W'UP★12月1日(日) 大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住 2024 舎人公園」 都立舎人公園噴水広場(足立区舎人公園)

大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住 2024 舎人公園」
会 場 都立舎人公園噴水広場(東京都足立区舎人公園1-1)
開催日 2024年12月1日(日)
屋台 12:30~16:30
※地域有志による軽食や雑貨の販売、ワークショップなどを予定。売り切れ次第終了。
昼の部:14時開演出演:くるくるチャーミー[大西健太郎、富塚絵美]、メモリバ音楽隊
夜の部:17時開演出演:白井剛(ダンス)、野村誠(ピアノ)、山崎阿弥(声)
※昼の部、夜の部は各回30分程度を予定。※小雨決行、雨天時は内容を変更する場合があります。
参加費 無料(申込不要)
※屋台は有料です。
公式ウェブサイト https://aaa-senju.com/ohmaki
アクセス 日暮里・舎人ライナー「舎人公園駅」下車すぐ
主 催 東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、特定非営利活動法人音まち計画、足立区
協 力 児童養護施設 クリスマス・ヴィレッジ、カフェノトリコ、全學寺、東京未来大学 地域連携推進委員会、伊興地域学習センター、舎人地域学習センター、足立区立伊興小学校
※イベントの内容は変更となる場合がございます。

無数のシャボン玉が舎人公園に舞い上がる。
大巻伸嗣、ゲストアーティスト、地域の人々が織りなす一日限りのアートパフォーマンス。
現代美術作家・大巻伸嗣によるアートパフォーマンスである「Memorial Rebirth 千住」(通称:メモリバ)は、これまで足立区各地を巡回し、今回で10回目の本番を迎えます。昼の部はアーティストユニット・くるくるチャーミー[大西健太郎、富塚絵美]や市民有志の音楽チーム・メモリバ音楽隊が登場し、誰もが参加できるオリジナルの盆踊り「しゃボンおどり」を観客と踊って会場を盛り上げます。そして、夜の部はダンサー・白井剛、作曲家・野村誠、声のアーティスト・山崎阿弥がコラボレーションし、幻想的な光・風・音が公園の暗闇を彩ります。さらにはバリエーション豊かな屋台も出店。地域の人々とともに会場を盛り上げる、一日限りの足立区の祭典です。
さまざまな地域、そして人々とのつながりを大切に紡いでいるメモリバの縁(えん)。風により舞い上がる無数の光が、それぞれの思いとともに新たな風景を映し出します。
大巻伸嗣・アーティストメッセージ
2011年度から 、北千住を中心に足立区内のさまざまな場所で「メモリバ」を開催してきました。学校や商店街といった多様な場と人々を繋ぎ、新しい関係を創り出し、その場でしか生まれない発見を大切にしてきました。
今回の舎人公園での開催は、当初 10 周年を記念して企画されたものですが、コロナ禍の影響で中止となり、そこから 4 年が経過しました。桜の木々や大きな池、噴水が広がるこの場所で、これまで繋いできた思いを皆さんと共に共有できればと考えています。
現代社会では、人々が孤立し、他者との関わりを避ける傾向が強まっています。しかし、メモリバは人と人、そして人と場所がフィジカルに交わり合うことを最も大切にしています。『新しい祭』をテーマに、参加者の記憶に残り、世代や人種を超えて、町や空気が循環するそのプロセスを目指しています。
舎人公園という空間が開かれ、私たちが共に創り上げる「メモリバ」が、多くの人々を結び、賑わいをもたらすことを願っています。
Memorial Rebirth 作者・大巻伸嗣
アーティストプロフィール
大巻伸嗣 Memorial Rebirth 作者
美術作家。1971年岐阜県生まれ。東京藝術大学美術学部彫刻科教授。アジアパシフィックトリエンナーレや横浜トリエンナーレ 2008、エルメス セーヴル店(パリ)、アジアンアートビエンナーレなど世界中の芸術祭や美術館・ギャラリーでの展覧会に参加している。展示空間を非日常的な世界に生まれ変わらせ、鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ますダイナミックな作品の数々を発表している。
http://www.shinjiohmaki.net
くるくるチャーミー[大西健太郎、富塚絵美]「しゃボンおどり」作曲・振付(昼の部)
東京藝術大学卒業生によるアーティストユニット。ダンス、歌、作曲、音響などそれぞれの得意分野をもつ個性的なメンバーが集い、地域のお祭りや結婚式、パーティでのパフォーマンスなどで活躍。
白井剛 ダンス(夜の部)
1995年活動を開始。物・音・光・言葉など、あらゆる対象と響振し、時間・空間の触媒として繊細かつ危うく滲む身体性。個と世界の存在を等身大の視点から囁きかける作品性を旨とする。「バニョレ国際振付賞」「日本ダンスフォーラム賞」など国内外の幾つかの賞を受賞。公演、客演のほか、音楽・美術など他分野とのコラボレーションも多く企画された。「大巻伸嗣さんとは、2008年、金沢の展示で踊ったのが最初の出会いです。」
野村誠 ピアノ(夜の部)
1968年愛知県名古屋市生まれ。様々な音楽ジャンルを越境し、異ジャンルとコラボレーションを積極的に行う作曲家、ピアニスト。作品にDV被害者を取材した
《Intermezzo》(2001)、相撲太鼓のリズムによる《相撲聞序曲》(2017)、レクチャーを歌曲化した《どすこい!シュトックハウゼン》(2021)など。白井剛との共作に《フィジカル・ピアニスト》(2007)など。山崎阿弥とは ACAC(青森)、iCAN(ジョグジャカルタ)などで共演。千住だじゃれ音楽祭ディレクター。
山崎阿弥 声(夜の部)
声のアーティスト、美術家。自身の声によるエコロケーションで空間を認識し、音響的な陰影をインスタレーションやパフォーマンスによって顕在化、変容させる。近年は科学者(天文学、素粒子物理学)との協働から、知覚特性と世界像の関係を探りつつ、新しい声と未来のサウンドスケープ制作に取り組んでいる。
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