W'UP★11月18日~12月17日 GRAPHGATE展 2024/12月18日~2025年1月29日 2025年キヤノンカレンダー 竹沢うるま写真展「World Heritage Journey 世界遺産を訪ねて」/ボケフォトファングループ写真展2024 キヤノンオープンギャラリー1、2(港区港南)
写真・映像作家発掘オーディション「GRAPHGATE」企画展
GRAPHGATE展 2024
会 場 キヤノンSタワー2階オープンギャラリー1(東京都港区港南2-16-6)
開催日 2024年11月18日(月)~12月17日(火)
開館時間 10:00~17:30
休館日 日曜日・祝日
入場料 無料
ホームページ canon.jp/gallery
アクセス JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
「GRAPHGATE」は、2023年より開始した、作品づくりに強い意志を持った写真・映像作家の発掘を目的としたオーディションです。「入賞だけで終わらせず、さらに次へとつなげてほしい」という思いから、選考には作品の表面的な美しさや表現技法だけでなく、作品を通して強い意思や創作意欲を伝えるコミュニケーション力を重視しています。
本展では、2024年4月8日から6月5日に募集を行った第2回GRAPHGATEの応募者の中から、二次選考、三次選考を経て決定した優秀賞5名(写真作品から3名、映像作品から2名)と佳作10名(写真作品から8名、映像作品から2名)の計15名による作品を展示します。写真作品は各作家がそれぞれ割り振られた壁面内において、一次選考~三次選考で提出した作品群の中から自身でセレクトした作品を展示します。それぞれの作品群は、作家たちがこれまで何を思いどのような創作活動を行ってきたのか、そしてこれから何を目的に何を表現していきたいか、作品とともに語られる作家の意思、そして未来が表現されています。
GRAPHGATE グランプリ選考会
優秀賞の5名がグランプリを競ってプレゼンテーションを行う公開選考会を開催します。プレゼンテーション後に選考委員が審議を行ってグランプリを決定し、会場にて発表・表彰を行います。どなたでもご見学いただけますのでぜひお越しください。
開催日 11月30日(土)14:00~
会場 キヤノンSタワー3階キヤノンホールS(住所:東京都港区港南2-16-6)
入場料 無料
来場登録 11月1日(金)10:00以降、GRAPHGATEホームページより事前登録をお願いします。
https://cweb.canon.jp/event/photo/graphgate/
グランプリ受賞者には、賞金100万円と、1年後のキヤノンギャラリーS(品川)での個展、機材サポートなどの副賞が与えられます。
選考委員 ※五十音順、敬称略
梶川由紀(キュレーター/何必館・京都現代美術館)
品川一治(映像プロデューサー/(株)トボガン代表)
千原徹也(アートディレクター/(株)れもんらいふ代表)
長野智子(キャスター/ジャーナリスト)
藤森三奈(編集者・チーフプロデューサー/(株)文藝春秋『Sports Graphic Number』)
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
W'UP! ★11月14日~12月16日 逸見祥希作品展「光さす杜の声を聴く」/12月19日~2025年2月4日 西澤 丞 写真展「超現実世界 決して交わることのない、もうひとつの世界」 キヤノンギャラリー S(港区港南)
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2025年キヤノンカレンダー 竹沢うるま写真展「World Heritage Journey 世界遺産を訪ねて」
会 場 キヤノンオープンギャラリー1(東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー2階)
開催期間 2024年12月18日(水)~2025年1月29日(水)
開館時間 10:00~17:30
休館日 日曜日・祝日
ホームページ
https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/takezawa-worldheritage2025
