W'UP!★12月2日~ 12月24日 星野寿一・みどり写真展 こうみょう《光明》Ⅳ ~“ 影向 “ ときの想い/1月6日~1月28日 公文健太郎写真展 耕す人 ギャラリー冬青

W'UP!★12月2日~ 12月24日 星野寿一・みどり写真展 こうみょう《光明》Ⅳ ~“ 影向 “ ときの想い/1月6日~1月28日 公文健太郎写真展 耕す人 ギャラリー冬青


2022年12月2日(金)~ 12月24日(土)
星野寿一・みどり写真展
こうみょう《光明》Ⅳ ~“ 影向 “
ときの想い

星野寿一作品「こうみょう《光明》Ⅳ ~“ 影向 “」

作家の言葉
 こうみょう《光明》とは、希望、仏・菩薩から発する慈悲や智慧を象徴する光。あらゆる人を救い、あらゆる願いをかなえてくれる観音。
 コロナ禍となり、足が遠のいていた海岸寺に石仏を撮りに行くと、境内の風景はいつもと同じで変わりが無いが、大変お世話になった方丈がお亡くなりになった事を知った。
 新しい方丈に初めてお会いすると、他のお寺と兼務されており、海岸寺には法事等がある時にいらっしゃる事を聞いた。いくばくかの制約はあるが、大判カメラによる撮影の許可はいただいた。簡易暗室設営による湿板制作には時間を掛けてお願いする事になるだろう。
 三度目となる二人展の作品は、家内が鶏卵紙による手彩色という技法に合わせ鶏卵紙で行うことにした。家内のアシスタントとして鶏卵紙のプリントを手伝う内に、その技法で表現された質感に魅了された。古典技法の初期にはコロディオン湿板ネガから鶏卵紙プリントが行われており、今でも多くの作家がフイルムやデジタルネガから鶏卵紙の作品を制作している。
 観音菩薩は衆生を救うために三十三のお姿に変身するという、「影向」とは神仏が仮の姿をもって現れるという、そのお姿は観音菩薩そのものではないかと思っている。

星野みどり作品「ときの想い」

作家の言葉
 サントリーホールは本格的なクラシック音楽のコンサートホールとして「世界一美しい響き」をめざし1986年10月12日にオープンした。
 記念公演は小澤征爾指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団公演。
 私たち夫婦はサントリーホールに魅了され直ぐ様に会員になり訪れた。
 幕間には夫婦して、素敵な空間の一角にある「ホワイエ」(ラウンジに似た場所。)でワインを楽しんだ事を覚えている。
 「ホワイエショプ」で楽器を持った焼き物で作られた、小さな人形達と出会った。
 可愛くて、愛しくなり、訪れた記念にと思い買い求めた。何回かの公演のたびに揃え、室内楽が演奏出来るほどになった。
 2022年12月の写真展モチーフは、34年前に求めた「小さな人形達」、母の形見の竹籠と友人に戴いた竹籠、我が家のベランダに咲いた花、友達のガーデンに咲いた花を紡ぎ生け、人形達と花々を鶏卵紙にプリントした。
 更には「小さな人形達」の背後に、それに相応しいレコード盤を立てた。
 鶏卵紙に人着(色を付ける)を施した。
 一連の作業にはとても時間がかかりました。
 主人との思い出と協力がなければ出来ない作品になりました。

星野寿一・みどり写真展
こうみょう《光明》Ⅳ ~“ 影向 “
ときの想い
会 期 2022年12月2日(金)~ 12月24日(土)
時 間 11:00~19:00
休廊日 日曜・月曜・祝日 
入場無料
最寄り駅 東京メトロ丸ノ内線 新中野駅徒歩5分

