W'UP★6月1日~7月30日 『ガリヴァー旅行記』300年「ガリヴァーと奇想天外!ワンダーランド ー18世紀イギリスのはじける好奇心(キユリオシティ)」展 慶應義塾ミュージアム・コモンズ(港区三田)

『ガリヴァー旅行記』300年「ガリヴァーと奇想天外!ワンダーランド ー18世紀イギリスのはじける好奇心(キユリオシティ) 」展
会 期 2026年6月1日(月)~7月30日(木)
会 場 慶應義塾ミュージアム・コモンズ展示室(東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学三田キャンパス 東別館)
開館時間 11:00~18:00
休館日 土・日・祝日休館。ただし特別開館:6月13日(土)、7月11日(土)。臨時休館:6月15日(月)、7月13日(月)
入館料 無料
ホームページ https://kemco.keio.ac.jp/all-post/20260601/
300年にわたって世界中の読者の心をざわめかせてきた『ガリヴァー旅行記』。ユーモラスかつ強烈にシニカルなガリヴァーの変幻自在な視点、あらゆるものを多義的にあらゆる角度から見てみようとする好奇心、そこから生じる想像と創造の大きな広がり。鎖国中の日本にも来てしまう主人公の奇想天外な冒険と、そこに秘められた作者スウィフトのメッセージを、近代を歩み始めたばかりの人間社会の相貌とともにご覧いただける展覧会です。
『ガリヴァー旅行記』は、アイルランド出身の作家ジョナサン・スウィフトが1726年にロンドンで出版しました。刊行当初から好評を博し、各国語版に翻訳され、「大人から子どもまで」多くの読者に熱心に読まれていたと記録されています。しかしこの作品は決して絵本や子ども向けの本ではなく、重厚な当時の版本のあちこちに「笑い」が埋め込まれています。
『ガリヴァー旅行記』は諷刺作品と言われますが、単なる批判や皮肉とは異なり、批判や皮肉を偉そうに言っている自分自身こそが愚かに見えてしまう――これがガリヴァーの諷刺です。そのような眼差しで、人間社会、政治や科学の世界を見つめ、よいところも目をそむけたくなるところもすべて冒険譚の形に仕上げたのが『ガリヴァー旅行記』です。
- 1. Gulliver’s Travels , foreword by George Saintsbury, Jonathan Swift, 1886
- 2.Leviathan, Thomas Hobbes, 1651
- 3.Micrographia, Robert Hooke, 1665
- 5.Gulliver’s Travels, illustrated by Arthur Rackham, Jonathan Swift, 1914
- 6.Map of Japan, Hermann Moll, 1727
- 8.『蓬莱山』, 江戸時代 (Nara-ehon Horaisan, Edo period)
※1,4,5,6,8:個人蔵、2,3,7:慶應義塾図書館所蔵
展示構成
ガリヴァー、登場!
『ガリヴァー旅行記』の出版当時の版本を見つつ、重厚な本のあちこちに埋め込まれた「笑い」を感じることができます。
調和と物語と
諷刺とは何かを考えながら、人間社会や政治、科学の世界を冒険譚の形に仕上げた作品の一面をご覧いただけます。
視点を変える、遊んでみる
縮尺を変えるという視点の変換を通じて、近代初期の好奇心にあふれた世界を探求します。
『ガリヴァー旅行記』と日本
ガリヴァーの日本渡航記の背後にある日英交流史上の重要人物たちによって伝えられた事実や、東西交流の実相を、慶應義塾所蔵の日本の貴重な古典籍を助け手に探ります。
関連イベント
講演会「『ガリヴァー旅行記』300年 ―― 冒険・諷刺・好奇心・遊び・日本」(仮)
日時 2026年7月10日(金)18:30~
場所 慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール
登壇者 原田範行(慶應義塾大学文学部 教授)ほか(詳細はウェブサイトでご確認ください)
参加費 無料、事前予約制(予約開始:6月10日(水))
※その他、展覧会に関連したプログラムの開催を予定しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。
主催 慶應義塾ミュージアム・コモンズ
協力 慶應義塾大学三田メディアセンター、慶應義塾大学日吉メディアセンター、平松麻、松菱多津男コレクション(青木和)、明星大学、東京大学経済学図書館、丸善雄松堂株式会社
※ご取材の際には、事前に上記お問合せ先までご一報ください。
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