W'UP! ★12月16日〜12月23日 ~水墨と油彩を融合する~李炎 画展 Shinwa Wise Holdings株式会社(中央区銀座)

W'UP! ★12月16日〜12月23日 ~水墨と油彩を融合する~李炎 画展 Shinwa Wise Holdings株式会社(中央区銀座)

2023年12月16日(土)〜12月23日(土)
~水墨と油彩を融合する~李炎 画展

 5歳で描くことを始め、12歳で中国代表、15歳で米スタンフォード大学美術館で個展を開き、17歳で北京中国美術館で歴代最年少として作品を展示をした李炎は、その後日本で油彩を学びました。
 水墨画を源流とする「筆」の表現力と「墨」の動きが油彩と融合し「油彩の潑墨」ともいうべき筆致で作品を描き、北京で行われた瀚海春季オークションでは「天地合一」が170万元(約2778万円)で落札。「絵画は見る者一人一人の心の中に広がる空間」という大学院生の頃からの想いを大切にしており、東日本大震災時には被災者の宿泊地に作品を提供し、李炎の絵から「元気をもらった」という宿泊客や被災者の方々は数多いと聞きます。

~水墨と油彩を融合する~李炎 画展
会 期 2023年12月16日(土)~ 12月23日(土)
開場時間  11:00〜18:00
※最終日  11:00〜15:00 (最終入場は14:00)
会 場 Shinwa Wise Holdings株式会社(東京都中央区銀座7-4-12 銀座メディカルビル1階 )

出展作品(一部)

大道無形(2023年) F100号 キャンバスに油彩
大道無形(2023年) F100号 キャンバスに油彩
思源(2021年)F120号 キャンバスに油彩
思源(2021年)F120号 キャンバスに油彩
天地合一(2021年) F10号 キャンバスに油彩
天地合一(2021年) F10号 キャンバスに油彩
 縁(2017年) S8号 キャンバスに油彩
縁(2017年) S8号 キャンバスに油彩

 自在な⾊使いの抽象的な空間のなかに、船が浮かび鳥が舞い花が咲く。強い筆致と柔らかな⾊面そして具象的なモチーフという異質なものたちを、より強く洗練された「筆墨の力」が結びつけてゆくのだが、その根底にも対象を描き出しつつ、同時に筆と墨の織りなす模様でもあるという水墨画の感覚がある。西洋流にいえば、マテリアリティと具象と抽象とを画面のなかに折り重ね、より高次な「なにか」 へと昇華させるのである。李炎が「墨や絵具の流動性と筆捌きとの駆け引き=ネゴシエーション」のなかから目指すのは「禅心」と呼ぶ「自⼰と他者の隔たりなき共存」だという。
 これは漠たる抽象的なイメージではない。東日本大震災で多くの被災者の拠り所となった南三陸のホテル観洋では、作品をギャラリーやホールではなく、食事をとる広間の壁面に「ふつうにそこにある」 ように掛け並べ、宿泊客の自然なまなざしを呼び込んでいる。先の理想は「絵画は見る者一人一人の心の中に広がる空間」という大学院生の頃からの思いを展開させたものであり、広間での展示はその実践で、李炎の絵から「元気をもらった」という宿泊客また被災者の方々は数多いと聞く。 激しい筆致のなかにあるオレンジや⾚の暖かさ。その力強さとやさしさが「気韻生動」のエールとして人々に受けとめられているのだろう。そんな水墨と油彩の融合する李炎の世界を楽しんで頂ければ幸いである。(引用元:「李炎画展パンフレット」島尾 新 日本美術史家 一部抜粋)

李炎(りえん)
5歳から水墨画をはじめる
8歳より国内外の展覧会で多数受賞
12歳で中国代表としてオーストラリア訪問
15歳で米スタンフォード大学美術館個展
さらに、アメリカ、日本、シンガポールなどで個展を開催
17歳で北京中国美術館で作品展示(歴代最年少)
2004年 多摩美術大学大学院美術研究科修了 第一号芸術博士取得
2014年 中国国家博物館で個展を開催。
2021年 島根美術館の展覧会で多数の大作を発表
2022年 南三陸ホテル観洋で24時間美術館展示
2023年 カメイ美術館「花の絵画展」展示 など
主な所蔵先
世界多数の美術館のほか。デンマーク女王マーガレット二世、イギリスフィリップ王配、アメリカ前大統領のレーガン、イギリス前首相サッチャー夫人、オーストラリア前首相フレイザーなど多くの要人が作品を所蔵。

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