた記憶や感情へのアプローチを試みている。
近年の主な展覧会に、『経済産業省 The Chain Museum プロジェクト「OKUROJI STUDIO EXHIBITION」 』(2023年, 日比谷OKUROJI/東京・日比谷)、『いざ、真夏のパフォーマンス。』(2023年, アートギャラリー工房親/東京・恵比寿)、『WHAT CAFE EXHIBITION Vol.22』(2022年, WHAT CAFE/東京・天王洲)、『SICF23』(2022年, SPIRAL/東京・表参道)。

高野慎太郎 / Shintaro Kono
1994年生まれ。幼少期からものづくりに親しみ、モノには感情が宿り、それぞれが役割を果たすことで美しさが生まれると信じている。その美しさは、モノが長く愛され続けるための「生存戦略」であり、記憶や風景の一部として人々の生活に深く根付く存在になると考えている。
2016年に、アーティストや企業向けにハードウェア設計の技術提供を行う株式会社Makershipを設立。多様な装置の開発を手掛けながら、機械と人間の新しい関わり方を追求してきた。
近年は特に「照明」に注目し、独自の装置を制作している。照明を単なる光源ではなく、「平和のための生活装置」として位置付け、その可能性を探求している。
今回の展示では、その第一弾となる照明装置「As Long As The Night Lasts」を発表する。生活と深く関わりながら、人々の感情に寄り添う装置としての新しい形を提案する。

後藤宙/Kanata Goto
1991年東京生まれ。2018年 東京藝術大学 大学院美術研究科 先端芸術表現専攻 修了。
物の成り立ちやその構造への興味から幾何学や法則性と対峙しつつ、同時に瞬間の閃きや無作為的選択をオブジェクトに織り込む。主なメディアとして糸を使用した立体作品やインスタレーションを制作している。
近年の主な展覧会に『Drawing from practice 実践からの引用/ドローイング』(2024年 ソノアイダ日本橋 / 東京), 『ダイロッカン』(2024年 6okken / 山梨 ), 個展『DUNNO』 (2023年 MODULE Roppongi / 東京 )など。主な受賞にSICF16 スパイラル奨励賞(2015年)、Tokyo Midtown Award アート部門グランプリ(2016)など。
近年はAIRにも積極的に参加。主な滞在先に ソノアイダ♯TOKYO MIDTOWN AWARD 第3期 (2024年 ソノアイダ日本橋 / 東京)、雲ノ平山荘アーティスト・イン・レジデンス・プログラム (2024年 雲ノ平山荘 / 富山)など。

ハヤシカイト/Kaito Hayashi
1999年東京生まれ。武蔵野美術大学 造形学部 デサイン情報学科学科卒業。
デザインが好きすぎるプロデューサー。規模の大小を問わず、さまざまな企業/組織において、プロダクトデザイン、空間デザイン、デザインディレクションなどを担う。 クリエイターとしての関心範囲はヒト、モノ、コトの現在と未来に対する別解の思索提示にあり、産業技術及び生産プロセスを用いてアウトプットを制作する。
近年の主な展覧会に『TOKYO MIDTOWN DESIGN TOUCH』(2022/東京/六本木),『DESIGNART TOKYO』(2022/東京/六本木) ,『SALONE SATELLITE 2024』 (2024/イタリア/ミラノ)など。
主な受賞に、TOKYO MIDTOWN AWARD(2022/東京/デザイン部門),TOYAMA DESIGN COMPETITION(2023/富山)など。

米村竜光/Ryuko Yonemura
2000年京都市生まれ。多摩美術大学工芸学科陶専攻卒業。
デジタルネイティブ世代として生まれた自分自身が、今日のデジタル化時代にあって対極とも思われる「手でものを作る行為」によって獲得したアナログイミグラントの視点から、焼き物のもつ普遍的な時代的耐久性を人類の歴史と進化を記録するアーカイブであると捉え、日本における焼き物に内在する伝統的美学である「見立て」や、「侘び寂び」を現代のカルチャーや感性によって脱構築、再解釈し、同時代性を持った焼き物によって現代の新たなアーカイブとしての作品を制作している。

会場 GALLERYについて アートかビーフンか⽩厨とは
 ArtStickerを運営するTheChainMuseumがプロデュースする飲⾷&アートギャラリーです。再開発で取り壊しの決まっている雑居ビルにて毎⽉プロジェクトを企画します。
Instagramアカウント https://www.instagram.com/paichu_roppongi/
ギャラリーページ https://artsticker.app/paichu

会場外観

ArtSticker(アートスティッカー)について
 株式会社TheChainMuseumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「⼀連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注⽬の若⼿アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。また、ArtStickerはデジタル上だけでなく、リアルでユニークな場所と出会うことで、アートやアーティストが世界と直接つながることを希求しています。
ArtStickerWebサイト http://bit.ly/3ZeK8vS

W'UP★11月16日〜12月29日 照屋勇賢個展「NEVER END」 Gallery & Restaurant 舞台裏(港区虎ノ門)

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

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