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W'UP★8月8日~8月28日 どばしほのか 個展「雨に煙る森」/8月29日~9月18日 舟橋磨里乃個展「Embedded in it」 京都 蔦屋書店5F アートウォール(京都市下京区)

W'UP★8月8日~8月28日 どばしほのか 個展「雨に煙る森」/8月29日~9月18日 舟橋磨里乃個展「Embedded in it」 京都 蔦屋書店5F アートウォール(京都市下京区)
《森の巣窟》キャンバスに油彩、オイルパステル、フェイクファー、
キルト芯、ナイロン糸、針金/1700×1260mm/2026
 

どばしほのか 個展「雨に煙る森」
会 期 2026年8月8日(土)~8月28日(金)
会 場 京都 蔦屋書店 5F アートウォール(京都市下京区京都高島屋 S.C.[T8]5F・6F)
開館時間 10:30~20:00 ※最終日のみ17:00閉場
休館日 会期中無休
入館料 無料
ホームページ https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/55659-1639130714.html

 どばしほのかは、パネルに張ったキャンバスではなく、さまざまな布を支持体に用い、絵画のあり方を探求するアーティストです。布の内側に綿を入れることで作品に物理的な量感を与え、作家の空想を「物体」として現実の空間にあらわす表現を試みています。
 本展「雨に煙る森」では、ペインティングを施した布とフェイクファーを組み合わせた新作を中心に展示します。二つの壁面には、それぞれ「門番」となる大きな鳥の作品を配置。その間の通路は、現実と空想の世界が交差する入口に鑑賞者が足を踏み入れるかのような演出となっています。さらに、絵画の形式から離れたアイテムやぬいぐるみのような立体作品を点在させ、それぞれが呼応し合うことで、ひとつの物語を感じさせる展示空間を生み出します。
 私は幼い頃から、日常的な場面が空想の世界へと切り替わる“スイッチ”のようなものに惹かれています。例えば、街路樹の木目がたくさんの目に見えた時、一部の電線にだけ鳥が集まっている時、夜に窓から姿の見えないフクロウの声が聞こえる時など、日常の中で「今ここ」がわずかに歪む瞬間に現れます。また幼い頃から触れてきたファンタジー小説や映画でも、現実と非現実の境目をまたがるきっかけとなるアイテムが登場します。クローゼットの奥に入っていくような、現実と非現実の曖昧で不確かな感覚を、油彩とぬいぐるみ、それらを組み合わせて具現化しています。
 絵画は閉じた空間から鑑賞者を空想の世界へと引き込む窓になります。ぬいぐるみは自身が作り上げたキャラクターを投影し、空想の世界へ意識を没入させることのできるアイテムです。そこに見る人それぞれの想像を重ねることで空想と現実の境界を行き来する媒介となります。イメージを視覚的に定着させる絵画と、絵画よりも身体的で親密な没入感を生むぬいぐるみ、これらの要素を組み合わせてインスタレーションとして発表します。
 7月24日(金)より京都高島屋S.C. 本館6階 美術画廊前ショーケースにおいて、どばしほのか作品の予告展示を予定しています。

《森の鍵穴》キャンバスに油彩、オイルパステル、フェイクファー、毛糸/760×470×10mm/2026
《森の鍵穴》キャンバスに油彩、オイルパステル、フェイクファー、毛糸/760×470×10mm/2026

プロフィール
どばし ほのか(DOBASHI Honoka)
2002年 鳥取県生まれ
2023年 成安造形大学美術領域洋画コース卒業
現在、京都市立芸術大学院美術研究科修士課程油画専攻在籍中
個展
2024年 美術領域選抜個展vol.48「生えてきたつくりごと」成安造形大学ギャラリーキューブ
2025年 「あなたが眠りについたころ あの鳥は」KUNST ARZT
2026年 「Bird」アート格納庫M
グループ展
2025年 第28回岡本太郎現代芸術賞展 川崎市岡本太郎美術館(神奈川)
2025年 成安造形大学卒業制作展2025 京都市京セラ美術館(京都)
2026年 京都府新鋭選抜展 京都文化博物館(京都)

制作中のアーティスト

会場展示作品は、8月8日(土)10:00より販売開始。
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
アートのECプラットフォーム「OIL」では8月10日(月)10:00より8月25日(火)20:00の期間販売します。

店内写真

京都 蔦屋書店
 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階に位置する京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと⽂化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、⽇常のアートピースとなるような⽂具・⼯芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注⽬の現代アート作品を展⽰。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居⼼地の良い空間を提供します。
京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号 075-606-4525
営業時間 10:00〜20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00
HP  https://store.tsite.jp/kyoto/
X @KYOTO_TSUTAYA(https://twitter.com/KYOTO_TSUTAYA)
Instagram @kyoto_tsutayabooks https://www.instagram.com/kyoto_tsutayabooks
Facebook 京都 蔦屋書店  https://www.facebook.com/profile.php?id=100092705685029

W'UP★3月6日~3月27日  Interwoven Chapters 京都 蔦屋書店 ギャラリー(京都市下京区)

W'UP★7月24日~8月18日 米山舞「YONEYAMA MAI EXHIBITION “arc”」/8月22日~9月9日 BIEN 初作品集『Debris 4』刊行記念展「Debris 4」 京都 蔦屋書店 5F エキシビションスペース(京都市下京区)

