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W'UP! ★4月16日~6月26日 金氏徹平 S.F. (Something Falling/Floating) 市原湖畔美術館

W'UP! ★4月16日~6月26日 金氏徹平 S.F. (Something Falling/Floating) 市原湖畔美術館


2022年4月16日(土)~6月26日(日)
金氏徹平 S.F. (Something Falling/Floating)

世界の形態が変容する今、金氏徹平が新たに「彫刻」を問う!
 身の回りの物を既存の意味や用途から解放し繋げていくコラージュ的手法で、思いもしなかった形象や風景をダイナミックに現出させる金氏徹平。近年は文学、演劇、ますます多様な領域を横断し、さまざまなコラボレーションに取り組んできた金氏が、あらためて“彫刻”に向かいあう「S.F.」シリーズ最新作《S.F.(Something Falling/Floating)》。人工湖のほとりにたたずむバブルの遺産建造物から誕生した美術館を舞台に展開する金氏徹平の “S.F.ワールド”をご堪能ください。

Smoke and Fog (Roadside Noguchi),2019(Japan Society NY での展示風景)
Smoke and Fog (City of Stones and Noodles),2020

作家メッセージ
 この展覧会は、僕がこの5~6年の間に取り組んできた様々なコラボレーションや、領域の横断、芸術祭などにおけるサイトスペシフィックなプロジェクト、もしくは世界の形態の変容を踏まえて、個人的な営みや空間から始める新たな”彫刻”についてのインスタレーションになると思います。
 “不安もしくは不安定な時代”という言い方がありますが、僕の知っている限りでも歴史的にも、そうでなかった時などないのではないかと思います。その中で、既存の物から意味や価値が無くなっていく過程のあるポイントと、形を持たない物に意味や価値が新しく生じる過程のあるポイントが正反対のベクトルの中で一致する瞬間のようなものを塊にしていくことにリアリティがあると考えています。それは「自然」と「人為」の関係でもあり、目には見えていないものがいつでも漂っていて、あらゆる境界線をくぐり抜けて攪拌させている状態でもあります。例えば、降雪にしても、洪水にしても、ウイルスにしても、その形について考えると、それは人や都市や社会の形をしているのではないでしょうか。
――金氏徹平

見どころ

Smoke and Fog (マテリアルのユーレイ),2021

いま、ひとたび、ひとり、彫刻に向かい合う
 ここ数年、コラージュの手法をさらに発展させる形で様々なコラボレーションに取り組んできた金氏。その表現は、彫刻からインスタレーション、絵画、写真、映像から舞台美術、装丁など多岐に拡がってきました。その経験を踏まえ、もう一度、ひとりに戻り、物そのものに向き合いたい――。本展は、金氏が「切断」することによって新しい「接続」へと向かおうという意欲的な取り組みとなります。
コロナ禍により人と繋がることが難しくなった時、ひとり部屋で作品をつくっていた「まだ自分が何者でもない頃」を思い出したという金氏。「何とも繋がっていない状態だからこそ、想像力が膨らみ、遠くの、もっと広い場所へと繋がれるのではないか」。金氏が創造の原点に立ち戻り、初発の地点から彫刻を問い返します。

S.F. (Summer Fiction),2018(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018)
photo:Keizo Kioku

変容する世界に放つS.F.シリーズ最新作
 《Smoke and Fog》《Splash and Flake》《Sculpture Fiction》《Space Fiction》《Summer Fiction》…。これまでさまざまな「S」と「F」を組み合わせ、モノの解体とコラージュによる再生により多くの作品を生み出してきた金氏。彼の作品を見た時の「見たことがあるようでいて、わからないものに出会った時の感じ」は、金氏が幼い頃から親しみ、現実と超現実が日々接続、反転する世界の認識へとつながっていきます。インスタレーションを演出するのは、大地の芸術祭(2018年)でもタッグを組んだ照明デザイナー高田政義。世界が劇的に変容する今、市原湖畔美術館を舞台に展開する金氏徹平の “S.F.ワールド” を堪能ください。

