W'UP★6月13日~7月12日 猪瀬直哉、ジュリアン・ヴィネ、近藤正勝、石井亨「AFTERMATH」 銀座 蔦屋書店 FOAM CONTEMPORARY(中央区銀座)

猪瀬直哉、ジュリアン・ヴィネ、近藤正勝、石井亨「AFTERMATH」
会 期 2026年6月13日(土)~7月12日(日)
会 場 FOAM CONTEMPORARY(東京都中央区銀座 GINZA SIX 6F)
開館時間 11:00~19:00 ※最終日は18:00まで
休館日 月曜日
入館料 無料
ホームページ https://store.tsite.jp/ginza/event/art/54676-1010020527.html
本展タイトル「AFTERMATH」とは、大きな出来事のあとに残る余波や、そこから生じる変容した状態を意味します。混沌としたグローバル社会のなかで、情報が断片化し、物事の本質が見えにくくなる状況があります。そうした時代に私たちはどう生きるのか、美術はどのようなメッセージを届け得るのか。本展はこの問いを出発点に、4人のアーティストがそれぞれの眼差しでテーマに向き合い、作品を発表します。
本展において、作家としてだけでなくキュレーションも務める猪瀬直哉は、虚無性や時間の不可逆性を手がかりに、現代の状況と向き合う絵画表現を提示します。ジュリアン・ヴィネは、金属の化学変化とインクの表現を交差させ、荒廃と再生が同居する境界としての「余波」を探求します。近藤正勝は、自然との接触を起点に心が回復へ向かう過程を主題に、感覚を通して現実に立ち返る道筋を描きます。石井亨は「水なき水」をめぐる視覚表現として、染色(ステイニング)技法により、うねりや揺らぎ、湿度といった不可視の要素を画面に定着させます。
さらに本展では、"福袋"の形式を模して4作家の小作品4点を1セットとして、見えない状態で提示される「Embark Bag」を発表します。直接的な視覚情報に頼らず、作品の提案を受けとめることで、鑑賞者と作品の偶発的な出会いを生み出す特別な試みで、ドローイング3作品と、ペインティング1作品という組み合わせがランダムに封入されます。




