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W'UP! ★11月16日~2022年1月16日  大・タイガー立石展 世界を描きつくせ! /10月23日~2022年2月6日 2021 MOMASコレクション 第3期 埼玉県立近代美術館

W'UP! ★11月16日~2022年1月16日  大・タイガー立石展 世界を描きつくせ! /10月23日~2022年2月6日 2021 MOMASコレクション 第3期 埼玉県立近代美術館

2021年11月16日(火)~2022年1月16日(日)
大・タイガー立石展 世界を描きつくせ!

 

《汝、多くの他者たち》1964年 千葉市美術館蔵
《立石紘一のような》1964 年 高松市美術館蔵
《百虎奇行》1989年 田川市美術館蔵
《アンデスの汽車》1997-98年 東京ステーションギャラリー蔵

 

 絵画、漫画、イラストレーション、絵本・・・。タイガー立石(本名・立石紘一/1941~98年)は、様々なジャンルで活躍したアーティストです。縦横無尽にジャンルをまたぐそのスタイルは、世代を越えて今日の若いアーティストにも刺激を与え続けています。
 立石は太平洋戦争の始まった1941年に、筑豊の炭鉱の街・伊田町(現・福岡県田川市)で生まれました。戦後は漫画や映画を愛する少年として育ち、1961年に大学進学のために上京。1963年に前衛芸術の牙城であった読売アンデパンダン展で、玩具や流木などを大画面に貼り付けた作品を発表し、頭角を現します。その後、時代や社会のアイコンを大胆に引用した絵画を制作し、和製ポップ・アートの先駆けとして高く評価されます。1965年からは漫画も描きはじめ、「タイガー立石」の筆名を用いて漫画の連載を手がけます。台詞のないナンセンス漫画は国境を越え、海外の雑誌でも紹介されました。
 日本での活躍が期待されていたさなか、立石は突如イタリアに移住。1969年から13年間にわたりミラノを中心に活動します。イタリアでは漫画を応用し、画面をコマ割りにした絵画を精力的に描きます。そのSF的な世界や独特の画風はイタリアの美術界だけでなく、建築・デザインの世界からも注目されます。当時、ラジカルな建築・デザイン運動を先導していたエットレ・ソットサスやアレッサンドロ・メンディーニらと協働し、卓越したイラストレーションの仕事を残しました。
 1982年に帰国すると、自作の漫画を編纂した『虎の巻』を刊行する一方、絵本の制作にも着手し、視覚的な遊びを盛り込んだ絵本を多数手がけ、好評を博します。絵画では、大衆的なイメージや、明治・大正・昭和といった歴史を振り返るモチーフをとりあげ、パロディにみちた大作も描きました。また、軸物や巻物など伝統的な絵画形式にも挑戦し、多彩な才能を発揮しています。
 立石の作品では、芸術とサブカルチャー、西洋/東洋、過去/現在/未来といった区別は無効になり、世界のヒエラルキーが徹底的に解体されています。目にしたありとあらゆる世界を、作者の画力によって奇想天外な時空間の中に繰り返し引用、再編し、多次元的なものへと拡張していくのが、まさに「立石ワールド」なのです。
 1998年に立石は56歳でこの世を去りましたが、2021年は生誕80年を迎える記念の年となります。この節目に、埼玉県立近代美術館とうらわ美術館は本展を共同で開催し、タイガー立石という特異なアーティストを大規模に振り返ります。

《約束の時間》1970年 豊田市美術館蔵
《車内富士》1991年 高松市美術館蔵
《大正伍萬浪漫》1990年 田川市美術館蔵
《タイガー・ゲルニカ》1970年 courtesy of ANOMALY

見どころ

過去最大規模の個展。埼玉県立近代美術館とうらわ美術館がタッグを組んで同時開催!
本展は13歳の頃描いた漫画作品から遺作までを紹介。500点を超える作品、原画、資料が一堂に会す、過去最大規模の個展となります。千葉市美術館を皮切りに3会場を巡回してきました本展もいよいよ最終会場となります。フィナーレを飾る埼玉会場では、漫画や絵本の原画、関連資料の追加展示を行い、2つの美術館で同時開催いたします。

出品点数
埼玉県立近代美術館 絵画、版画、ドローイング等 約100点/資料 約25点
うらわ美術館 絵画、版画、ドローイング等 約 75点/漫画および絵本原画、資料等 約 350点

