W'UP★4月26日~7月6日 「モンゴルの遊牧文化」ユネスコ無形文化財登録記念 横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館(横浜市中区)

W'UP★4月26日~7月6日 「モンゴルの遊牧文化」ユネスコ無形文化財登録記念 横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館(横浜市中区)
 

「モンゴルの遊牧文化」ユネスコ無形文化財登録記念
企画展「ゲルと草原の物語―絵本原画と生活道具」
会 期 2025年4月26日(土)~7月6日(日)
会 場 横浜ユーラシア文化館3階企画展示室(横浜市中区日本大通12)
休館日 毎週月曜日 ただし、5月5日(月・祝)、6月2日(月)は臨時開館、5月7日(水)、6月3日(火)は臨時休館。
開館時間 9:30~17:00 券売は閉館30分前まで。
観覧料 一般 800円、小・中学生及び市内65歳以上 400円
お問い合わせ Tel 045-663-2424
主 催 横浜ユーラシア文化館(公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団)
公式ウェブサイト http://www.eurasia.city.yokohama.jp/
公式X(旧Twitter) https://x.com/YokohamaEurAsia
公式Instagram https://www.instagram.com/yokohamaeurasia/

バーサンスレン・ボロルマー 「誇り高く自由に」 2018年
バーサンスレン・ボロルマー 「誇り高く自由に」 2018年

 小学校2年生の国語の教科書で学ぶモンゴル民話「スーホの白い馬」やモンゴル人相撲力士の活躍で、とりわけ親しみ深いモンゴルについて、本展では、日本で活躍するモンゴル人絵本作家バーサンスレン・ボロルマー氏とイチンノロブ・ガンバートル氏による絵本作品『ぼくのうちはゲル』と『モンゴル大草原800年』とともに、そこに描かれているさまざまな生活道具を展示してモンゴルの遊牧生活とチンギス・ハーンの時代から現代に至るまでの歴史を紹介します。

上左:嗅ぎ煙草入れ 国立民族学博物館蔵 モンゴルでは客人を迎えるために嗅ぎ煙草を使った挨拶の仕方があります。上右:牛糞籠 国立民族学博物館蔵 乾燥した牛糞は燃料になります。下左:鉄製冑 東京大学総合研究博物館所蔵下右:モンゴル全土にチベット仏教が普及した16世紀のモンゴル語仏典 当館所蔵
上左:嗅ぎ煙草入れ 国立民族学博物館蔵 モンゴルでは客人を迎えるために嗅ぎ煙草を使った挨拶の仕方があります。
上右:牛糞籠 国立民族学博物館蔵 乾燥した牛糞は燃料になります。
下左:モンゴル全土にチベット仏教が普及した16世紀のモンゴル語仏典 当館所蔵
下右:鉄製冑 東京大学総合研究博物館所蔵
『モンゴル大草原800年』(ガンバートル 文 ボロルマー 絵 津田紀子 訳/福音館書店)より
『モンゴル大草原800年』(ガンバートル 文 ボロルマー 絵 津田紀子 訳/福音館書店)より

主な展示資料と見どころ 
1.絵本『モンゴル大草原800年』『トヤのひっこし』色彩豊かな原画約20点を公開。
 『モンゴル大草原800年』(ガンバートル 文 ボロルマー 絵 津田紀子 訳/福音館書店)より日本で絵本作家として活躍するボロルマーさんとガンバートルさん。ボロルマーさんが絵、ガンバートルさんが文章を担当して二人で絵本創作を行っています。
 特に『モンゴル大草原800年』は6年の歳月を費やして制作された絵本です。色鮮やかで緻密な描写、絵巻物のような構図を是非ご覧ください。
2.モンゴルの遊牧生活と800年の歴史を絵本と生活道具で読み解きます。
 遊牧民は家畜とともに移動し、衣食住すべてにおいて家畜に依存して暮らしています。遊牧民の暮らしを様々な生活道具から紹介します。チンギス・ハンから現代までの800年の歴史を紹介しつつ、その時代を象徴する資料を展示します。
3.「モンゴルのブリューゲル」シャラヴの絵画作品を展示
 シャラヴは、モンゴルが社会主義国家になる前の遊牧民の暮らしを絵に残しました。緻密な、そして風刺の効いた描写から「モンゴルのブリューゲル」と称されます。ボロルマーさんもシャラヴの画風に影響された現代の画家の一人です。

馬乳酒のまつり(模写) B. シャラヴ(1869-1939)作
馬乳酒のまつり(模写) B. シャラヴ(1869-1939)作 1910年代 国立民族学博物館蔵 原資料はモンゴル国立ザナバザル記念美術館が所蔵

関連企画 
イベント「ゲルに集まれ!」 
当館中庭にモンゴルの移動式住居ゲルが登場!
日 程 5月10日(土)
参加費 無料
1.ゲルの組立・解体 時間 9:30~16:00
会 場 当館中庭ゲル
解説 窪田新一(日本モンゴル協会理事長)
2.モンゴル絵本のおはなし会 事前申込
モンゴル語と日本語による読み聞かせ。モンゴル語はボロルマーさん、ガンバートルさんが行います。
時間 14:00~(45分程度)
会場 情文プラザ(横浜情報文化センター1階)
座席 60席 ※先着順
3.モンゴルの民族衣装を着てみよう!
時間 10:00~16:00

関連講座「現代のモンゴルを知る」事前申込
現代モンゴルの遊牧民の物質文化や宗教について最新の研究成果をお話しいただきます。
1.「現代モンゴル遊牧民の生活世界にあるモノ─利用をめぐる交渉術」
日程 6月15日(日)
講師 堀田あゆみ(立命館大学サステイナビリティ学研究センター客員研究員)
2.「現代モンゴルにおける仏教実践と化身ラマ」
日程 6月21日(土)
講師 島村一平(国立民族学博物館教授)
会場 横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1丁目6番地) 
1.は1号室、2.は6号室
時間 14:00~(1時間30分程度)受付は13:30~
定員 100人(事前申込)
参加費 各回800円
申込締切 1.5月26日(月)、2.6月2日(月)
3 トークイベント「『モンゴル大草原800年』ができるまで」 事前申込
ボロルマーさんとガンバートルさんから絵本の製作秘話とお二人が体験した遊牧生活や社会主義時代の生活についてお話しをうかがいます。
日時 5月11日(日)14:00~15:30(受付は13:30~)
会場 横浜市開港記念会館9号室参加費 1,000円
定員 60名 ※先着順
4 ギャラリートーク
担当学芸員が企画展の見どころを解説します。
日時 5月15日(木)、6月2日(月)、7日(土)、22日(日)、26日(木)、7月5日(土)各日14:00 ~ ※各回30分程度
参加費 無料(企画展観覧券が必要)
※直接会場へお越しください。
5 ワークショップ「モンゴルの民族衣装を着てみよう!」
日時 4月26日(土)、27日(日)、29日(火・祝)、5月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)、17日(土) 各日10:00~16:00
※予定の変更および6月、7月の開催日につきましては当館ホームページでご確認ください。
6 實方剛(さねかたたけし)写真展「モンゴルの野生動物と遊牧民の暮らし」
獣医師の視点からモンゴルの野生動物と遊牧民の暮らしを撮影。
日時 展示会期中
会場 1階ギャラリー、旧第1玄関
観覧料 無料

申込方法1.氏名(フリガナ)、2.住所、3.電話番号、4.イベント名を明記の上、当館ホームページまたは往復ハガキでお申込みください。
申込先 http://www.eurasia.city.yokohama.jp/exhibitions/

横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館(横浜市中区)

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

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