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現代アート・絵画・版画( 43 )

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表層の冒険 抽象のミュトロギア
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【The Evangelist of Contemporary Art】最近開催された二つの展覧会をつなぐと見えてくる日本絵...

 二つの展覧会の一つは、片柳学園 ギャラリー鴻で開催された「表層の冒険 抽象のミュトロギア」(1)である。 モダンアート(とくに絵画)は、不可避的・非対称的・不可逆的にインターナショナルな運動だった。 世界の中心(19~20世紀前半はヨーロッパのパリ、20世紀後半はアメリカのニューヨーク)から、その他の世界の周縁へと様...
KOTARO NUKAGA(六本木)

KOTARO NUKAGA(六本木)

 現代アートギャラリーKOTARO NUKAGA は、東京天王洲 TERRADA Art Complexに続いて、2拠点目となる新スペースKOTARO NUKAGA(六本木)を、2021年5月、東京都港区六本木のギャラリーコンプレックス・ピラミデビル2階にオープンする。 KOTARO NUKAGA(天王洲)ではこれまで...
【The Evangelist of Contemporary Art】アートフェア東京2021について考える(後編)
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【The Evangelist of Contemporary Art】アートフェア東京2021について考える(後編)

※前編の続き 毎年3月のアートフェアといえば、ニューヨークのArmory Show(8、9、10)と並んでアジア最大のアートバーゼル香港(11、12、13)が開催されてきた。それらを射程に入れていたので、私は3月東京にいることがあまりなかった。アートフェア東京を訪れる機会が少なかったのは、そのためだ。香港のフェアは、去...
【The Evangelist of Contemporary Art】アートフェア東京2021について考える(前編)
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【The Evangelist of Contemporary Art】アートフェア東京2021について考える(前編)

 久しぶりにアートフェア東京(1~3)を訪れた。しばらくご無沙汰だった訳はいずれ説明するが、中止の昨年を除けば何年ぶりだろうか? そのため、今年のフェアの印象がかなり異なったとしても不思議ではない。 だが、フェアは新型コロナの影響で一変したといっても過言ではない。その際立った特徴とは、NHKのテレビのニュースで報道され...
【Art News Liminality】アートとセラピー、あるいは変容のエコロジー―「Loop beyond Art 広がる、人と命の輪」をめぐって(予告編)その2

【Art News Liminality】アートとセラピー、あるいは変容のエコロジー―「Loop beyond Art 広が...

その1から続く セキュリティ・ブランケットを根底のテーマに据えて活動する松下誠子は、誰もが生まれながら傷を負っているという自覚から、「病」を人生のなかで捉えようとする。心の質と生命の質が不可分となる感性に訴えかける表現が問い直されることになるだろう。祖母をめぐる記憶と米国日系2世に関連する歴史のリサーチを続ける宮森敬子...
【Art News Liminality】アートとセラピー、あるいは変容のエコロジー―「Loop beyond Art 広がる、人と命の輪」をめぐって(予告編)その1
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【Art News Liminality】アートとセラピー、あるいは変容のエコロジー―「Loop beyond Art 広が...

 「アートで人の輪を広げて、命の輪を繋いでいく」というギャラリストの発想から始まった工房 親(東京都渋谷区)のLOOPプロジェクトは2011年以降、主に都内の病院・クリニックにアート作品をインストールするという活動を行ってきたという。活動の継続10周年を契機として、「Loop beyond Art 広がる、人と命の輪」...
東京造形大学附属美術館(横山記念マンズー美術館)(八王子市宇津貫町)

東京造形大学附属美術館(横山記念マンズー美術館)(八王子市宇津貫町)

 東京造形大学附属美術館は東京造形大学のキャンパス内にあり、現代具象派を代表するイタリアの彫刻家ジャコモ・マンズーの作品を多数収蔵し、東京造形大学の教育・研究活動の紹介を中心に、美術やデザインなど様々な内容の企画展を開催しています。また学外でも学生やアーティストが講師となるワークショップを開催しています。同館は、建築家...
W'UP ! ★ チームラボ & TikTok, チームラボリコネクト:アートとサウナ 六本木