星野 寿一
1943年 誕生
2010年 渡部さとる 2B 33期 ワークショップ受講
2011年 久保元幸 プラチナプリント ワークショップ 2・6・7月 受講
2012年 オルタナティブ・プロセス国際シンポジウム
     ならびにコロジオンP.O.P. WS 受講
2014年 日本写真学院 写真表現コース総合クラス 受講
2014年 日東商事株式会社 代表取締役
2018年 “Atelier NOVA”代表 就任
2021年 日東商事株式会社 相談役
※田村写真においてプラチナプリント・湿板プロセスのワークショップに度々参加する。
グループ展
2011年9月 渡部さとる 2B 33期 終了展      渋谷ルデコ
2013年10月 JCOP 大人の遠足 グループ展      JCOP
2014年4月  JCOP 3周年記念写真展          JCOP
2014年5月  JCOP 大人の遠足 グループ展      JCOP
2014年9月  TOKYO 8×10 写真展         目黒美術館区民ギャラリー
2014年9月  第2回 2014 プラチナ de 写真展      ギャラリーコスモス
2014年10月 JCOP 大人の遠足 グループ展      JCOP
2015年3月  JCOP 写真表現コース 終了展      JCOP
2015年9月  TOKYO 8×10 写真展          目黒美術館区民ギャラリー
2016年9月  TOKYO 8×10 写真展         目黒美術館区民ギャラリー
2017年6月  渡部さとるWORKSHOP写真展“RETURN”  渋谷ルデコ
2017年9月  渡部さとるWORKSHOP写真展“Last Legend” 渋谷ルデコ
2018年8月  星野寿一写真 こうみょう《光明》Ⅰ ~ “ NOVA “  ギャラリー冬青
2018年8月  TOKYO 8×10 写真展         江東区文化センター2F展示ロビー
2019年7月  TOKYO 8×10 写真展      江東区文化センター2F展示ロビー
2019年10月 渡部さとるWORKSHOP写真展“ANNUAL 2019”     渋谷ルデコ
2020年7月  TOKYO 8×10 写真展        江東区文化センター2F展示ロビー
2020年12月 星野寿一写真 こうみょう《光明》Ⅱ ~ “ 鍛 造 “  ギャラリー冬青
2021年7月  TOKYO 8×10 写真展         江東区文化センター2F展示ロビー
2021年12月 星野寿一写真展 こうみょう《光明》Ⅲ ~ “ 変 容 “    ギャラリー冬青
2022年9月  TOKYO 8×10 写真展        江東区文化センター2F展示ロビー
2022年12月 星野寿一写真展 こうみょう《光明》Ⅳ ~ “ 影 向 “    ギャラリー冬青

星野 みどり
1948年 生まれ
1968年 桜ヶ丘服装学園 卒業。同年研究室勤務
1973年 桜ヶ丘服装学園退職
1974年 星野寿一と婚姻
2015年 湿板写真制作に助手として携わる。
2019年 彩色写真(横浜写真)を始める。
2020年 8×10カメラ撮影及び鶏卵紙作品制作開始。
2020年 江東区文化センター 2F 展示ロビー TOKYO 8×10 写真展
2020年 ギャラリー冬青 「ときの思い」(彩色写真)写真展
2021年 江東区文化センター 2F 展示ロビー TOKYO 8×10 写真展
2021年 ギャラリー冬青 「刻の想い」 (彩色写真) 写真展
2022年 江東区文化センター 2F 展示ロビー TOKYO 8×10 写真展
2022年 ギャラリー冬青 「ときの想い」 (彩色写真) 写真展
※華道 草月流師範、 茶道 裏千家和巾点、ナード・アロマテラピー協会 アロマアドバイザー・日本アロマ環境協会 アロマテラピーアドバイザー


2023年1月6日(金)~1月28日(土)
公文健太郎写真展 耕す人

作家の言葉
 「農」の風景を訪ねる旅を始めて10年が過ぎようとしている。旅先で出会った風景は目に焼き付き、交わした農家との会話と、舌で感じた味は僕の記憶にしっかりと残っている。撮った写真以上にその蓄積が今の僕をつくっているように思う。
 初めて出会った人には必ず出身地を聞く。その土地の「農」が会話のきっかけをくれるからだ。
 「宮城ですか。この時期はセリが美味しいですね。霜が溶けるのを待って収穫する。寒い中大変ですよね。でもあれは鍋には欠かせませんね」とか「福井ですか。大野の里芋は日本一ですよ。
 あの粘り気。ああ、食べたい」とか。その人と僕の頭の中には、朝日をゆっくりと浴び、霜に覆われていたセリが鮮やかな黄緑色に変わる様や、上庄里芋の大きな葉が真っ青な空に揺れる景色がぶわっと広がっている。そして故郷のおいしい野菜を褒められて嫌な思いをする人はどこにもいない。
 都会育ちだという人にも父親の実家がとか、先祖がとか、かならずどこかの土地と繋がっていて、思い出の風景の中に必ず「農」がある。僕たち日本人にとって「農」の風景は原風景であることをあらためて感じている。
 「土地が人の暮らしをつくり、人の暮らしが風景をつくる」そのことをテーマに写真家として歩いてきた。「農」に始まり「川」「半島」「島」と場所を変えてきたが、どこへ行ってもそこにある風景には人々の工夫や努力が歴史として刻まれていた。一見自然に生えているように見えるりんごの木は、真っ赤な実をならすために農家が日当たりを考え、手をかけてつくった造形美である。小松菜定植を控えた畑は、耕されたあと丁寧にならされて、その土は土というより柔らかな布団のようだ
った。急峻な斜面に積まれた石垣は、よく見ると一つ一つは歪な形をした石の積み重ねである。
 石と石が隙間なく見事に噛み合って支えている。それらはみな人が自然から継続的に恵みを享受しつづけるために時間をかけつくり上げてきた風景だった。
 山間の農村に人が暮らしを終えて去った民家がひっそりとたっていた。山藤に覆われ、今にも朽ち果てようとしている。そこにあった「農」の風景は終わりを迎えようとしていた。人が営みを止めればその場所はすぐに自然へとかえってく。僕たちの暮らしが自然と常に接していることを感じさせてくれる光景だった。営みと自然。その二つがつくった日本の原風景。
 僕たちは、どこからきて、どこへ還っていくのか、この「農」の風景を眺めながら僕はもうすこし考えていきたい。

