W'UP★2月10日~2月25日 グループ展「( No Title )」 WATOWA GALLERY(台東区今戸)

W'UP★2月10日~2月25日 グループ展「( No Title )」 WATOWA GALLERY(台東区今戸)

2024年2月10日(土)~2月25日(日)
グループ展「( No Title )」

 WATOWA GALLERYは日本の総合芸術「茶の湯」をアップデートするプロデュースチーム“無茶苦茶”とタッグを組み、新進気鋭の茶人や陶芸家、日本画家とWATOWA GALLERYセレクションアーティストによる日本の美意識をおもしろがる展示「( No Title )」を開催いたします。

 「茶の湯」は茶・花・書・陶芸・食...など多種多様な日本文化で構成される総合芸術と呼ばれています。無茶苦茶では形式に囚われない自由なお茶の在り方こそが「茶の湯」の魅力であり精神性だと捉え、そのおもしろさの一つがしつらえや茶会そのものに解釈の余地を与え、参加者それぞれの想像力を働かせながら、自然や人、そしてアートと融け合うような能動的なコミュニケーションにあると考えました。作品名、デザイン、色、大きさ...など全ての情報を埋め尽くさない「余白性」があるからこそ楽しめる場が茶会でもあります。

 今回は日本的感性を「余白」という存在に見出し、作品や空間、制作プロセスなど、様々な視点から鑑賞者ならではの「見立て」を通じて作品との自由なコミュニケーションを楽しんでいただきます。期間中には無茶苦茶プロデュースによる多様な茶の湯のあり方を模索する実験的な茶会ワークショップや作家の公開制作も実施。本展示にタイトルはありません。作品や空間に漂う余白を皆さん自身の見立てを通じて「銘(展示タイトル)」を付けてみてください。日本ならではの感性や美意識を通じたアートとの出会いをお楽しみください。

グループ展 「( No Title )」
会 期 2024年2月10日(土)~2月25日(日)中の金・土・日のみオープン
時 間 13:00〜19:00 ※最終入場18:30
会 場 WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(東京都台東区今戸1丁目2-10 3F)
入場料 ドネーションチケット 500円 ~
参加アーティスト 横山 玄太郎(現代陶芸家)、山田 翔太(アスリート陶芸家 / 茶人)、なごん/NAGON(作家)、松浦 匡起(日本画家)、シナダ タカシ(味噌湯)、WATOWA GALLERYセレクションアーティスト

イベント予定

1.味噌湯
元割烹料理人シナダタカシによる出張味噌汁屋。料理人時代に感じてきた様々な違和感を原点に、味噌汁を茶の湯に見立てた「味噌湯」という名の食べる芸術表現を体験いただきます。
・日時:2月10日(土)~11日(日)13:00-19:00
・人数:各日 50名程度 ※なくなり次第、終了
・参加費:無料

2.みたて茶会
陶芸家であり茶人でもある心技体を極めしアスリート作家 山田 翔太による「みたて」を通じて日本的感性を養うワークショップを茶会形式で開催いたします。茶の湯の精神性の一つである「守破離」をモチーフに基礎と応用に分けた内容でどなたでも気軽にご参加いただけます。
1)2月11日(日):みたて茶会 - 守 -
・時間:13:00 / 14:30 / 16:00 (各回60分)
・人数:6名 / 回 ※お申し込みは先着順です
・費用:4,000円(税込)※当日現金またはPayPayにてお支払い
・内容:茶人だけではなく現代アーティストも取り入れている茶の湯の美意識であり芸術表現の一技法「みたて」のエッセンスをワークショップや茶会を通じてお楽しみいただきます。
・申し込みフォーム: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd6HTDO8MVeooK4oe82vbC3W7G2XkVyDxIkBHCcJ8L_IbKq7A/viewform

2)2月25日(日):みたて茶会 - 破 -
・時間:14:00(150分)
・人数:6名 / 回 ※お申し込みは先着順です
・費用:8,000円(税込)※当日現金またはPayPayにてお支払い 
・内容:茶の湯の美意識「みたて」を展示作品を通じてより深く感じていただくオリジナル企画。「モノのとらえ方」「自由な発想」を養うことでアートとの新しいコミュニケーションが生まれます。
・申し込みフォーム: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd5wAC6RHbI-oYuZ4XtJX9z3uTv4seKNvVRrGhFq0RreoDZEQ/viewform

3.なごん/NAGON 公開制作「My Room is Black」
“モダンアートとしての生きる書道”を追求する作家なごん/NAGONによる公開制作。「アトリエ」をテーマに、自身の頭の中を可視化させた制作場(Room)であり、作品に宿る余白(Room)を墨を駆使し投影する。3日間を通じて変わりゆく景をお楽しみください。
・日時:2月16日(金)~18日(日)
※3日間を通して巨大作品を制作いたします