アクセス JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
入場料無料
本展は、写真家 竹沢うるま氏による写真展です。
氏が撮影を担当した2025年キヤノンマーケティングジャパン・カレンダー「World Heritage Journey 世界遺産を訪ねて」を飾る作品12点を含む、計42点を展示します。
キヤノンマーケティングジャパン・カレンダーは2018年より世界遺産をテーマに制作しており、今回で8回目となります。
昨年に引き続き撮影を担当した氏は、新型コロナウイルスが収束したことで、3年ぶりに海外に赴き、1年かけてオーストラリアやアイスランド、マレーシア、ナミビアなど各地の世界遺産で息を飲むような光景を撮影しました。
旅先ではオーバーツーリズムや地球規模での気候変動、紛争などの問題で思うように撮影できないこともありながら、たどり着いた地で出会った壮大な光景を捉えた一つひとつの作品からは、世界の美しさを実感することができます。
作家メッセージ
世界遺産の撮影のために、この一年、世界各地を旅した。コロナ禍によるパンデミックが明け、世界への扉が再び開いたわけだが、旅先で直面したのは各地で顕在化する世界規模の問題たちであった。オーバーツーリズムや地球規模の気候変動。それに加えて紛争。
雨が全く降らない乾季に大雨が降って氾濫する川や、季節外れの濃い霧によって閉ざされる山々。一連の撮影は不安定な気候に左右され、予定通りに進んだものは少ない。なんとかシャッターを切るに値する瞬間が巡ってきたかと思えば、オーバーツーリズムによって引き起こされる渋滞に巻き込まれ、撮影のタイミングを逃すこともあった。また紛争によってこの数年間は国際線の飛行ルートも大きく変わり、目的地にたどり着くのに時間を要することも多い。
それでも諦めずに歩みを続け、ひとつひとつ拾い集めていった光景で構成されたのが、このカレンダーである。様々な問題があるにしても、旅路の果てにたどり着いた世界遺産は壮大で、我々に自然の豊かさや厳しさを提示し、改めて世界は美しいのだと認識することができた。
世界遺産は、人類が共有すべき顕著な普遍的価値を有する文化遺産や自然遺産の保全を目的としている。世界遺産に限らず、地球上の美しい自然を未来へと残すことができるのかどうか。いま、ひとりひとりにその在り方が問われている。現在、我々が置かれている状況について改めて考えるきっかけになればと思い、本カレンダーを構成した。
ひとつだけ、印象に残っている瞬間を挙げるとすれば、ナビブ砂漠で迎えた夜明けだろう。太陽が砂漠の向こう側から昇ると、砂漠は淡い桃色から輝かしい黄金色、そして燃えるような赤へと移り変わる。そのとき、波打つ赤い砂漠に立つ私の足元に小さな植物が芽吹くのを目にした。私はその小さな緑に自然の息吹を感じ、光を見たような気がした。
いつまでも変わらず、この美しい光景がそこにあり続けることを願う。
竹沢 うるま(たけざわ うるま)
1977年生まれ。写真家。同志社大学法学部法律学科卒業。在学中、アメリカ一年滞在し、モノクロの現像所でアルバイトをしながら独学で写真を学ぶ。帰国後、ダイビング雑誌のスタッフフォトグラファーとして水中撮影を専門とし、2004年よりフリーランスとなり、写真家としての活動を本格的に開始。
2010年~2012年にかけて、1021日103カ国を巡る旅を敢行し、写真集「Walkabout」と対になる旅行記「The Songlines」を発表。2014年には第三回日経ナショナルジオグラフィック写真賞受賞。2015年に開催されたニューヨークでの個展は多くのメディアに取り上げられ現地で評価されるなど、国内外で写真集や写真展を通じて精力的に作品発表をしている。主なテーマは「大地」。そこには大地の一部として存在する「人間」も含まれる。近著にチベット文化圏をテーマとした写真集「Kor La」(小学館)や「旅情熱帯夜」(実業之日本社)がある。大阪芸術大学客員教授。
「うるま」とは沖縄の言葉でサンゴの島を意味し、写真をはじめたきっかけが沖縄の海との出会いだったことに由来する。
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ボケフォトファングループ写真展2024
会 場 キヤノンオープンギャラリー2(東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー2階)