W'UP ! ★ チームラボ & TikTok, チームラボリコネクト:アートとサウナ 六本木

2021年3月22日(月)~ 8月31日(火)チームラボ & TikTok, チームラボリコネクト:アートとサウナ 六本木 鑑賞者がサウナで最高級な状態になり、アートに没入。 チームラボ、アートとサウナの新しい体験「TikTok チームラボリコネクト」本日3月22日(月)オープン。会期は半年間限定で、...
GALLERY ROOM・A(墨田区本所)

GALLERY ROOM・A(墨田区本所)

 アートストレージとホテルが融合した、新たな宿泊施設として知られる「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」。「GALLERY ROOM・A」は、その1Fに、2021年4月オープした。 運営はインディペンデントキュレーターの青木彬とアートプラットフォーム「ArtSticker」が共同で企画を行う。ギャ...
【Art News Liminality】まちとアートの浸透圧―「すみだ向島 EXPO 2020」を歩く その6/6
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【Art News Liminality】まちとアートの浸透圧―「すみだ向島 EXPO 2020」を歩く その6/6

 2020年の秋、すみだ向島に現われたアート/まちづくりのニューノーマルとは? 全6回にわたる批評ドキュメント。その6 最終回 コロナ禍を前に、ジョルジョ・アガンベンは行政による例外的な隔離措置に危機感を表明し(*22)、零落しゆく人間関係を憂慮し(*23)、隣人の末梢と集会の中止と同時に進行するデジタル・メッセージの...
【Art News Liminality】まちとアートの浸透圧―「すみだ向島 EXPO 2020」を歩く その5/6
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【Art News Liminality】まちとアートの浸透圧―「すみだ向島 EXPO 2020」を歩く その5/6

 2020年の秋、すみだ向島に現われたアート/まちづくりのニューノーマルとは? 全6回にわたる批評ドキュメント。その5 《The world at home in Mukojima 世界の人々がくつろぐ向島》(スプリー・ティトス)(*19)では、1990年代後半以降の向島とコミュニティアートのかかわりがドキュメントのダ...
【Contribution】親和から重層的な乱流へ:二色の墨の物語:2020年国内三館巡回『墨は流すもの─丸木位里の宇宙─』展にふれて
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【Contribution】親和から重層的な乱流へ:二色の墨の物語:2020年国内三館巡回『墨は流すもの─丸木位里の宇宙─』...

 ちょうど去年の今頃─。「没後25年、過去最大規模」を謳う丸木位里展が4月の広島にはじまり、およそ一年かけて日本の西半分を巡回すると耳にした。胸が高鳴った。前後期で展示替えのある、出品数100点超の大展覧会だという。 わたしは愛知と富山の二会場に足を運んだ。 内容、構成ともに見ごたえのある企画で、そこには1920年代か...
【Art News Liminality】まちとアートの浸透圧―「すみだ向島 EXPO 2020」を歩く その3/6
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【Art News Liminality】まちとアートの浸透圧―「すみだ向島 EXPO 2020」を歩く その3/6

 2020年の秋、すみだ向島に現われたアート/まちづくりのニューノーマルとは? 全6回にわたる批評ドキュメント。その3 コロナ禍という出来事に直面したまちは、その例外的な状況のなかでコミュニティのあり方を変容させ、再編させ、「隣人」としての他者を招き入れ、ともに暮らすことを迫られている。超高齢化とパンデミックに見舞われ...
【Aohitokun's Thoughts】緊急事態宣言とベネチアビエンナーレ
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【Aohitokun's Thoughts】緊急事態宣言とベネチアビエンナーレ

