W'UP! ★4月26日~5月31日 キヤノンギャラリー50周年企画展 「写真、そして紡がれる物語」/6月1日~7月4日 松下幸司写真展「水の星」&キヤノンフォトサークル マンスリーフォトコン 2022 優秀作品展 キヤノンオープンギャラリー1、2(港区港南)

2023年4月26日(水)~5月31日(水)
キヤノンギャラリー50周年企画展
「写真、そして紡がれる物語」
本展は、過去50年間にキヤノンギャラリー銀座で開催された写真展の案内はがきを展示する企画展です。キヤノン ギャラリーが2023年2月に開設50周年を迎えたことを記念する「キヤノンギャラリー50周年企画展」の一環として開催します。
キヤノンギャラリー銀座では、1973年2月に「キヤノンサロン」(現キヤノンギャラリー)を銀座に開設して以来、通算で2,000回以上の写真展を開催してきました。本展では歴史を感じさせる50年前の案内はがきから、直近で開催した写真展の真新しい案内はがきまで、その時々に作成された実際のはがきから約250点を展示します。時代の移り変わりとともに写真の表現方法も変化しており、本展では各写真展の世界観を表す代表的な写真と、はがきのデザインの変遷をお楽しみいただけます。
またこのほかにも、キヤノンギャラリーの50年間の歴史をまとめた記念冊子に関連した展示も開催します。
キヤノンギャラリー ステートメント
変わらずに、つづいていく。「写真」がある限り。
1973年、銀座からキヤノンサロンが始まった。そこはキヤノンギャラリーとして名称を変え、受け継がれてきた。
時代とともに、写真表現のあり方も大きく変わった。それでも私たちキヤノンは、変わることなく写真を尊び、写真を愛し、さまざまな作家、作品との出会いを大切にしてきた。ギャラリーという空間と作品が一体になったとき、それこそが写真の完成した姿だと信じているからだ。
キヤノンギャラリーの歴史を支えてきたのは、キヤノンではない。幾百もの作家による写真展、幾千もの写真作品、そして、幾万ものご来場いただいたお客様に他ならない。刻まれた記録と記憶は、私たちにとって大きな財産だ。
今日もキヤノンギャラリーには「写真」がある。一つの作品の前で立ち止まり、心を震わせる人がいる。 その光景は、50 年前から変わらない。「写真」がある限り。次の50年も、きっと。
キヤノンギャラリー50周年
開催期間 2023年4月26日(水)〜5月31日(水)
開館時間 10:00〜17:30
休館日 日曜日・祝日
会 場 キヤノンオープンギャラリー1・2(東京都港区港南 2-16-6)
アクセス JR 品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
入場料 無料
※新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、開館時間や休館日など、状況の変化に応じて適宜見直す可能性がございます。ご来館の際は、キヤノンギャラリーホームページ(https://canon.jp/gallery)をご確認ください。
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©松下幸司
2023年6月1日(水)~7月4日(火)
東京写真月間 2023 SDGs「環境」
松下幸司写真展「水の星」
本展は、写真家の松下幸司氏による写真展です。東京写真月間実行委員会が主催する「東京写真月間2023」の国内企画展「SDGs『環境』」の一環として開催します。子どもたちが遊ぶシャボン玉を見てその儚さに魅了され撮影をしていた氏は、シャボン玉が水の星(地球)のように見えたと言います。シャボン玉は、空気中のチリやホコリとの衝突、水分の蒸発や重力により壊れますが、氏はそれらを大気汚染や地球温暖化などの地球環境に重ね合わせています。
本展では、氏が美しさや神秘、強さ、そして儚さを感じさせるシャボン玉を使用して銀河系の星を表現し、環境保全を語り掛ける作品を20点展示します。展示作品は、すべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントし展示します。
東京写真月間とは
「東京写真月間」(The Month of Photography, Tokyo)は、写真文化の普及と発展を図るために、1996年より公益社団法人日本写真協会が写真業界に呼びかけて催されている写真イベントです。毎年 6 月 1 日 の「写真の日」を中心とした 5~6 月にかけて、東京都内の写真ギャラリーなどで開催されています。
今年で28回目を迎える国内企画展は、「SDGs『環境』」をテーマに、都内の6拠点にて7名の写真展を開催します。
作家メッセージ
私がシャボン玉に魅せられたのは、ある日、近くの子どもたちがむじゃきにシャボン玉で遊んでいるのをみて綺麗だなと思って見ているうち、壊れて消えてしまったとき、儚さを感じてしまい、儚さを表現するにはどうすればいいのだろう?と自問自答しているうち、儚いからこそ美しいんだと、たどり着き撮影をはじめました。すると、そこには水の星 (地球)のように見えてきたシャボン玉がありました。見れば見るほど引き寄せられ、銀河系の星と見間違うほどでした。シャボン玉は、生活のあらゆる場面で見ることができます。炊事・洗濯・お風呂など、一瞬のことで気にも留めないかもしれませんが、よく観てみると、空気の流れにより凄く早く回転して二度と現れない「唯一無二」の表情を見せてくれています。そうした美しさ・神秘・強さ・儚さを見せてくれるシャボン玉なのに、壊れてしまう原因が、3つあると言われています。私はその原因を今の地球環境に重ね合わせています。
1)ホコリやチリなどがシャボン玉の膜にぶつかって壊れる(大気汚染・隕石落下)
2)水分が蒸発して壊れる(地球温暖化)
3)重力によってシャボンの上部が薄くなって壊れる。こうして膜の一部に穴が開いて壊れて水滴になってしまう(地球温暖化によりオゾン層の破壊が進むにつれて起こる現象)
