W'UP★11月16日〜12月29日 照屋勇賢個展「NEVER END」 Gallery & Restaurant 舞台裏(港区虎ノ門)

W'UP★11月16日〜12月29日 照屋勇賢個展「NEVER END」 Gallery & Restaurant 舞台裏(港区虎ノ門)
 

照屋勇賢個展「NEVER END」
会 場 Gallery & Restaurant 舞台裏(東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1F)
開催日 2024年11月16日(土)〜12月29日(日)
営業時間 ギャラリー 火-日:11:00〜20:00
レストラン
 火-金 カフェ 13:00〜17:00(L.O.16:30)、ディナー 17:00〜22:00(L.O.21:00)
 土 カフェ 13:00〜20:00(L.O.19:00)
 日/祝 カフェ 13:00〜18:00(L.O.17:30)
休業日 月曜日 ※月が祝日の場合は翌日休業
アクセス 東京メトロ日比谷線神谷町駅5番出口より駅直結 徒歩1分
展覧会URL https://artsticker.app/events/45146
主 催 ArtSticker (運営元:The Chain Museum)

照屋勇賢《朱の鳥、紅の空》(2021年)
照屋勇賢《朱の鳥、紅の空》(2021年)、麻に紅型染、 175 x 140 cm Photo by Jun Yokoyama
展示風景
Photo by Jun Yokoyama

主催者コメント
「Gallery & Restaurant 舞台裏」では、沖縄県出身で現在はベルリンを拠点とするアーティスト、照屋勇賢の個展を開催します。
 沖縄と聞いて、皆さんがイメージするのは何でしょう。美しい海が広がる常夏の楽園?「なんくるないさ」の一言でトラブルさえ笑い飛ばすのんびりした県民たち?もしかしたら、90年代に大流行したアイドルグループを思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、沖縄はその明るくユートピア的なパブリックイメージの一方で、第二次世界大戦時には日本で唯一地上戦が行われた場所であり、終戦後も1972年まで米軍による統治が続きました。現在も日本にある米軍基地の面積は約70%が沖縄に集中しています。
 照屋勇賢の作品は、見慣れた素材や日常的な概念を用いつつ、その中核には沖縄の歴史や在沖米軍問題への視点、あるいは社会における権力勾配や支配のシステムといったテーマが据えられています。今回の展示の中心となるのは、伝統技法である紅型に沖縄の日常生活を象徴する既製品の図像を用いた《朱の鳥、紅の空》(2010)と、資本主義的な交渉によって相手の土地を奪っていくゲームをモチーフとした「モノポリー」シリーズの新作です。本展を通じて、照屋は華やかな表象と、その水面下に横たわる政治的状況や消費主義社会への批判的な視点を可視化させます。作品を通じた照屋の問いかけは、私たちの明日を考えるための想像力へと繋がり、社会的な分断を越えた対話のヒントになってくれるはずです。

アーティストポートレイト
@Wataru Oshiro

照屋 勇賢(1973-)
1996 多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
1999 メリーランド・インスティチュート・カレッジ・オブ・アート(アメリカ) ポストバチュラープログラム修了
2001 スクール・オブ・ビジュアルアーツMFA(アメリカ) 修了
主な個展
2024
価値 -ゲーム 照屋勇賢: (Capule Gallery, Tokyo)
Play -Valu:e Yuken Teruya (Art Fair Tokyo 2024, Tokyo )
Testimony to a fall:Yuken Teruya (Dorothée Nilsson Gallery, Berlin )
2023-2024
OKINAWA HEAVY POP : (沖縄県立博物館・美術館、 沖縄)
2022
La Mer by Yuken Teruya : (Daiwa Foundation, ロンドン)
Yuken Teruya: Unterritorial Territory (Anteroom Naha, 沖縄)
CHORUS; 照屋勇賢: (那覇文化芸術劇場なはーと、沖縄)
2021
照屋勇賢:Roots (画廊沖縄、沖縄)
2020
WE BELONG HERE: (Piero Atchugarry Gallery,マイアミ)
主なパブリックコレクション
大英博物館(ロンドン)
東京国立近代美術館(東京)
沖縄県立博物館・美術館(沖縄)
金沢21世紀美術館(石川)
東京都現代美術館(東京)
佐喜真美術館(沖縄)
森美術館(東京)
南城美術館(沖縄)
グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)
ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)
スミソニアン美術館(ワシントンDC)
クイーンズランド・アート・ギャラリー(オーストラリア) 

その他個展、グループ展、パブリック・コレクション多数。

舞台裏内観

Gallery & Restaurant 舞台裏 とは
 2023年11月に麻布台ヒルズ ガーデンプラザAにオープンしたGallery & Restaurant 舞台裏はアート作品を鑑賞したあとに誰かと語り合いたくなる空間として、お酒や食事を楽しめるスペースを内包しています。ここでは作品と出会うことで芽生えた感情、もしくは混乱や困惑なども一緒にいる誰かと共有することができます。26坪という限られた空間ですが、展示スペースの裏側に回り込むとそこにはシェフのいるキッチンがあり、冷えた白ワインと気楽な前菜、本格的なコース料理も召し上がっていただけます。美術館に所蔵されるようなベテランのアーティストから、グローバルなマーケットで熱い視線を集める話題のアーティストまで、ときには演劇やダンスのようなパフォーマンスも企画します。
Instagramアカウント https://www.instagram.com/butaiura_artsticker/

W'UP★1月7日~1月25日 グループ展「光をほどいて、編む」 アートかビーフンか白厨(港区六本木)

W'UP★4月20日~5月12日 会田寅次郎「yume tensei」 上野下スタジオ(台東区上野)

 

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