アーティストプロフィール

横山 玄太郎
 15歳で単身渡米。 留学先の高校で陶芸と出会い、ハートフォード美術大学に進学。卒業後、現地の陶器製作所に勤務ののち、2002年に帰国。以降、門前仲町にアトリエを構え、銀座三越をはじめ国内外のギャラリーで作品を発表。森英恵や漫画“へうげもの”の企画展などに参加する。 作品は森ミュージアムショップにて取り扱い中。
https://www.instagram.com/gentceramics/
山田 翔太 
 陶芸家。」1988年生まれ。15歳から独学で陶芸を始める。東京を拠点に作陶。茶盌を中心とした作品を制作し、銀座の靖山画廊の所属アーティストとして個展を開催。フランスなど海外でも作品の個展や茶会をとおして日本文化を世界に伝える活動をしている。
茶人
遠州茶道宗家の直門で茶の湯の世界を学ぶ。(準師範「宗道」として活動)日本の美意識の「みたて思考」を伝える講師として、企業向けの研修やワークショップを行う。
スポーツ
14年間のラグビー経験を経て、現在はトライアスロン、トレイルランをライフワークとしてレースに出場。lululemon, Millet等のスポーツブランドのアンバサダーとして、「スポーツ×アート×日本文化」を伝える。山頂など自然の中など、様々なフィールドで茶会やイベントを開催。
https://www.instagram.com/shotayamada14/
なごん NAGON
墨と筆を巧みに使い、モダンジャパニーズを表現する現代アーティスト。直感で筆を走らせながら客観的にアートとして捉えることで“モダンアートとして生きる書道 ”を追求し、伝統文化を自分のスタイルで表現し続けている。
https://www.instagram.com/nagon_calligraphy/
松浦 匡起
2002 愛知県生まれ
2022 名古屋造形大学美術表現領域日本画コース在籍
画歴
2022 はつ展  名古屋造形大学ギャラリー13
2023 fain art fair 2023 名古屋市民ギャラリー矢田
2023 KAKEHASHI 2023 名古屋三越栄
2023 第17回明日への飛翔展 ギャラリー彩
2023 樹の回 名古屋三越栄
2023 あつまる展 gallery White cube
2023 いい芽ふくら芽 松坂屋名古屋展 オルガン広場
2023 KENZAN2023 東京芸術会場
2023 one art taipei2023 JR東日本ホテル台北
https://www.instagram.com/masa_ki081/
シナダ タカシ
 元割烹料理人 / 出張味噌汁や / 瞑想家 / 味噌汁を茶の湯に見立てた「味噌湯」という名の食べる芸術表現を探求。「家族だから味噌汁を共にするのなら、味噌汁を共にすることで人は家族に近づけるのかもしれない」
https://www.instagram.com/ctakactaka/
無茶苦茶について
 "Respect and Go beyond”をミッションに日本の総合芸術「茶の湯」をテーマにしたアートプロデュース事業を展開。創造的イノベーションを生み出してきた茶の湯の“守破離”の思想のごとく、精神性を守りながらも、固定概念を覆し、日本の伝統文化を現代的に解釈しながら日本文化の新たな可能性を追求し文化価値の向上を目指します。
WEB https://mucha-kucha.co.jp/
Instagram https://www.instagram.com/mucha.kucha/


WATOWA GALLERY
 WATOWA GALLERYは、現代日本のストリートカルチャーやファッション、独創的・先進的なテクノロジーや「ジャパニーズ・フィロソフィー」を取り入れた新しい感性を持つ若手の作家を中心として、アート・コミュニケーションの場を提供するアートプロジェクト/プロデュース集団です。アートがファッションのように親しみやすいカルチャーとなり、ひとりひとりのライフスタイルに溶け込む社会を拓くため、新しい感覚のエキシビションや、アートプロジェクトのプロデュース・演出を行い、アートに触れるタッチポイントを拡大します。
 現在も国内外で評価されている主要なアートムーブメントの多くは、ミュージアムの外で、そして多様なジャンルのアーティストと支援者との交流によって生まれています。わたしたちは特定のアートスペースを持たず、あらゆる空間をギャラリーと捉え、アートをミュージアムからコミュニティへ、都市へ、住空間へ開放し、ミュージアムの外からさまざまな分野のプロフェッショナルと横断的なアートプロジェクトを発信していきます。さらに、日本の若手アーティストの活躍と日本の若手コレクターの参入をサポートし、アーティストと支援者の交流を促進します。
 WATOWA GALLERYを媒介とした新しいコミュニケーションやコミュニティの育成によって、次の時代のアートシーンを創造し、市場の活性化を目指します。2019年より特定の場所を持たないプロデュース集団としての活動をしておりましたが、2022年9月より、WATOWA GALLERY初の本拠地「WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO」を浅草・今戸にオープンします。

THE BOX TOKYO
 THE BOX TOKYOとは、2022年に元段ボール工場の跡地の一角を改装し、WATOWA GALLERYと空間を共存する新しいアートシーンを育むためのアートプロジェクト・インキュベーション施設です。
 次世代のキュレーター、コレクター、クリティック、プロデューサーなど、アートの生態系を取り巻く多種多様なプレイヤーが互いに学び、ともに高め合うことをねらいとする支援や、プロジェクト、社会的なアート実験などを企画、サポートしていきます。
 主にアーティストのみならず、キュレーター、批評家、活動家、文化研究者、コレクター、ギャラリスト、オークショニアなど、若手や異分野の専門家による「ミュージアム実験」をしたり、現代における、"この世代から始めるカルチャーを"をスローガンに始められる新たなアートのチャレンジを応援できるような施設として、新しいアートの価値や思想を生み出していくことを目的としています。

WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO
※開催内容により名称がいずれかに変更されます。
住 所 東京都台東区今戸1-2-10 3F
運 営 WATOWA INC. http://www.watowa.jp/
http://watowagallery.com *9月9日(金)公開予定
Instagram @watowagallery

W’UP★3月17日〜4月14日 Janek Simon “A Man with Three Hands and Other Works” Aneta Grzeszykowska “Skinformers” COURTYARD HIROO “GAROU” 1-2F(港区西麻布)

W’UP!★3月16日~3月24日 Exhibition #04「Plastic Coast」 elephant STUDIO(渋谷区渋谷)

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

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