開催期間 2024年12月18日(水)~2025年1月29日(水)
開館時間 10:00~17:30
休館日 日曜日・祝日
ホームページ https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/bpf-group2024
本展は、ボケが主役の写真「ボケフォト」を楽しむ「ボケフォトファン」による写真展です。「ボケフォトファン」は、Facebook の投稿グループ「ボケフォトファン」でつながったメンバーと、Instagramのフィーチャーアカウント「bokehphotofan」でのフィーチャーを目指して日々投稿するユーザーによって構成される写真グループで、人それぞれ異なる「ボケ」の魅力を追求しています。
キヤノンギャラリーでボケフォトファングループ写真展を開催するのは、本展で4回目となります。
本展では、自分なりの表現で自由にボケフォトを追求することで、異なる感性が生み出す多様なボケフォトを118点展示します。
展示する作品は、FacebookとInstagram にてコンテスト形式で公募して選出されたものです。
被写体は花や人であってもあくまで主役はボケである、ユニークで美しい「ボケフォト」を鑑賞すると、写真の新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。
出展者メッセージ
「ボケフォト」、それはボケにこだわってボケ味を愉しむ写真。被写体を浮き上がらせるためのボケはもちろん、ボケそのものが絵になっている「ボケが主役の写真」です。カメラサイトなどのレンズ評価ではボケ味が必ず語られ、レンズの表現にこだわる上級者やマニアにとってもボケ味は重要な関心事。初めてミラーレス一眼を手にする女性たちにもボケを生かした柔らかな表現が大きな魅力となっています。そんな「ボケ」を愛する人たちのために「ボケが主役の写真」を「ボケフォト」と名付け、ボケフォト好きがFacebook上で集って発足した写真投稿グループが「ボケフォトファン」です。2014年7月発足以来 初心者からプロの写真家まで現在約1万人が在籍、2017年にスタートしたInstagramアカウントには約2万人のフォロワーがいて、カメラ女子のふんわりボケからレンズ沼住人のうんちくボケ、さらには自作改造レンズによる特殊ボケまで、さまざまな表現の「ボケフォト」が日々投稿されています。さらに2017年には玄光社よりMOOK「ボケフォトファン」も刊行され、ボケフォトのバイブルとなっています。
この写真展はそんな「ボケフォトファン」の第4回グループ展です。今回は Facebookメンバーとインスタフォロワーの皆さんによる公募展。それぞれご自身の自信作を応募していただき、その中から選ばれた力作約100点による合同写真展です。テーマはなく、自分なりの表現で自由にボケフォトを追求していただきました。さまざまな感性による無限の表現、118点の思い思いのボケフォト達。花や人は写っているけれど、主役はあくまでボケ。かつては脇役だったボケが「主役」という、写真を見る目がちょっと新しくなるユニークで美しい写真達をどうぞご覧ください。
ボケフォトファン代表管理人 堤 一夫
ボケフォトファンの活動
Facebook上のメンバーは40代から60代を中心に男女比率は7対3。一方Instagramのアカウントのフォロワーは30代から50代が中心で男女比率が4対6と逆転しています。両方に属している方は数百人程度で、同じボケフォトファンでも構成員が違うため作風も多少違っています。Facebookのボケフォトファンではオールドレンズや改造レンズまで含めてマニアックなボケが多め、一方のInstagramはミラーレスで入門された女性のふんわりした明るいボケから海外作家のアーティスティックなボケまで幅広くなっているのが特徴です。
年間の活動として「ボケフォトお写ん歩」という名の撮影会を東京、名古屋、大阪で開催したり、カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+」にメンバーで出かけたりと、メンバー同士のオフ会も盛んです。さらにキヤノンギャラリーでのグループ展を隔年で開催するなど SNSから始まってリアルな写真仲間との世界が広がっていくというSNS時代ならではの写真の楽しみ方を提供しています。
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