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W'UP! ★6月17日~8月24日 うつわの彩り-吉田耕三と北大路魯山人 茅ヶ崎市美術館(神奈川県茅ヶ崎市)

W'UP! ★6月17日~8月24日 うつわの彩り-吉田耕三と北大路魯山人 茅ヶ崎市美術館(神奈川県茅ヶ崎市)

うつわの彩り-吉田耕三と北大路魯山人
会 期 2025年6月17日(火)~8月24日(日)
会 場 茅ヶ崎市美術館(神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45)
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(7月21日、8月11日は開館)、7月22日(火)、8月12日(火)
入場料 一般1000(900)円、大学生800(700)円、市内在住65歳以上500(400)円
※高校生以下、障がい者およびその介護者は無料
※()内は20名以上の団体料金
ホームページ https://www.chigasaki-museum.jp/exhibition/9172/
お問合せ 0467-88-1177

 かつて茅ヶ崎に居住した美術評論家・吉田耕三(1915-2013)の陶磁器コレクションの中から、北大路魯山人(1883-1959)を中心とした陶芸家の作品約80点を初めて大規模に公開いたします。
 吉田耕三は義父である速水御舟(1894-1935)から絵画を、魯山人や小山冨士夫(1900-1975)などからやきものの薫陶を受け、東京国立近代美術館開館初期の研究員として長く活躍しました。美術館では展覧会に携わる一方、若手工芸作家の発掘にも熱心だったことで知られています。
 コレクションは食べ物にふさわしい器の作陶を試みて研究を重ね、独自の世界観を持った唯一無二の作品を制作した魯山人をはじめ、吉田が定年前の最後に回顧展を担当した濱田庄司(1894-1978)や、伝統的な益子焼にオリジナリティあふれるモダンデザインを取り入れた加守田章二(1933-1983)など、魅力的な作品群にあふれています。日々の暮らしで用いられ、食卓を彩った器の数々をどうぞお楽しみください。
※吉田耕三の「吉」は、正式には土の下に口。
※撮影:大屋孝雄

展示構成
1. 卓を彩る、日常の器-吉田耕三の眼
 北大路魯山人を筆頭に金重陶陽や濱田庄司、加守田章二など吉田自身が交流を重ねた作家の作品の中から座敷に飾る花生や小さな食器を紹介するとともに、吉田と作家の関係性を明らかにしていきます。
2. 食を飾る、彩りの器-魯山人の食器
 かつて師弟関係にあった魯山人を「近代稀な芸術家」と評した吉田ならではの目線で集められた作品を紹介します。
 織部や志野など古陶を下地としながらもバラエティに富んだ魯山人の多様な表現に注目です。

本展のみどころ
1. 本邦初公開!知られざる吉田コレクション
 本展は吉田コレクションをまとまった形でご覧いただける初めての機会です。あわせて、吉田の視線を体験いただくために、作品が保管されていた箱も展示します。この箱は吉田自身が作品の図像を描いたオリジナルであり、研究者·表現者·コレクターであった吉田のまなざしを体感いただける貴重な資料です。
2. 約50点もの北大路魯山人作品を一挙公開!
 コレクションの核となる魯山人と吉田耕三は、かつて師弟関係にありました。吉田は茅ヶ崎から北鎌倉の魯山人邸に通って作陶の助手を務め、美術館に研究員として就職後は陶芸家·研究者へ魯山人との関係性が変化しています。魯山人を「近代稀な芸術家」と評し、その傍らで作品を見つめ続けた吉田によって収集された作品をお愉しみください。
3. 作家の発掘に尽力した吉田の目利きをご覧あれ
 吉田は作家の発掘をライフワークとし、作品の購入や推薦文の執筆、公募展の審査員などを通じて多くの若手作家を世に広めていきました。自宅には駆け出しの作陶家や研究者を招き、自身のコレクションを用いて盛んに勉強会を行っていたといいます。コレクションの中から、吉田と交流のあった作陶家の作品も多数展示します。

関連イベント
対談1 「うつわを集める楽しみ、みる楽しみ」
講師 荒川正明(本展監修者、学習院大学教授)×黒田耕治(しぶや黒田陶苑)
日時 2025年6月22日(日)14:00~15:30
会場 松籟庵(高砂緑地内)
定員 15名(事前申込制/先着順)
料金 1,000円(お菓子つき)
※6月1日(日)10:00より、電話(0467-88-1177)または美術館受付にて開館時間内にお申し込みください。定員に達し次第、受け付けを終了します。

対談2 「うつわを愛した吉田の素顔」
講師 野田秀恵(吉田耕三の弟子)×小川稔(当館館長)
日時 2025年6月28日(土)14:00~15:00
会場 当館エントランスホール
定員 50名(事前申込不要)
料金 無料

キュレータートーク
日時 2025年7月12日(土)、8月10日(日)各日14:00~14:50
会場 美術館展示室
担当 小澤由季(本展担当学芸員)
料金 無料(要観覧券/申込不要)

主 催 公益財団法人茅ヶ崎市文化·スポーツ振興財団

住所神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45
TEL0467-88-1177
WEBhttp://www.chigasaki-museum.jp/
開館時間*110:00~17:00(入館は16:30まで)
休み*2月(祝日は開館,翌日閉館)、年末年始(12月29日~1月3日)、臨時休館日
ジャンル*3絵画、近代美術、現代美術
観覧料*4展覧会ごとに異なります。美術館の展覧会ページよりご確認ください。※高校生以下無料、障害者およびその介護者は無料
アクセス*5JR茅ヶ崎駅南口より徒歩8分
収蔵品 
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 空欄はオールジャンル *4 イベントにより異なることがあります。高齢者、幼年者、団体割引は要確認*5 表示時間はあくまでも目安です

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

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