 1月7日、2回めの緊急事態宣言が発出されて、また都会は静かになりましたが、昨年3月ほどの効果はないようです。前回、スーパーでトイレットペーパーやお米の棚は、一ヶ月くらいもぬけの殻でしたが、今回は、山盛りです。六本木、表参道も前回は、ひとっこ一人見かけませんでしたが、今回は、けっこう人が歩いています。 しかしながら、い...
【Art News Liminality】まちとアートの浸透圧―「すみだ向島 EXPO 2020」を歩く その2/6
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【Art News Liminality】まちとアートの浸透圧―「すみだ向島 EXPO 2020」を歩く その2/6

 2020年の秋、すみだ向島に現われたアート/まちづくりのニューノーマルとは? 全6回にわたる批評ドキュメント。その2 アーティストプロジェクトでは、所在のない不安と欠落の雰囲気に漂う紐帯への希望を見ることができた。《宿の家》(北川貴好)(*8)は、平屋を「民泊アート」として観客に提供し「宿り主(アーティスト)」の設定...
【Physical Expression Criticism】画廊と前衛~大正時代の美術運動
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【Physical Expression Criticism】画廊と前衛~大正時代の美術運動

 2020年9月、企画編集した本の出版記念トークが、コロナのため、それまでの紀伊国屋などではできないために、神保町の画廊を皮切りに新橋、日本橋、横浜まで続けてきて、1月に銀座の画廊でやると決まった。そのときに「銀座と画廊」というテーマを考えた。倉庫街や各地域で活躍する画廊も多く、「銀座の画廊は終わっている」という声もあ...
【Art News Liminality】まちとアートの浸透圧―「すみだ向島 EXPO 2020」を歩く その1/6
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【Art News Liminality】まちとアートの浸透圧―「すみだ向島 EXPO 2020」を歩く その1/6

 2020年の秋、すみだ向島に現われたアート/まちづくりのニューノーマルとは? 全6回にわたる批評ドキュメント。その1 まちはアートによってどのように姿を変えるのだろうか? 人がアートともにまちに住まうとしたら、どのように?「すみだ向島EXPO 2020」(*1)が、2020年9月12~10月11(日)にかけて東京都墨...
【The Evangelist of Contemporary Art】グローバル・アート・リサーチ — コロナ禍後を見通すためにアートマーケットの直近の歴史(2007年~2017年)を押さえておこう(中編)
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【The Evangelist of Contemporary Art】グローバル・アート・リサーチ — コロナ禍後を見通す...

(ブログ前編より続く) 現在はベルリンにあるギャラリーPeres Projects(24、25)は、ゲイの偽悪的なサドマゾ的表現でブースを埋めた。ニューヨーク随一の前衛ギャラリーReena Spaulings(26、27)は、コレクターを罵倒する落書き作品を飾った。これらは、現在のフェアではまったく見られないアナーキー...
【The Evangelist of Contemporary Art】グローバル・アート・リサーチ — コロナ禍後を見通すためにアートマーケットの直近の歴史(2007年~2017年)を押さえておこう(前編)
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【The Evangelist of Contemporary Art】グローバル・アート・リサーチ — コロナ禍後を見通す...

 本テクストは、2017年に行われた私のレクチャーを元にしています。なぜ2020年の現在、このテーマを再考したかというと、当時見えなかった幾つかの重要な変化が明確になってきたからです。これは、端的に今後のアートマーケットの動向を占う縁(よすが)になるでしょう。マーケットなので、あくまでコマーシャリズム(利益中心主義)で...
【Physical Expression Criticism】新しいアートのカタチ オル太『夜明けから夜明けまで』
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【Physical Expression Criticism】新しいアートのカタチ オル太『夜明けから夜明けまで』

夜明けから夜明けまで 現代美術のグループ、オル太が東京の下町で工場を会場にした展覧会を行った。オル太は、2009年に結成された井上徹、川村和秀、斉藤隆文、長谷川義朗、メグ忍者、Jang-Chの6人組の集団(アーティスト・コレクティヴ)で、2011年に岡本太郎現代芸術賞の大賞「岡本太郎賞」を受けるなど、近年、注目された存...
十一月画廊(銀座)

