W'UP!★12月15日~ シブヤ・アロープロジェクト ハンナ・ルカテッリ 渋谷マークシティ神宮上空通路橋脚柱

W'UP!★12月15日~ シブヤ・アロープロジェクト ハンナ・ルカテッリ 渋谷マークシティ神宮上空通路橋脚柱

 

2022年12月15日(日)~
シブヤ・アロープロジェクト
ハンナ・ルカテッリ

 シブヤ・アロープロジェクト実行委員会が実施している「シブヤ・アロープロジェクト」において、渋谷マークシティ神宮上空通路橋脚柱に、ブラジル独立200周年を記念したブラジル人アーティストHanna Lucatelli氏の作品が完成しました。
 「シブヤ・アロープロジェクト」は、渋谷区の一時避難場所(青山学院大学、代々木公園)の位置を 外国人を含めた多くの来街者に認知してもらうために、日頃から人々の注目を集めるようなアート性あふれるデザインの「矢印サイン」を区内の必要な場所に設置し、一時避難場所への誘導を支援する施策です。日夜外国人を含む多くの方が訪れる街「渋谷」において、言葉の壁を超え、多くの人が一目見て、理解できる記号として矢印を盛り込んだアートにしています。
 矢印は一時避難場所である青山学院大学もしくは代々木公園の方向を指しており、今回新たに登場するアートは代々木公園の方向を指しています。
http://shibuya-arrow.jp/

 作品を描いたHanna Lucatelli氏は、サンパウロを拠点に活動するビジュアルアーティストであり壁画家。女性のエネルギーと芸術の融合を通じて、街の人間らしさを引き出したり、住民の関心を寄せたりすることを意識した作品を制作しています。自身も日本文化を学んでおり、「シブヤ・アロープロジェクトのテーマと自身のテーマが一致していると感じており、今回制作したアートは女性をいろんな向きで6人の女性を描くことで、女性が持つ多面性を表現しました。」とコメントをいただきました。
 また渋谷駅周辺のまちづくり活動を行う一般渋谷駅前エリアマネジメントは、「渋谷駅周辺の道路上の支柱・橋脚等において落書きやシール貼りが増えて治安の悪化につながっている中で、アートによる美装化を行い、治安の改善と街のにぎわいを創出し、工事が続く渋谷の街のイメージを少しでも変えたいという思いを込めて、支柱でアートを掲出できる機会を提供した」とコメントしています。

Hanna Lucatelli
 ハンナ・ルカテッリはサンパウロを拠点に活動するビジュアルアーティスト、壁画家です。女性のエネルギーと芸術の融合を通じて、街の人間らしさを引き出す作品を制作しています。ハンナは、自分が描く絵画、パネル、壁画の中の女性の姿に視線を誘い、女性の立場や社会的役割について問いかけ、自律性と主体性を促します。2020年にはForbes Under 30より、その年の注目アーティスト5人のうちの1人に選ばれました。

背 景
 渋谷区では2020年を機に、さらに増えることが予想される外国人を含めた多くの来街者(在勤・在学者を含む区民以外の渋谷区を訪れる方々)の方への帰宅困難者対策が、喫緊の課題となっています。 区内の小学校や公園等は「一時(いっとき)集合場所」であり、一時的に様子を見る場所となっていますが、区民と来街者が利用するには十分なスペースではありません。特に渋谷駅周辺では発災時に来街者の方が一時的に退避する安全な場所として、避難場所などを「一時(いちじ)退避場所」と渋谷駅周辺地域都市再生安全確保計画にて定めました。一時退避場所とは災害時に、いったん被災時に居た場所を離れ、その場所の安全が確保されるまでの間、一時的に退避する安全な場所のことです。これは「一時退避」という新しい考え方で、特に来街者の方には、帰宅困難者支援(受入)施設が開設されるまでの間、安全に留まれる「一時退避場所」を知っていただく必要があります。
今回の「シブヤ・アロープロジェクト」では一時退避場所を知っていただくきっかけになり、また有事の際には避難誘導の一助となるようにと考えています。

掲出場所
 渋谷マークシティ神宮上空通路橋脚柱
※今回のアートの矢印が指し示す方向は代々木公園になります。

一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメントについて
 渋谷駅前での持続可能なエリアマネジメントを推進する組織として、2015年に設立。渋谷を「世界に開かれた生活文化の発信拠点」とするために、渋谷駅前の公共空間における屋外広告物の掲出による収益で、まちづくりのための公益的な取り組みを実施しています。
活動コンセプト「遊び心で、渋谷を動かせ。」をキーワードに、再開発の工事期間においてもまちのにぎわいを創出することを目的に、渋谷の魅力を駅前から発信し、さらにまちの発展に貢献していきます。
https://shibuyaplusfun.com/

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