タイガー立石(立石紘一/立石大河亞)略歴
1941年 12月20日福岡県田川市に生まれる(本名:立石紘一)
1963年 武蔵野美術短期大学芸能デザイン科卒業。第15回読売アンデパンダン展に出品。
1964年 中村宏とともに「観光芸術研究所」設立。
1968年 タイガー立石に改名。この頃から漫画家として活動。
1969年 イタリア・ミラノへ渡る。漫画のコマ割を応用した絵画を制作。
1971年 オリベッティ社のエットレ・ソットサス事務所で、イラストレーションの仕事を始める。
1982年 帰国、漫画作品集の刊行や絵本の出版、個展の開催など精力的に活動。
1990年 立石大河亞に改名。
1994年 初の回顧展が郷里の田川市美術館(福岡)で開催。
1998年 4月17日死去(享年56歳)。

大・タイガー立石展 世界を描きつくせ! TIGER Tateishi: The Retrospective
会 期 2021年11月16日(火)~2022年1月16日(日)
休館日 月曜日(2022年1月10日は開館)、12月27日(月)〜1月6日(木)
開館時間 10:00~17:30(展示室への入場は17:00まで)
観覧料 一般1100円(880円)、大高生880円(710円)
※( ) 内は20名以上の団体料金。
※中学生以下、障害者手帳等をご提示の方(付き添いの方1名を含む)は無料です。
※併せてMOMASコレクション(1階展示室)もご覧いただけます。

とら割
埼玉県立近代美術館又はうらわ美術館で「大・タイガー立石展」の「一般」又は「大高生」の観覧券を購入すると、2会場目の観覧料が200円割引になります。
2会場目の観覧券購入の際に、1会場目で配布される「とら割券」(1枚につき、1名様のみ、1回限り有効)をご提出ください。その他の割引との併用はできません。


本展は、埼玉県立近代美術館とうらわ美術館の2会場で同時開催します。
展示内容は各館で異なります。
※うらわ美術館の観覧は、別途料金がかかります。また、当館とうらわ美術館では、休館日、開館時間が異なります。

うらわ美術館についてはこちらから→うらわ美術館ホームページ

埼玉県立近代美術館では画業の全体像を回顧
埼玉県立近代美術館ではタイガー立石の画業を全体的に回顧します。また、これまであまり紹介されることのなかったイタリア時代についても、資料を交えて詳しく振り返ります。

うらわ美術館では漫画、絵本にフォーカス!
「本をめぐるアート」をコレクションのテーマとするうらわ美術館では、漫画と絵本という視点から、様々な領域を自在に行き来した表現者・タイガー立石を捉えます。

両館は徒歩での移動も可能(徒歩約20分)
埼玉県立近代美術館とうらわ美術館は同一区内にあります。静かな住宅地をゆっくり散策しながら歩いても30分ほどの距離です。お得な「とら割」とあわせて、たっぷりトラ浸りな1日を、埼玉で!

W’UP! ★11月16日~2022年1月16日 大・タイガー立石展 世界を描きつくせ! うらわ美術館

■同時開催中!

2021年10月23日(土)~2022年2月6日(日)
2021 MOMASコレクション 第3期

セレクション
キスリングほか、MOMASコレクションの名品を紹介します。

特集:中野四郎
美術団体「九元社」、「創型会」の創設、また埼玉県内における後進の育成に尽力した彫刻家・中野四郎(1901-1968)を紹介します。

かぐわしき女性像
近代日本画で描かれてきた女性の多様な姿を紹介します。

会 期 2021年10月23日(土)〜2022年2月6日(日)
休館日 月曜日(1月10日は開館)、12月27日(月)〜1月6日(木)
開館時間 10:00~17:30(入場は17:00まで)
会 場 1階展示室
観覧料 一般200円(120円)、大高生100円(60円)
※( ) 内は団体20名以上の料金です。
※中学生以下、障害者手帳等をご提示の方 (付き添いの方1名を含む) は無料です。
※企画展観覧券をお持ちの方は、併せてMOMASコレクションもご覧になれます(各企画展会期中のみ。)
※11月14日(日)は「県民の日」のため無料です。

住所埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
TEL048-824-0111
WEBhttps://pref.spec.ed.jp/momas/
開館時間10:00~17:30 (展示室への入場は17:00まで)
休み*1月曜日(祝日または県民の日の場合は開館) 年末年始、メンテナンス日
ジャンル近代美術、現代美術、日本画、彫刻、工芸
入場料入館料:無料。 MOMASコレクション:一般200円(120円)、大高生100円(60円)。 企画展:展覧会ごとに定めます。 ※( ) 内は団体20名以上の料金です。 ※中学生以下、障害者手帳をご提示の方 (付き添いの方1名を含む) は無料です。
アクセスJR北浦和駅西口より徒歩3分(北浦和公園内)
収蔵品https://pref.spec.ed.jp/momas/%E5%8F%8E%E8%94%B5%E5%93%81%E7%B4%B9%E4%BB%8B

*1 このほかにも臨時休館する場合あり

埼玉県立近代美術館

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