本展では、個々のアーティストによる作品に加えて、福袋の形式を模し、封入された中身の詳細が見えない作品を冒険の始まりを意味する「Embark Bag」と名付けた作品を発表します。何が起こるかわからない混沌とした状況を、あえて「中身のわからない作品」に重ね合わせ、鑑賞者に未知の体験を提示することを意図しました。アートマーケットにおいて、コレクターと制作者が共に価値や文脈を紡ぎ出していく重要なプロセスが存在しています。「Embark Bag」は、直接的な視覚情報に頼ることなく、真っさらな状態でアーティストの表現、提案を受け入れようとする試みです。混沌の余波として偶発的に作品をコレクションに加えることは、通常のアート鑑賞とは異なる角度からの「冒険の第一歩」となるでしょう。
ある種の危機のあと、私たちはアートとどう向き合うべきか。「Embark Bag」を通じて、未知なる価値へと踏み出す新たな一歩を表現したいと考えています。(猪瀬直哉)
関連イベント
オープニングレセプション
日時 6月13日(土)17:30~19:00
会場 FOAM CONTEMPORARY
備考 どなたさまでもご参加いただけます。
プロフィール
猪瀬直哉
1988年 日本生まれ
2012年 東京藝術大学卒業(油画専攻、学士号取得)
2017年 ロンドン、UAL Chelsea College of Art And Design修了(美術学修士号取得)
2018年 国立新美術館で開催された「第21回 DOMANI」に参加
2022年 森美術館で開催された「六本木クロッシング」に参加
ロンドンを拠点に活動
猪瀬の作品は、自然界と人間の影響によるその強引な占有との間の緊張関係を探求している。油彩技法を用い、緻密で写実的な風景画と抽象的な油彩画の両方を描いている。また、オリジナルの傑作が果たす役割や、それが現代のポストモダンな世界においてどのように変化しているかについても議論を喚起している。
ジュリアン・ヴィネ
1980年 フランス、パリ生まれ
パリ北ソルボンヌ大学 美術学部 卒業
現在はマルタ共和国を拠点に活動
2002年 ジャン・トリュベ・デザイン・アカデミー(パリ)ビジュアル・コミュニケーション・デザイン科 卒業
2023年「Hover-Still」マルタ芸術協会 / Lily Agius Gallery(マルタ)
2024年「Rituals」JAOU チュニス・ビエンナーレ(チュニジア)
2024年「Image Imagination」NY20+(成都、中国)
2024年「RITUAL」Mouhit Space / JAOU チュニス・ビエンナーレ(チュニジア)個展
2024年「Fejn Kontu?! 」ダンテ・アリギエーリ協会(バレッタ、マルタ)グループ展
2024年「RIMES OF DIFFERENCE」
2024年「UNSEEN BODIES」Victoria Gate(バレッタ、マルタ)
2025年「SEE DJERBA」国際コンテンポラリーアート・フェスティバル(ジェルバ、チュニジア)
2025年「FLâNEUR」Refugee Week(ハムルーン、マルタ)個展
近藤正勝
1962年 愛知県生まれ
ロンドン在住
1993年 スレードスクール・オブ・ファインアート卒業
在学中にロンドン大学からThe Wilson Steel Memorial Medalを受賞
1993年 The Whithworth Art GalleryからGranada foundation Prizeを受賞
1997年 John Moores Liverpool Exhibitionで2nd Prizeを受賞
主に記憶の奥に眠っている自然界のイメージをアーティフィシャルに解釈するランドスケープ絵画を制作している。近年には同様に抽象的なイメージの断片を拾い集めて像を結ぶような人物画を手掛けている。
石井亨
1981年 静岡生まれ
染色家
2014年 東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻 博士後期課程修了
日本の伝統染色技法を再考しながら、ステイニング絵画作品を制作する
主な個展
「DRIFITING」Sokyo Atsumi(東京/2024)
「Delirious Metropolis」(大和日英基金ジャパンハウスギャラリー/ロンドン/2014)
「N46」(東京オペラシティ・アートギャラリー/東京/2011)
主なグループ展
「札幌国際芸術祭2024」(北海道近代美術館/札幌/2024)
「JAPAN: Myths to Manga」(Young Victoria and Albert Museum/ロンドン/2024)
「IMAYO」(ホノルル美術館/ホノルル/2016)
「EDO POP」(ジャパン・ソサイエティ・ギャラリー/ニューヨーク/2013)
また、国立工芸館、東京藝術大学大学美術館、北海道近代美術館、Morikami Museum(マイアミ)、Victoria and Albert Museum(ロンドン)に作品が収蔵されている。
販売について
猪瀬直哉、近藤正勝、石井亨の作品は、6月13日(土)から6月19日(金)まで、会場にて抽選販売のエントリー受付を行います。販売状況により、エントリー期限を延長する場合があります。
ジュリアン・ヴィネの作品、および「Embark Bag」は6月13日(土)11:00より会場にて販売開始します。プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
主催 銀座 蔦屋書店
FOAM CONTEMPORARY
柔軟な企画内容をイメージする〈液体(LIQUID)〉と、従来のホワイトキューブとしての設備を完備した空間〈個体(SOLID)〉を掛け合わせ、中間的な様態“FOAM”という名のもと、日本のアートシーンを多角的に映し出す表現空間です。
時代のアクチュアリティーに寄り添いながら、ライフサイクルを超えたところにあるアートの価値や醍醐味を探求、醸成する表現空間として、キャリアや年齢を問わず注目すべき様々なアーティストを紹介していきます。
Instagram https://www.instagram.com/foamcontemporary/
銀座 蔦屋書店
本を介してアートと日本文化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。
Facebook https://www.facebook.com/GINZA.TSUTAYABOOKS/?ref=bookmarks
X https://twitter.com/GINZA_TSUTAYA
Instagram https://www.instagram.com/ginza_tsutayabooks/
W'UP★6月27日~7月24日 リュ・ジェユン 個展「非/通過儀礼」/7月25日~8月27日 画家 ル・コルビュジエ 建築の巨匠が紡いだ絵画の世界銀座 蔦屋書店 アートウォール(中央区銀座)
W'UP★6月27日~7月15日 東慎也 個展「The limits of lying flat」 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM(中央区銀座)
| 住所 | 東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F |
| TEL | 03-3575ー7755 |
| WEB | https://store.tsite.jp/ginza/ |
| 営業時間*1 | 10:30~20:30 |
| 休み*2 | 不定休 |
| ジャンル*3 | 現代美術、デザイン、工芸、絵画 |
| アクセス*4 | 銀座駅A3出口より徒歩2分、東銀座駅A1出口より徒歩3分、JR有楽町駅・新橋駅より徒歩約10分 |
| 取扱作家 | |
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術は、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります | |
銀座 蔦屋書店 ATRIUM、アートウォール、THE CLUB、FOAM CONTEMPORARY(銀座)
crossorigin="anonymous">




コメント