W'UP! ★4月27日~6月23日 どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより 東京ステーションギャラリー(千代田区丸の内)

W'UP! ★4月27日~6月23日 どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより 東京ステーションギャラリー(千代田区丸の内)

2024年4月27日(土)~6月23日(日)
どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより

 江戸幕府創設からおよそ420年。江戸は巨大都市として発展し、京都、大坂に並ぶ三都のひとつとなりました。大都市江戸・東京に暮らした人々は、どのように動物とかかわってきたのでしょうか。それを物語る美術品や工芸品など約240件を、江戸東京博物館のコレクションから選りすぐって紹介します(会期中展示替えがあります)。
 本展は、2022年にパリ日本文化会館(フランス)で好評を博した「いきもの:江戸東京 動物たちとの暮らし」展を拡充した凱旋帰国展です。画巻、錦絵、装飾品、郷土玩具などに登場する動物たちの多様な姿をお楽しみください。

いまはむかし、人々は沢山の動物と暮らしていたそうな
 1603(慶長8)年、江戸に幕府が置かれ、街並みが整備されていきます。街では人々がネコや犬を可愛がり、時にゾウの見世物が話題となり、ウズラの声を競う会が催され、ウサギの飼育ブームが起きました。また、人々は郊外に出かけて野生の鳥の姿や虫の音に季節を感じたものでした。いまはむかし、一大都市となった江戸や東京における、動物と人々との関係を探ります。

ネコさん、トリさん、お馬さん……さんづけこそ日本の特質?
 1877(明治10)年に来日した米国の動物学者、エドワード・S.モースは、日本人が動物に対して親切に接することに驚きました。動物の名に「さん」づけをして親しみを込めて呼び、人力車の車夫は道に居座る犬やネコを避けて走っていると記しています。

洗練されたデザイン/素朴なかたち
 壮大な狩猟の記録画、広重や国芳ら人気浮世絵師による錦絵など、多くの絵に動物たちは登場しています。さらに、動物たちのイメージはデザインモチーフへと昇華し、温かみのある郷土玩具や、精巧な工芸品にも用いられるようになりました。巨大都市における動物は、共生するだけでなく、さまざまに表現されて人々の生活を彩ったのです。

江戸東京博物館から選りすぐりの作品が大集結!
 大規模改修工事のために休館中の江戸東京博物館。その収蔵品は61万点にも及びます。本展では膨大な収蔵品のなかから、浮世絵、工芸品、染織などをテーマ毎に展示し、江戸・東京において人々が動物をどのようにとらえ、表現していたのかを俯瞰します。最新の調査研究と初公開作品を含む充実した作品群をご紹介します。

東京会場だけの特別展示:東京の鉄道馬車
 1882(明治15)年から1903(明治36)年まで、東京の大通りではレールの上を馬車が走っていました。「東京馬車鉄道」は、最盛期には300両の車両と2000頭の馬を擁していたといい、都市の交通を鉄道馬車も支えていたことがうかがえます。鉄道馬車の開業を知らせる華やかな錦絵3枚続、名所絵、玩具絵など、当時の版画を展示します。

会 期 2024年4月27日(土)〜6月23日(日)
 前期 4月27日~5月26日 後期 5月28日~6月23日 ※前・後期で作品の展示替えがあります
会 場 東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅 丸の内北口 改札前)
時 間 10:00~18:00(金曜日~20:00)※入館は閉館30分前まで
休館日 月曜日(4月29日、5月6日、6月17日は開館)、5月7日(火)
入館料 一般1,300(1,100)円、高校・大学生1,100(900)円、中学生以下無料
※( )内は前売料金[3/15~4/26オンラインチケットで販売]
※障がい者手帳等持参の方は200円引き(介添者1名は無料)
※チケット販売=【前売券・当日券】オンラインチケット www.e-tix.jp/ejrcf_gallery/
当日券 当館1階入口
東京ステーションギャラリー公式サイト https://www.ejrcf.or.jp/gallery/
SNS https://www.facebook.com/tokyostationgallery/
主 催 東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団)、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、NHK、NHKプロモーション
協 賛 T&Ⅾ保険グループ
※都合により開催内容が変更になる場合があります
※本展は、山梨県立博物館(2024年7月13日~9月2日)、愛知県美術館(2025年4~6月)、富山県水墨美術館(2025年7~9月)に巡回を予定しています
※最新情報や会期中のイベントは美術館ウェブサイトでご案内します。


講演会チラシ

「どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより」それはなぜ選ばれたのか?
千代田区内ミュージアム連携企画 展覧会への入口講座Vol.38
開催日時 2024年5月22日(水)15:00〜16:30(会場14:30)
開催場所 日比谷図書文化館 地下1階 日比谷コンベンションホール(大ホール)※会場にご注意ください
定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円(千代田区民500円)※千代田区民の方はご住所が確認できるものをお持ちください。
お申し込み方法
お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申し込みフォーム」からの場合は④メールアドレス)をご連絡ください。
※小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。同伴者の方にも参加費が必要です。
イベントお申し込みフォーム https://ucs.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya_application
イベントページ https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20240522-vol38/
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

講 師
小山 周子 こやま しゅうこ
東京都江戸東京博物館学芸員。担当展覧会に、「いきもの:江戸東京 動物たちとの暮らし」展(2022年)、「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」展(2021年)、「明治のこころ―モースが見た庶民の暮らし」展(2013年)、「よみがえる浮世絵―うるわしき大正新版画」展(2009年)ほか。
川口 友子 かわぐち ともこ
東京都江戸東京博物館学芸員。担当展覧会に、「いきもの:江戸東京 動物たちとの暮らし」展(2022年)、「大江戸の華―武家の儀礼と商家の祭―」展(2021年)。
田中 晴子 たなか はるこ
東京ステーションギャラリー学芸員。近年の担当展覧会に「もうひとつの江戸絵画 大津絵」(2020年)、「河鍋暁斎の底力」(2020- 2021年)、「福富太郎の眼」(2021年)、「大阪の日本画」(2023年)、「春陽会誕生100年 それぞれの闘い」(2023年)、共著に『鉄道と美術の150年』(左右社、2022年)ほか。
※ご来館の皆様へのお願い  体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。

住所東京都千代田区丸の内1-9-1
TEL03-3212-2485
WEBhttps://www.ejrcf.or.jp/gallery/
開館時間10:00 ~ 18:00 金曜 〜20:00(最終入場は閉館30分前まで)
休み*2月曜日(祝日の場合は翌平日/ただし会期最終週、ゴールデンウィーク・お盆期間中の月曜日は開館)、年末年始、展示替期間
ジャンル*3近代美術、建築、デザイン、工芸
入場料*4展覧会により異なります。
アクセス*5JR東京駅丸の内北口すぐ、東京メトロ 丸の内線東京駅より約3分、東西線大手町駅より約5分、千代田線二重橋前駅より約7分
収蔵品
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 空欄はオールジャンル *4 イベントにより異なることがあります。高齢者、幼年者、団体割引は要確認 *5 表示時間はあくまでも目安です

東京ステーションギャラリー(千代田区丸の内)

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