W'UP★9月16日~12月10日 日中平和友好条約45周年記念「世界遺産 大シルクロード展」 東京富士美術館 本館展示室(東京都八王子市)

W'UP★9月16日~12月10日 日中平和友好条約45周年記念「世界遺産 大シルクロード展」 東京富士美術館 本館展示室(東京都八王子市)
 
瑪瑙象嵌杯 5-7世紀 1997年イリ市昭蘇県ボマ古墓出土 一級文物 高16.0cm イリ州博物館
 

2023年9月16日(土)~12月10日(日)
日中平和友好条約45周年記念「世界遺産 大シルクロード展」

 シルクロードはユーラシア大陸を横断し東洋と西洋を結んだ大交易路と一般に知られています。自動車も汽車もない時代に、草原や砂漠、雪山を越え、時には命をかけて人や物がここを往来しました。地球の四分の一周にもおよぶ壮大な「旅路」は、人類の歴史においても重要な役割を果たしてきたと考えられています。
 シルクロードの研究は19世紀後半より始まり、約140年の歴史がありますが、日本では特に半世紀程前のテレビ番組の印象が深く、砂漠の彼方や最果ての地に多くの人が憧れを抱くようになりました。学術的にも、奈良の正倉院に伝わる宝物の故地として、ペルシアや中央アジア、ひいてはギリシア・ローマに起源する文化が注目され、交流の歴史が研究されてきました。
 そして近年では、シルクロードが2014年にユネスコの世界遺産に認定されました(「シルクロード: 長安-天山回廊の交易路網」)。中国ではこれを契機としてシルクロードへの関心が高まり、学術調査や研究はこれまでにない勢いで進められ、新しい発見が続いています。
 本展覧会は、この世界遺産認定後、中国国外で初めて行われる大規模なシルクロードの展覧会です。世界遺産に登録された中国国内の遺跡を紹介し、また日本初公開の文物を含むシルクロード文化の精華を公開します。特に今回は、中国側のご厚意により、これまでにない規模でシルクロードの優品が日本にもたらされます。シルクロードを通じて、日本と中国が長い文化交流の歴史をもつことを、この展覧会であらためて感じていただけましたら幸いです。

展覧会の見どころ
世界遺産認定後、中国国外で初めて行われる大規模なシルクロードの展覧会
中国国内27カ所の主要博物館、研究所からシルクロードの文物、関連資料など200点出品
金銀宝飾品、青銅器、ガラス、陶磁器、壁画、絵画、染織、経典、仏像など一級文物45点を展観

日中平和友好条約45周年記念「世界遺産 大シルクロード展」
会 期 2023年9月16日(土)~12月10日(日)
会 場 東京富士美術館 本館展示室(東京都八王子市谷野町492-1)
入場料 大人1500円(1200円)大学・高校生900円(800円)中学・小学生500 円(400円)
アクセスはこちら→ https://www.fujibi.or.jp/visit/access.html
主 催 東京富士美術館、中国文物交流中心、朝日新聞社
後 援 外務省、中国人民対外友好協会、中国大使館、八王子市、八王子市教育委員会
企画協力 黄山美術社
協 賛 光村印刷(東京会場)

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