今の地球環境で、地球温暖化・オゾン層破壊は非常に、大きな問題です。オゾン層が薄くなることによって紫外線の量が増えてしまい、生命に異常をきたしてしまう可能性が高いともいわれています。今回この作品(本展のキービジュアル)は地球誕生前からを表現しました。シャボン玉のように壊れてしまわないように私たち一人ひとりが気候変動を止めるため個人レベルの取り組みが必要だと考えています。日常にある細かな部分に眼を向けるだけでも環境問題解決に貢献できるのではないでしょうか。そして、今回の作品が少しでも「触発」につながれば、 嬉しく思います。命を楽しみ、過程を楽しみ、これからも私はシャボン玉の美しさ・神秘・強さ・儚さを撮り続けます。
作家プロフィール
松下幸司
1961年香川県高松市生まれ。大阪芸術大学短期大学部デザイン美術科グラフィック専攻卒業後、東京・麻布スタジオにて基礎を学ぶ。写真家を目指し帰省後1999年TEXNEを設立。
2001年から定期的に『虹の宇宙』個展を開催。
2002年より公益社団法人 日本広告写真家協会(APA)正会員。
2022年より公益社団法人 日本写真協会(PSJ)正会員。
2001年 愛媛県 アッシュ・ギャルリー 個展
愛媛県 ギャラリーリブアート 個展
2015年 イタリア・ミラノ(日本の祭典 in ミラノ)出展
2016年 イタリア・ローマ(日本の祭典 in ローマ)出展
2015年 香川県(小豆島)イサムノグチ コラボ展
2018年 チェコ・プラハ(日本の祭典 in プラハ)出展
2018年 東京 Bunkamura gallery 個展
2021年 香川県 歯 ART 美術館 個展
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東京写真月間 2023 SDGs「環境」
松下幸司写真展「水の星」
開催日程 2023年6月1日(水)~7月4日(火)
開館時間 10:00~17:30
休館日 日曜日・祝日
会 場 キヤノン S タワー2階 キヤノンオープンギャラリー1(東京都港区港南2-16-6)
アクセス JR 品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
入場料 無料
※ 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、開館時間や休館日など、状況の変化に応じて適宜見直す可能性がございます。ご来館の際 は、キヤノンギャラリーホームページ(canon.jp/gallery)をご確認ください。
2023年6月1日(水)~7月4日(火)
キヤノンフォトサークル マンスリーフォトコン 2022 優秀作品展
キヤノンの会員制写真サークル「キヤノンフォトサークル」の月刊誌では、月例写真コンテスト「マンスリーフォトコン」を開催しています。
本展は、2022年4月号から2023年3月号において、スタンダードクラス、ネイチャークラス、そして3か月ごとに募集テーマが変わるテーマ別クラス(乗り物、モノクロ、ポートレート、生きもの)の各クラスで、ゴールド賞を受賞した作品計36点を展示します。
展示作品は、すべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントし展示します。
なお、キービジュアルには、朝焼けに染まる霧氷(むひょう)の美しさから感じられる希望に満ちあふれた始まりのように、多くの方々にとって写真が豊かな人生の始まりのきっかけとなることを祈念し、相原朝生さんの作品「朝日に染まる」を選定しました。
開催日程 2023年6月1日(水)~7月4日(火)
開館時間 10:00~17:30
休館日 日曜日・祝日
会 場 キヤノンSタワー2階 キヤノンオープンギャラリー2(東京都港区港南2-16-6)
アクセス JR 品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
入場料 無料
※新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、開館時間や休館日など、状況の変化に応じて適宜見直す可能性がございます。ご来館の際 は、キヤノンギャラリーホームページ(canon.jp/gallery)をご確認ください。
キヤノンフォトサークルについて
キヤノンフォトサークルは、今年で創立69年を迎える国内有数の会員制写真サークルとして、アマチュア写真文化に大きく貢献してきました。会員向けに発行している月刊誌「キヤノンフォトサークル」やイベント、ウェブサイト、SNSを通じて、会員の皆さまに写真を楽しんでいただく場や情報を提供しています。
キヤノンフォトサークルホームページ https://cweb.canon.jp/cpc/
選者および選考ポイント等について
〇スタンダードクラス
選者:吉村和敏氏
テーマ・被写体:自由
選考ポイント:大切なのは作者の柔軟な発想を生かした独自の視点。
〇ネイチャークラス
選者:米 美知子氏
テーマ・被写体:壮大な自然風景や生きもの、花など。
選考ポイント:自然と向き合う姿勢と、独自のまなざしが大切。
〇テーマ別クラス
・乗り物選者:岡本豊氏
選考ポイント:“乗り物”の機能美や迫力だけでなく、風景や周りの環境も加えた幅広い表現の作品。
・モノクロ
選者:岡嶋和幸氏
選考ポイント:カラー写真に比べ色が無く情報量の少ないモノクロ写真だからこそできる、見る人の想像力を喚起させる作品。
・ポートレート
選者:野村恵子氏
選考ポイント:撮影者と被写体とのつながり、そして日常にあるささいなことを形に残したポートレート作品。
・生きもの
選者:大竹英洋氏
選考ポイント:撮影技術だけでなく生きものたちの動きや目の前の光と色をしっかり観察できている作品。
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