公文健太郎写真展 耕す人
会 期 2023年1月6日(金)~1月28日(土)
時 間 11:00~19:00
休廊日 日曜・月曜・祝日 
入場無料
最寄り駅 東京メトロ丸ノ内線 新中野駅徒歩5分

公文健太郎  Kentaro KUMON
 写真家。1981年生まれ。ルポルタージュ、ポートレートを中心に雑誌、書籍、広告で幅広く活動。同時に国内外で「人の営みがつくる風景」をテーマに作品を制作。 近年は日本全国の農風景を撮影した『耕す人』、川と人のつながりを考える『暦 川』、半島を旅し日本の風土と暮らしを撮った『光の地形』などを発表。最新作は瀬戸内の島に起こる過疎化をテーマに写真集『眠る島』としてドイツの Kehrer 社から出版。
2012年『ゴマの洋品店』で日本写真協会賞新人賞受賞。 http://www.k kumon.net
主な写真展
2004年 1月 写真展「幸せと幸せの間に」 世田谷文化情報センター生活工房
2009年 7月 写真展「グラフィッチ」 EMON PHOTO GALLERY
2010年 11月 写真展「BANEPA」 72GALLERY
2011年 写真展「ゴマの洋服店」 全国キヤノンギャラリー巡回
2012年 12月 写真展「March 2011, Rio de Janeiro」 ブラジル大使館
2014年 1月 写真展「FÓOTKAT」 ハッセルブラッドジャパンギャラリー
2016年 8月-10月 写真展「耕す人」 キヤノンギャラリーS
2018年 1月-4月 展覧会「眠れる慈悲」 ESPACE KUU 空(大正大学)
2019年 1月-2月 写真展「地が紡ぐ」 EMON PHOTO GALLERY
2019年 9月-10月 写真展「川のある処」 Jam Photo Gallery
2019年 9月-10月 写真展「暦川」 キヤノンギャラリー銀座・大阪
2020年 6月 写真展「土よ、光よ」 MYD ギャラリー
2021年 9月 写真展「光の地形 − Imaginary Journey」
2022年 写真展『借景・隣り合うマチエール』 MYD ギャラリー
2022年 7月 写真展『眠る島』 Spiral Garden
出版物
・写真集『大地の花』 - ネパール 人々のくらしと祈り -(2006/東方出版)
・写真絵本『だいすきなもの』 - ネパール・チャウコット村の子どもたち -(2007/ 偕成社)
・写真集『BANEPA』 - ネパール 邂逅の街 -(2010/青弓社)
・フォトエッセイ『ゴマの洋品店』 - ネパール・バネパの街から -(2010/偕成社)
・写真絵本『世界のともだち - ネパール -』(2014/偕成社)
・写真集『耕す人』(2016/平凡社)
・写真集『英さんのバラ-愛され続けた家と庭-』(2017/伊勢工房)
・写真集『地が紡ぐ』(2019/冬青社)
・写真集『暦川』(2019/平凡社)
・写真集『光の地形』(2020 年/平凡社)
・写真集『眠る島』(2022 年/Kehrer)

住所東京都中野区中央5-18-20
TEL03-3380-7123
WEBhttp://www.tosei-sha.jp/
営業時間*111:00 ~ 19:00
休み*2日、月、祝
ジャンル*3写真
アクセス*4丸の内線中野駅一番出口より徒歩5分
取扱作家http://www.tosei-sha.jp/TOSEI-NEW-HP/html/ARTISTS/j_artists.html
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術は、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります

ギャラリー冬青

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