W'UP!★1月5日~1月18日 『はじめて出会う 佐野ぬい』 未発表の素描/nuit monochrome Galerie412(渋谷区神宮前)

W'UP!★1月5日~1月18日 『はじめて出会う 佐野ぬい』 未発表の素描/nuit monochrome Galerie412(渋谷区神宮前)
ご案内状は、中川李枝子さん・作、宗弥さん・絵の『ももいろのきりん』(福音館書店)の女の子・るるこ。大好きだったようで、たくさんの模写が見つかりました。

2024年1月5日(金)~1月18日(木)
『はじめて出会う 佐野ぬい』
未発表の素描/nuit monochrome

青の画家が密かに描いたモノクロたち
 2023年8月、日本を代表する洋画家で女子美術大学元学長の佐野ぬいが90歳で他界いたしました。没後の作品整理の過程で、作家本人以外はほとんど誰も見たことがない素描が新たに見つかりました。大胆なクロッキー、繊細なスケッチ、“らしくない”デッサン、特徴的なエスキース、浮世絵や絵本の模写。それらの中から選りすぐりの作品を、生前最後の個展を開催した「Galerie412」にて展示いたします。

 本展を機会に、佐野ぬいの新たな一面、nuit bleu(ニュイ・ブルー)で知られる作家の nuit monochrome、に触れていただけると幸いです。佐野ぬいの絵を知らない人は「へえ」と言い、佐野ぬいの絵を知る人は「えっ」と言う。そんな展覧会です。

展示予定作品

人物ドローイング作品 人物ドローイング作品 人物ドローイング作品

佐野ぬい略歴
1932年、青森県弘前市に生まれる。実家は菓子屋「ラグノオささき」
1950年代の制作初期から一貫して多くの青を基調とした作品を描き、「青の画家」として知られる。リズムをともなう色面の構成を通して、青の豊かな表現を展開。その青は「nuit blue (ニュイ・ブルー) 」と呼ばれる。カンヴァスに描かれた絵画作品の他、杉並区役所や東京ウィメンズプラザの壁画、弘前市民会館や京成スカイライナー成田空港駅のステンドグラスなど公共空間のための作品も制作している。
1955年 女子美術大学芸術学部洋画科卒業 女流画家協会展T婦人賞
1965年 新制作展作家賞(同66年、68年)
1986年 紺綬褒章(同2011年)
1994年 青森県褒章文化功労者
1996年 パリにて個展 (同00年、03年)
2001年 青森県文化賞受賞
2004~07年 日本美術家連盟常任理事
2007~11年 女子美術大学学長
2012年 瑞宝中綬章授章
2015年 弘前市名誉市民
2023年 8月永眠 正五位叙位
主な作品所蔵
青森県立美術館、弘前市立博物館、東京都美術館、上野の森美術館、神奈川県立近代美術館、横浜美術館、女子美術大学美術館、池田20世紀美術館、国立国際美術館、損保ジャパン東郷青児美術館、韮崎大村美術館

『はじめて出会う 佐野ぬい』
未発表の素描/nuit monochrome
会 期 2024年1月5日(金)~1月18日(木)
会期中無休
開場時間 13:00~18:30(最終日17:00まで)
会 場 表参道ヒルズ同潤館3F 「Galerie412 」(東京都渋谷区神宮前4-12-10)
入場料金 無料
電 話 03-5410-0388
主 催 一般財団法人nuit・company(ヌイカンパニー)

エコバッグ、はじめました
 おかげさまで、2022年の「新制作展(@国立新美術館)」で即完売となったnuitTシャツ。本展覧会では、80年代初期の代表作をあしらった新デザインのnuitTシャツ、初のnuitエコバッグなども登場する予定です。

情報掲載について

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