W'UP★9月19日~12月6日 古代オリエントから石見銀山へ -銀が動かす世界- 古代オリエント博物館(豊島区東池袋)

古代オリエントから石見銀山へ -銀が動かす世界-
会 期 2026年9月19日(土)~12月6日(日)
会 場 古代オリエント博物館(東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館ビル7階)
開館時間 10:00~17:00(最終入館16:30)
※10月18日(日)、11月20日(金)は20:00まで開館(最終入館19:30)
休館日 会期中無休
入館料 一般1,500円、大・高校生1,000円、中・小学生400円
※団体割引・障害者割引あり
ホームページ https://aom-tokyo.com/
人類の歴史は、金属との出会いによって大きく動き出しました。金や銀はその美しさと輝きで人々を魅了し、やがて富と権力の象徴となりました。一方、銅や鉄は道具や武器として文明の発展を支えてきました。なかでも「銀」は、価値をはかる素材からコインへと発展し、さまざまな形で遠く離れた地域を結ぶ存在となりました。そして、大航海時代には、人々の経済活動になくてはならない存在となっていました。そんな時代に大量の銀を生産したのが石見銀山(島根県大田市)です。
2027年、石見銀山は発見500年・世界遺産登録20周年という大きな節目を迎えます。本展はその記念事業として、東京・出雲(島根)・大田(島根)の3ヶ所で開催される記念展の1つに位置づけられます。古代オリエントの装身具や銀製容器、多彩なコイン、そして石見銀山ゆかりの資料を通して、「銀」が人々と世界を結んできた歩みをたどります。東京で初めて石見銀山を本格的に紹介するこの機会に、銀の魅力と歴史をぜひお楽しみください。
- 金製装身具(個人蔵)当時の高度な金工技術と支配の権威を示している。
- ネフェルテム神護符(MIHO MUSEUM蔵)古代エジプトの神、ネフェルテムの像。
- クレオパトラ7世銀貨(古代オリエント博物館蔵)古代エジプト最後の女王クレオパトラ7世と、夫であり政治的同盟者でもあったローマの将軍アントニウスを表裏に刻んだ銀貨。
- 地球儀(南蛮文化館蔵)漆塗りで仕上げられた地球儀。
- 古丁銀 文禄石州銀・御取納丁銀・御公用丁銀(島根県立古代出雲歴史博物館蔵)3点とも石見銀山の銀によって製作されたと考えられ、毛利元就や豊臣秀吉と関係が深い品。
- 銀山稼方絵巻(石見銀山なかむら文庫蔵)石見銀山絵巻の1つ。採掘作業の様子などが色彩豊かに描かれている。
第1章 人間と金属の出会い
人類が金属(金・銀・銅・鉄)と出会い、利用し始めた過程とそれぞれの役割について紹介します。
第2章 銀の造形
銀の美しさと輝きを装身具、容器、神像などにあらわしてきた利用の歩みと、それを支えた技術の発展を紹介します。
第3章 貨幣としての銀
価値を示す素材としての役割から、コインの誕生を経て、交易を支え、経済や文化を動かしてきた銀の役割について紹介します。コインの歴史、ギリシア・ローマ・ペルシア・シルクロードの銀貨、そしてコインにまつわる研究などを紹介します。
第4章 銀の時代~大航海時代~
地球規模での交易が開始された大航海時代における銀の役割と、文化の変化について紹介します。
第5章 石見銀山
銀の時代に大きな役割を果たした石見銀山について、銀生産の実態、鉱山社会などの視点から紹介します。
おわりに
石見銀山世界遺産登録にまつわる萩古丁銀や世界遺産登録認定証を展示。また石見銀山の情報発信・体験コーナーなどもあります。
音声ガイド
特別展の音声ガイドは、古代オリエント博物館公式音声ガイド『はじまりの物語』、『朗読 ギルガメシュ叙事詩』、『朗読 エヌマ・エリシュ』など、当館の音声コンテンツでおなじみの声優・関智一さんが担当します。
グッズ
本特別展の開催にあわせ、館内のミュージアムショップでは、展示資料全点を掲載した図録を販売いたします。
また、9月19日(土)は先着100名様に、「石見銀山ボールペン」をプレゼントします。
関連イベント
※お申込み方法など詳細については、9月前半〜半ばにお知らせします
詳細 https://aom-tokyo.com/exhibition/20260919_silver.html
対面講座 ※事前申込制
オリ博講演会 「環黒海世界における銅・鉄の誕生」
氷河期が終わり新石器時代が始まってまもなく人類は中近東で鉱物資源や自然銅にであい、鉱石を溶かして金属を得る技術が発見されると、それが黒海の西海岸、東海岸へと広がりました。今回はその足跡を追跡します。
講師 村上 恭通(愛媛大学先端研究院 アジア古代産業考古学研究センター 教授)
日時 10月24日(土)13:30~15:00
料金 1,000円(友の会会員:500円)
※定員150名
石見銀山講座 「東アジア金・銀伝説とスペイン・ポルトガル」
