W'UP!★12月1日~12月25日 岩崎奏波個展「めぐるものたち」 OIL by 美術手帖ギャラリー(渋谷区宇田川町)

2023年12月1日(金)~12月25日(月)
岩崎奏波個展「めぐるものたち」
このたびOIL by 美術手帖ギャラリーでは、岩崎奏波個展「めぐるものたち」を開催します。岩崎奏波は1996年沖縄県生まれ、現在は東京を拠点に活動しています。岩崎はこれまで、家や植物など日常的なモチーフと、ユーモラスに姿を変えた架空の動物がフラットに存在する、物語性を帯びた絵画を発表してきました。しかし単に生き物を描くのではなく、岩崎の絵画に登場するそれらのモチーフは、絵画を描くという行為における思考や感情を表す存在であり、絵画空間と現実をつなぐ媒体でもあります。
同展では、岩崎が今秋約1ヶ月間スペインに1ヶ月滞在し、帰国後描いたものを中心に発表いたします。日本との物理的な距離や、時差や時間の変遷などに思いをめぐらせることが多かったと話すように、時空や現実を超越するような作品群となります。岩崎の新境地となる本展を、是非ご覧ください。

アーティスト・ステートメント
物理的、時間的、心理的な距離による違和感が、私の絵に影響を与えています。例えばそれは、絵の具を塗り重ねるほどに空間が遠ざかったり、粘土を引っ掻いて掘り込むほどに形が浮き上がるのを感じるとき。例えば、薄い壁一枚の向こう側がとても遠くに感じたり、はるか昔に作られたものに手のひらで触れるとき。絵の中に描いたものは、近くと遠く、過去と未来、内と外をかき混ぜてつなげながら、絵の中をめぐっています。
岩崎奏波
岩崎奏波 Kanaha Iwasaki
1996年沖縄県生まれ。2022年多摩美術大学大学院 美術研究科博士前期課程絵画専攻油画研究領域修了。記憶はどう変化し、残されるのか。時間はどう流れているのか、または本当に流れていくものなのか。物語を絵によって語るとき、私と鑑賞者、作品に何が起こるのか。私と、私以外の境界線と共通項は何か。絵を描くことで、絵画空間と自身の存在する空間がどのように異なり、またはつながっているのかを確かめ、絵画という空間が可能にすることを探りながら制作をしている。
主な個展に、「7本足で夢をみる」(下北沢アーツ、東京、2022)、「いま かんがえた ストーリー」(Room_412、東京、2022)、「プレイ パーク」(フリュウギャラリー、東京、2022)、「on the cave」(Room_412、東京、2021)、「anima」(フリュウギャラリー、東京、2021)、主なグループ展・アートフェアに、「IN THE LOOP」(THE LOOP GALLERY、東京、2022)、「3331ART FAIR」(3331アーツ千代田、東京、2022)など。
岩崎奏波「めぐるものたち」
会 場 OIL by 美術手帖ギャラリー
会 期 2023年12月1日(金)~12月25日(月)※会期中無休
開場時間 11:00~21:00
入場無料
主 催 OIL by 美術手帖
展覧会詳細 https://oil-gallery.bijutsutecho.com/
お問い合わせ oil_gallery@ccc.co.jp
※OIL by 美術手帖の営業時間は館の営業時間に準じます。状況に応じて変更の可能性がございます。最新の情報は渋谷PARCO公式ウェブサイトをご確認ください。
https://shibuya.parco.jp/
住所 | 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ2階 |
TEL | 03-6868-3064 |
WEB | https://oil-gallery.bijutsutecho.com/ |
営業時間*1 | 11:00 〜 20:00 |
休み*2 | イベントにより異なります |
ジャンル*3 | 現代美術、デザイン、カフェ |
アクセス*4 | 渋谷駅ハチ公口より徒歩5分 |
取扱作家 | |
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術は、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります |
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