作品画像

《柔らかさと棘の間 -Embedded in fresco #1》325×400×20mm
漆喰・砂・顔料・膠・ボンド・木製パネル、2026年


舟橋磨里乃個展「Embedded in it」
会 期 2026年8月29日(土)~9月18日(金)
会 場 京都 蔦屋書店 5F アートウォール(京都府京都市下京区四条通寺町東入二丁目御旅町35 京都高島屋S.C.[T8]5・6F)
開館時間 10:30~20:00(最終日のみ17:00閉場)
休館日 会期中無休
入館料 無料
ホームページ https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/56054-1735340804.html

 舟橋磨里乃は、「人間性への回帰」をテーマに、人間の認識や記憶、感覚のあり方を抽象絵画を通して探求しているアーティストです。舟橋は、記憶を単に保存されるものではなく、思い出されるたびに断片的な感覚や情景、感情が結び合わされ、再構築される性質に着目しています。情報が正確に保存され、瞬時に検索できる現代社会においても、人の記憶は何かを失い、何かを補いながら絶えず編集され続けます。その曖昧で不完全なプロセスにこそ、人間性が宿ると考えています。
 本展タイトルの「Embedded in it」は「埋め込まれたもの」を意味し、素材に刻まれた時間の痕跡と、人の内側に静かに蓄積される記憶や感覚を指し示しています。人の記憶が持つ流動的な性質に着目し、その存在のあり方を作品を通して可視化します。
 新作では、約4,000年の歴史を持つフレスコ画の技法を初めて取り入れました。漆喰に顔料を定着させ硬化させるフレスコ画は、長い年月を経ても残り続ける特性を持っています。壁に描いた絵の表面を剥がし、パネルなどに移し替える工程で生じる欠けや剥がれも作品の一部となり、時間の堆積とともに、記憶の曖昧さや変化を表しています。また本展では、これまで取り組んできた油彩作品も展示します。薄く溶いた絵具を支持体に染み込ませるステイニングの手法により、にじみやぼかしを生かした抽象表現を展開し、内側に埋め込まれた記憶や感覚の層を描き出す試みに挑戦しています。

アーティストステートメント
 「人の記憶は、不変なものではない。思い出すたびに、記憶は新しく構築される。断片となった感覚や情景、感情が、1つの風景として再構築される。その過程では、何かが失われ、何かが補われる。私たちが『記憶』と呼ぶものは繰り返し編集され、再構築され続ける営みそのものなのかもしれない。」
 情報が正確に保存され、瞬時に検索できる時代だからこそ、この曖昧で不完全な営みは、人間だけが持つ固有の感覚であり、私はその不完全さの中にこそ人間性が宿ると考えています。
 本展では、時間の痕跡が素材へと埋め込まれていくプロセスをもとに、記憶が形を変えながら存在し続ける様子をフレスコ画で制作しています。「Embedded in it」は、支持体に刻まれた時間だけではなく、私たちの内側に静かに埋め込まれている記憶や感覚への問いかけでもあります。
 約4,000年の歴史を持つフレスコ画という古典技法を現代に再解釈し、時間を内包する素材や、制作過程で生まれる欠損や痕跡を表現の一部として取り入れることで、新たな記憶の表現を試みます。
 テーマとして掲げている”人間性への回帰”について、私が考える人間性への回帰とは、原始的な過去へ戻ることではありません。人が人である理由を、曖昧さや揺らぎ、不完全さの中にもう一度見つめ直すことなのだと考えています。

作品とアーティスト

プロフィール
舟橋磨里乃(ふなはし まりの)
1989年 愛知県出身
画家である父の影響のもと、幼少期より絵画に親しむ
武蔵野美術大学大学院造形研究科デザイン専攻空間演出デザインコース修了
人間性への回帰をテーマに、人間の記憶や知覚のプロセスや、目には見えない記憶や感覚、不完全さなどをさまざまな素材を通して抽象表現する
韓国、デンマーク、アブダビなど海外アートフェアへの出展を重ねる
主な個展
2026年「あわいに触れる」阪急メンズ大阪 Contemporary Art Gallery(大阪)
2026年「FILTER-Reconstructing the unseen」JPS GALLERY(香港)
2025年「消えゆく輪郭」名古屋三越栄7F 美術サロン(愛知)
2025年「Inner Elements」EVERANDART(東京)
2025年「RAIN」ALLDAY GALLERY(東京)
2025年「Unseen : Quiet Landscapes within」KARUIZAWA NEW ART MUSEUM WHITESTONE GALLERY1.2(長野)
2025年「視線の対話」WORLDTIMES(兵庫)
2024年「玉響の庭」gallery201(東京)
2024年「DESIGNART TOKYO 2024 企画展」渋谷西武ショーウインドウ(東京)
2023年「曖昧美」MA5 GALLERY(東京)
2023年「DESIGNART TOKYO 2023 個展」SieMatic 青山(東京)
2022年「色の記憶」ALLDAY GALLERY(東京)
2022年「CONFRONT」MONKEY GALLARY(東京)

本記事は各施設配布のプレスリリースおよび提供情報をもとに作成しています。

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