彫刻を通して問う「自然」と「人為」の関係
 今回、金氏は市原市内のを巡り収集した使用済みのコンクリートや石など、自然と人為の狭間にある素材、物質をコラージュした新作を発表します。金氏が選ぶのは、都市と自然、自然と人工の間にある物や、都市や時代の記憶の断片を残す物たち。そこにこそ、想像力を刺激され、新しいイメージが掻き立てられると金氏は語ります。そこから生み出される作品が展開される市原湖畔美術館もまた、房総の里山の中、ダムの建設によって生まれた人造湖のほとりにたたずむ「自然」と「人為」の狭間に存在しています。新作の他、ニューヨークのJapan Societyで好評を得た日本初公開となる《Smoke and Fog (Roadside Noguchi)》を含む立体、平面、約50点により構成される本展。
地球環境が激変し、危機的状況にあるいま、「S.F.(Something Falling/Floating)」は、彫刻を通して「自然」と「人為」の関係を重層的に問いかけます。

ボイルド空想(マテリアルのユーレイ),2017 高橋龍太郎コレクション

金氏徹平(1978〜)
 1978年京都府生まれ。2001年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)に交換留学。2003年京都市立芸術大学大学院彫刻専攻修了。現在、同大学美術学部彫刻専攻准教授。主な個展に、横浜美術館(2009年)、ユーレンス現代美術センター(北京、2013年)、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(2016年)など。平成24年度京都市芸術新人賞、平成27年度京都府文化賞奨励賞、平成30年第29回タカシマヤ文化基金受賞。

金氏徹平 S.F. (Something Falling/Floating)
会 期 2022年4月16日(土)〜6月26日(日)
開館時間 平日/10:00~17:00、土曜・祝前日/9:30~19:00、日曜・祝日/9:30~18:00(最終入館は閉館時間の30分前まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
料 金 一般 1,000(800)円、大高生・65歳以上 800(600)円
※()内は20名以上の団体料金。
※中学生以下無料・障がい者手帳をお持ちの方とその介添者( 1 名)は無料
主 催 市原湖畔美術館[指定管理者:(株)アートフロントギャラリー]
協 力 おおさか創造千島財団、株式会社サンエムカラー、山内石材株式会社

ワークショップ
応募受付中ワークショップ「金氏徹平さんとS.F.彫刻について考えて、つくる」
詳細→ https://lsm-ichihara.jp/event/%e9%87%91%e6%b0%8f%e5%be%b9%e5%b9%b3%e5%b1%95_%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%97/

イベント
応募受付中オープニングトーク「変容する世界の中で」 
詳細→ https://lsm-ichihara.jp/event/%e9%87%91%e6%b0%8f%e5%be%b9%e5%b9%b3%e5%b1%95_%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%97%e3%83%8b%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%88%e3%83%bc%e3%82%af/


常設展示室のご案内 
 市原湖畔美術館では、日本を代表する版画家であり、市原市名誉市民である深沢幸雄の作品(銅版画、ガラス絵、パステル画、書など約500点)を中心に収蔵展示を行っています。常設展示室では、年に4回の展示入れ替えをしながら、市原市が収蔵する作品を紹介しております。

住所千葉県市原市不入 75-1
TEL0436-98-1525
WEBhttps://lsm-ichihara.jp/
開館時間*1平日:10:00~17:00、土曜・祝前日 9:30~19:00 日曜・祝日 9:30~18:00 ※最終入館は閉館時間の30分前まで
休み*2月(休日の場合は翌平日)
ジャンル*3現代美術
入場料*4イベントにより異なります
アクセス*5小湊鉄道高滝駅より徒歩20分
収蔵品市原湖畔美術館には、企画展示室の他、常設展示室がある。常設展示室では、年に4回の展示の入れ替えを行い、市原市収蔵作品の中から、銅版画家・深沢幸雄の作品を中心に展示を行っている。※市原湖畔美術館は、450点を超える深沢作品を所蔵する国内では有数の美術館です。
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 空欄はオールジャンル *4 イベントにより異なることがあります。高齢者、幼年者、団体割引は要確認*5 表示時間はあくまでも目安です

市原湖畔美術館

■コロナ感染拡大防止のための注意事項
 お客さまへのご協力のお願い
 ・ご入館にあたり、来館者の皆さま(グループの代表者1名)の連絡先(お名前、ご連絡先)を頂戴しております。
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 ・こまめな手洗いにご協力をお願いします。
 ・咳やくしゃみをされる際は、マスク、ハンカチ、ティッシュなどで口をしっかり覆う「咳エチケット」にご協力ください。
 ・発熱、咳などの風邪症状がある方や、体調に不安がある方は、ご来館をご遠慮ください。
 ・混雑状況によっては、入場制限をする場合がございます。
 
市原湖畔美術館 撮影:遠藤匡

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