十一月画廊(銀座)

 十一月画廊は2002年11月、銀座にオープンいたしました。作品のジャンルにとらわれず、アーティストのコンセプト、表現に共鳴するものを展示、応援していきたいと思っています。 また画廊自体が様々なシーンに積極的に関わりを持っていきたいと考えています。その一環として海外・国内アートフェアへの出展。パブリックスペース、企業の...
【The Evangelist of Contemporary Art】現代アート考-あいちトリエンナーレ2019を忘れない
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【The Evangelist of Contemporary Art】現代アート考-あいちトリエンナーレ2019を忘れない

 現代アートとは、何だろうか? これは答えるのが難しい質問である。現代アートの作品は収拾がつかなくなるほど多種多様なので、普通ならすべてをまとめて語ることは不可能とされる。だが日本の現代アートは、ざっと俯瞰するだけでも、そこに共通する特徴があるように見える。 アートを包括的に説明する理論として、フロイトの精神分析学的解...
アーティゾン美術館(中央区京橋)

アーティゾン美術館(中央区京橋)

 2020年1月に名前を新たに開館しました。前身はブリヂストン美術館。 「ARTIZON」(アーティゾン)は、「ART」(アート)と「HORIZON」(ホライゾン:地平)を組み合わせた造語で、時代を切り拓くアートの地平を多くの方に感じ取っていただきたい、という意志が込められています。新しい美術館のコンセプトは「創造の体...
【The Evangelist of Contemporary Art】さいたま国際芸術祭2020を観て―行政アートの顛末(後半)
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【The Evangelist of Contemporary Art】さいたま国際芸術祭2020を観て―行政アートの顛末(...

(前半から続く) 作品はあるが、それが中央に対抗して拠って立つローカルの土台がない。これが、さいたま国際芸術祭が図らずも暴露した真実である。この真実を知ることは重要である。さいたまは、ローカルを再構築いやこれまで不在だったのだから構築すべきである。その際、当たり前だが「カッコいい」、「ダサい」の美的基準を中央(東京)に...
【The Evangelist of Contemporary Art】さいたま国際芸術祭2020を観て―行政アートの顛末(前半)
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【The Evangelist of Contemporary Art】さいたま国際芸術祭2020を観て―行政アートの顛末(...

5 平川恒太《太陽の民 顔ハメパネル》  さいたま国際芸術祭(1)を一言で語れば、それが「さいたま」を意識すればするほど、ローカル色が薄れていくということである。行政区分のローカル(さいたま市)は、確かに存在する。だが、そのローカルとしての特徴(ローカリティ)はほとんどないように見える。それは、「さいたま」が...
【The Evangelist of Contemporary Art】ヨコハマトリエンナーレ2020とは何だったのか?(その3)
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【The Evangelist of Contemporary Art】ヨコハマトリエンナーレ2020とは何だったのか?(そ...

36 キム・ユンチョル《クロマ》  表層的ではあるものの濃厚な密やかさを体験できたのは、前述した横浜美術館のスペースの半分までだった。それ以降は、タイトル=テーマの「残光」らしき要素も、それから派生する密やかさの雰囲気も消えてしまった。タイトルのサブテーマとなるようなキーワードは、各スペースに並べられた作品を...
【Art News Liminality】明治神宮の静かな100年祭―「神宮の杜芸術祝祭」と宝物の間から(その2)
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【Art News Liminality】明治神宮の静かな100年祭―「神宮の杜芸術祝祭」と宝物の間から(その2)

 明治神宮の静かな100年祭―「神宮の杜芸術祝祭」と宝物の間から(その1)の続き。 コンセプチュアルなフレームの解釈とともに構成される黄金の屏風《八咫烏》(天明屋 尚)や森の風景に人々の集いへの想いを白銀/緑青とポジティブ/ネガティブの反転とともに示す二幅対の衝立《Mirage#50》(能篠雅由)は、世界の美の歴史が明...