W'UP! ★4月29日~11月26日 美しき時代(ベル・エポック)と異彩のジュエリー 箱根ラリック美術館

W'UP! ★4月29日~11月26日 美しき時代(ベル・エポック)と異彩のジュエリー 箱根ラリック美術館

 

2023年4月29日(土・祝)~11月26日(日)
美しき時代(ベル・エポック)と異彩のジュエリー

 19世紀末から20世紀初頭、科学技術の進歩と経済発展を背景に文化が花開き、パリが最も輝いていた時代――ベル・エポック(美しき時代)。美術や文学、音楽や演劇など、さまざまな分野の芸術が大きな発展を遂げるとともに、照明でまばゆいばかりの大通りには、おしゃれを楽しむたくさんの人が行き交い、カフェやキャバレーでは明け方まで喧噪が繰り広げられた。
 第一次世界大戦勃発によって幕を閉じるまでの約30年間、人びとが豊かさと束の間の平和を享受したこの時代に、ルネ・ラリック(1860-1945)はジュエリー作家として輝かしい実績を残した。ベル・エポックの象徴でもある、フランスを代表する大女優サラ・ベルナールにジュエリーを認められ、1900年、40歳で迎えたパリ万博では見事グランプリを獲得。

ブローチ「二頭の甲虫と女の胸像」 画像
ブローチ「二頭の甲虫と女の胸像」 1897-1899 年頃

 それまでジュエリーの素材としては稀であった半貴石や獣角などを取り入れ、伝統にとらわれない宝飾品を創造することに熱意を燃やした。誰も見たことのないものを作ろうと常に新しいものに目を向けていたラリックにとって、諸文化が入り混じり、奇抜で斬新な芸術を柔軟に受け入れる“ベル・エポック”は、彼の創作意欲を刺激しアイデアを生み出す宝庫だったのだ。
 そんな美しき時代に異彩を放った、ラリックの独創的なジュエリーの数々をどうぞお楽しみください。

ペンダント「フジ」画像
ペンダント「フジ」1900-1903年頃
指輪「松かさ」画像
指輪「松かさ」1899-1903年頃

美しき時代(ベル・エポック)と異彩のジュエリー
開催期間 2023年4月29日(土・祝)~11月26日(日)
会 場 箱根ラリック美術館 1階常設展示室ジュエリーコーナー(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番 1)
開館時間 9:00〜16:00(美術館入館は15:30まで)
※Hakone Emoa Terrace(箱根エモア・テラス) レストラン 9:00〜17:00(お食事 L.O 16:00/ドリンク L.O 16:30)
休館日 毎月第3木曜日定休(但し、8月は無休)
※臨時休館の場合あり、最新情報は、公式ホームページをご覧ください。
入館料 大人 1500円、大・高生・シニア(65歳以上)1300円、中学生・小学生 800円
※レストラン、ベーカリー、パティスリー、ミュージアム・ショップは入場無料
箱根ラリック美術館公式サイト https://www.lalique-museum.com

チョーカーヘッド「流れ る髪の女」画像
チョーカーヘッド「流れる髪の女」1898-1900年頃

企画展限定スイーツ
“流れる髪の女“に魅入られて 〜Hommage to Woman with Flowing Hair〜
3,300円(税込)
※提供場所:Orient Express
※土日祝のみ ※数量限定 ※当日現地予約のみ受付
 ラリックが制作したチョーカーヘッド「流れる髪の女」を模した「食べるアートスイーツ」。土台はサックリとしたサブレをチョココーティング、美しく流れる髪はモンブランで表現しました。

チョーカーヘッド「流れ る髪の女」を模したスイーツの画像

3月1日リニューアルオープンしました!
Hakone Emoa Terrace by 温故知新(箱根 エモア・テラス)
 カフェ・レストランが、ベーカリー、パティスリーを備えた複合施設に生まれ変わりました。豊かな自然とともに、アートや食をお楽しみください。

レストランのスイーツバイキングの写真

レストラン Restaurant Emoa
 カジュアルフレンチ・レストラン。選べるメインディッシュに加え、サラダ、デリ、スイーツをセミビュッフェスタイルでどうぞ。
*事前予約は承っておりませんので、当日現地でのご案内となります。

ベーカリー Emoa bakery パティスリー Emoa patisserie
 天然酵母による自家製パンと専属パティシエが手作りするスイーツのグローサリーショップ。テイクアウトでのご利用も可能です。

Orient Express ※2 月1日リニューアルオープンしました!
 パリと南仏を結ぶ「コート・ダジュール号」(1929 年製)として制作され、のちに「オリエント急行」としても使用された車両。その豪華な内装は、ラリックの手によるもの。車内で優雅なティータイムをお過ごしください。
料金 2,200円(デザートセット付き/税込)
※当日ご来館時に、レストランカウンターにてお申し込みください。

オリエント急行の車両を改造したレストラン

箱根ラリック美術館(足柄下郡箱根町)

住所神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1
TEL 
WEBhttps://www.lalique-museum.com/ (英語HP)https://www.lalique-museum.com/common/about/english.html
開館時間9:00〜16:00(最終入館15:30)
休み*1毎月第3木曜日(ただし8月は無休)
ジャンル*2ジュエリー作家、ガラス工芸作家ルネ・ラリックの作品
観覧料*3大人1500円 大高生・65歳以上1300円 小中生800円
アクセス*4小田原駅よりバス 45分、箱根湯本駅よりバス 30分「仙石案内所前」下車すぐ
小田急ハイウェイバス「新宿」駅より約120分「箱根仙石案内所」下車すぐ
施設についてフランスを代表するジュエリーとガラスの工芸家ルネ・ラリック(1860-1945)の作品を収蔵する美術館。約230点の作品を常時展示しています。同敷地内に、ミュージアム・ショップ、カジュアル・フレンチをセミ・ブッフェスタイルでお楽しみいただけるレストラン複合施設箱根エモア・テラスを併設しています。箱根エモア・テラスではラリックが内装を手がけた「オリエント急行」の車両内で優雅なティータイムをお過ごしいただくこともできます(当日現地にて予約受付)。
 *1 このほかに臨時休業の場合あり *2 空欄はオールジャンル *3 高齢者、幼年者、団体割引は要確認 *4 表示時間はあくまでも目安です

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