16世紀から17世紀にかけて東アジア海域におけるスペイン・ポルトガル・オランダなどの動きとその背景について、金・銀の視点から迫ります。
講師 岡 美穂子(東京大学史料編纂所 教授)、李 毓中(国立清華大学 副教授)
日時 11月3日(火・祝)13:30~16:00
※定員150名、参加無料
石見銀山講座 「代官 江戸から石見へ - 大久保長安と川崎平右衛門」
江戸時代の石見銀山はどのように支配されていたのでしょうか。石見銀山に大きな足跡を残した大久保長安と川崎平右衛門からその実像に迫ります。
講師 仲野 義文(石見銀山資料館館長)、清水 佳那子(島根県教育庁文化財課世界遺産室)
日時 11月15日(日)13:30~16:00
※定員150名、参加無料
オンライン講座 ※事前申込制
秋の特別展オンライン講座「古代西アジアの金銀銅」
本特別展に展示している資料を中心に金、銀、銅それぞれの金属の歴史や制作技法などを紹介します。
講師 津本 英利(古代オリエント博物館研究部長)、津村 眞輝子(古代オリエント博物館館長)
配信 9月30日(水)※12月13日(日)まで視聴可能
料金 500円
月いち!オリ博オンライン講座
月に一度、原則として第3週水曜日に配信する「月いち!オリ博オンライン講座」。10月・11月の開催分は本特別展にあわせて、以下のテーマで開催します。
10月 「石見銀山の高品位銀鉱石の実態に迫る」
講師 石橋 隆(地球科学社会教育機構理事長)
配信 10月21日(水)
料金 500円
11月「アケメネス朝ペルシアの考古学」
講師 有松 唯(広島大学准教授)
配信 11月18日(水)
料金 500円
オリ博オンライン連携講座 「コインが語る古代オリエント」
講師 津村 眞輝子(古代オリエント博物館館長)
配信 10月14日(水)から1月までの第2水曜日の4回
料金 一般4回分2,000円(友の会会員無料)
小・中学生対象 子供のオリ博体験講座 「コインづくりのひみつ」
古代のコインについて学びながら、自分の好きな模様で打刻型をつくって、コインづくりを体験します。
日時 10月4日(日)13:30~15:30
料金 500円 ※別途入館料が必要です
視覚障害者のための展示解説ツアー
目の見えない方、見えにくい方に向けた展示解説ツアーです。
日時 11月21日(土)11:00~、13:30~(内容は同じです)
※1時間程度
料金 無料(入館料のみで参加可能)
製作ワークショップ「叩いて作ろう!鎚目と刻印の世界に一つのシルバーペンダント」※事前申込制
表は好きなアルファベット(大文字)と数字で名前やメッセージ等を刻印(20字程)して、裏は叩いた模様(鎚目)で貴方だけのシルバーペンダントを作ります。(直径2.5cmほど。眼鏡ホルダーにもなります。)※鎚目…小槌で金属を繰り返したたくことで表面に模様を施す伝統技法
講師 渡部 流線(豊島区伝統工芸士)
日時 10月12日(月・祝)11:00~12:00 / 13:30~14:30 / 15:00~16:00
料金 10,000円 ※別途入館料が必要です
場所 古代オリエント博物館内
ギャラリートーク
特別展の見どころを、担当研究員が解説します。
日時については、ウェブページをご覧ください。
料金 無料(入館料のみで参加可能)
参考:サンシャインシティ噴水広場イベント「まるっといわみフェス」
石見銀山をはじめ島根県の魅力をPRするイベントを開催。大阪・関西万博でも披露された石見神楽公演、特別展の音声ガイドを担当する関智一さんの登壇イベントのほか、島根県観光キャラクターの「しまねっこ」も来場予定!
日時 10月18日(日)11:00~19:00
場所 サンシャインシティ 噴水広場(専門店街アルパ B1)
共催 島根県教育委員会、古代オリエント博物館
古代オリエント博物館館長 津村 眞輝子(つむら まきこ)
「古代オリエントから石見銀山へ」というタイトルの通り、前半は人類と金属との出会いから、古代オリエントやシルクロードの美しい銀製品、ギリシア、ペルシア、ローマの銀貨などを通して、銀の魅力と世界を動かしてきた歴史をたどります。そして後半は石見銀山へ。世界の銀の歴史を知ることで、その世界史的な重要性も見えてきます。銀好き、歴史好き、古銭好き、美術・工芸好き、それぞれの視点で楽しみながら、新しい発見にも出会える特別展です。
島根県教育庁文化財課世界遺産室 田原 淳史(たばら あつし)
来年2027年は石見銀山が発見されてから500年、そして世界遺産に登録されてから20周年という記念すべき年です。本特別展ではこれを記念し、人間と銀との関わりを紐解きながら、多量の銀を生産し世界の経済や文化に大きな影響を与えた石見銀山について紹介しています。東京でまとまった石見銀山関係の資料を展示するのは初めてですので、是非ご覧ください。
共催 古代オリエント博物館・石見銀山発見500年島根県記念事業実行委員会
後援 外務省、文化庁、豊島区、豊島区教育委員会
特別協力 サンシャインシティ








