W'UP!★12月2日〜12月24日 松岡 亮 個展 「誰かに愛されている空。誰かを愛している空。」 SAI(渋谷 MIYASHITA PARK)

W'UP!★12月2日〜12月24日 松岡 亮 個展 「誰かに愛されている空。誰かを愛している空。」 SAI(渋谷 MIYASHITA PARK)

Untitled 2273 x 1818 mm 2023 Embroidery on fabric

2023年12月2日(土)〜12月24日(日)
松岡 亮 個展
「誰かに愛されている空。誰かを愛している空。」

 SAIでは2023年12月2日より12月24日まで、作家・松岡 亮によるSAIでは2度目になります個展”「誰かに愛されている空。 誰かを愛している空。」“を開催いたします。松岡の制作は、ペインティング、ドローイング、刺繍など様々なメディウムを用いますが、その表現は一貫して深い没入感の中、即興で描かれます。

(Right)Untitled 1620 x 1300 mm 2022 Embroidery on fabric(Left)Untitled 1620 x 1300 mm 2022 Embroidery on fabric
(Right)Untitled 1620 x 1300 mm 2022 Embroidery on fabric(Left)Untitled 1620 x 1300 mm 2022 Embroidery on fabric
Untitled 2150 x 1490 mm 2022 Embroidery on fabric
Untitled 2150 x 1490 mm 2022 Embroidery on fabric

 本展「誰かに愛されている空。誰かを愛している空。」は、100号を超える大型の刺繍作品と、1部屋を全て使ったドローイングのインスタレーションで構成されます。 松岡の刺繍作品にはミシンが使用されるのですが、ペインティングと同じように全て即興で制作されます。ミシンは当然それ自体が動くことはなく、その前に座る松岡が支持体となる布を動かす事によって1本の線が引かれ、色面を生み出す際には、何重にも布を前後に動かし往復させることによって形作られていきます。作品の全体像は完成するまでは見ることができず、制作時にはミシン台に広げられた両腕の範囲のみが視野となり、上下左右も曖昧な中で、感覚だけを頼りに糸を打ちつけていきます。 1つの作品を完成させるに膨大な時間と集中力が必要となる刺繍作品からは、ペインティングとは違う身体性と時間軸を感じる事ができます。本展では身体の動きが直接的に形になるドローイングと対比させる事で、表現の可能性と差異を浮き出させます。

Untitled 1620 x 1300 mm 2022 Embroidery on fabric
Untitled 1620 x 1300 mm 2022 Embroidery on fabric

松岡 亮(まつおか りょう)
 1974年、東京に生まれた松岡は90年代より路上や旅先などストリートでの活動を始め、90年代後半には 様々なビルの屋上にのぼり紙を敷き詰め大空の下に描く「東京屋上」の連作や、ミュージシャンやライター など他者と即興で行うライブペインティングなど、東京のストリートシーン黎明期において先駆的な表現者として認知されます。 2000年代以降も国内外で発表を続け、ファッションブランド「ヨウジヤマモト」とのコラボレーションをはじめ、「Joyce Hong Kong(ジョイス·ホンコン)」や「L'ECLAIREUR Paris(レクレルール·パリ)」での展示。 2020年に大阪にオープンしたLe Cafe Vや、2022年に全面リニューアルをしたルイ・ヴィトン池袋店に天井画を描くなど、様々なシーンを飛び越え活動の幅を広げ続けています。

松岡 亮 個展「誰かに愛されている空。誰かを愛している空。」
会 期 2023年12月2日(土)〜12月24日(日)
場 所 SAI(東京都渋谷区神宮前 6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F)
時 間 11:00〜20:00(無休)
電 話 03-6712-5706
Instagram https://www.instagram.com/sai_miyashita/

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