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W'UP★10月28日~11月17日 二つの島を行き来するカモメ/11月18日~12月8日 福本健一郎 ドローイング展 京都 蔦屋書店5・6F アートウォール(京都市下京区)

W'UP★10月28日~11月17日 二つの島を行き来するカモメ/11月18日~12月8日 福本健一郎 ドローイング展 京都 蔦屋書店5・6F アートウォール(京都市下京区)
《二つの島を行き来するカモメ 1》H395×W405×D60mm粘土、釉薬、金、プラチナ、油絵具、酸化焼成 2025年
 

二つの島を行き来するカモメ
会 期 2025年10月28日(火)~11月17日(月)
会 場 京都 蔦屋書店 6F アートウォール(京都市下京区 京都髙島屋 S.C.[T8]5F・6F)
開館時間 10:00~20:00
休館日 会期中無休
入館料 無料
ホームページ https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/50408-1748261008.html

《二つの島を行き来するカモメ 2》H305×W395×D30mm
《二つの島を行き来するカモメ 2》H305×W395×D30mm 粘土、釉薬、金、油絵具、酸化焼成2025年
《夕べ生まれ羽ばたく》H400×W450×D600mm(可変設置)
《夕べ生まれ羽ばたく》H400×W450×D600mm(可変設置) 粘土、釉薬、ガラス、油絵具、酸化焼成 2025年

 リュ・ジェユンは韓国出身で、2021年に京都市立芸術大学院美術研究科修士課程陶磁器専攻を修了し、以降京都とソウルを拠点に活動を続ける作家です。さまざまな出会いや経験を通じて変わる自身の考えやアイデンティティを、陶芸をベースにユニークな質感と色味、それに合わせた油絵具や金など多様な材料を組み合わせて「自画像」を制作しています。新作のモチーフとして登場するカモメには、内陸のローマに生息するカモメたちは海を見たことがないという事実に着目し、故郷を離れ異邦人として生きる自身の姿を重ねています。
 本展では、作家の記憶の中のイタリアの情景と、その後現地へ訪れた際に出会った風景を二つの島に見立てて展示します。さらに壁面の奥には15年ぶりに訪れた故郷の島を描いた作品空間が続き、記憶と現実、過去と現在を行き来するような演出を創り出します。

アーティストステートメント(一部抜粋)
 今回の展示で向かい合う二つの壁は、それぞれ私の記憶の中のイタリアと、今回の旅で出会った瞬間を映した二つの島です。
 そのあいだをつなぐアート型のトンネルは橋であり、通路であり、観客がこの二つの世界を行き来するための道となります。
 壁面の奥の部屋に進むと、私がイタリアを恋い慕うようになった根源の場所――私の故郷の島がひっそりと潜んでいます。
 この空間は、私の過去の時間と、未だ終わらない故郷への渇望が重なり合う場所でもあります。
 ローマのカモメたちは海を見たことがないと言われます。逞しい彼らは魚の代わりにごみやハトを食べて生きています。かすかに覚えている海の匂いを恋いながらも、そこへ帰ることのできない存在。その姿はまるで異邦人のような自分自身とも重なり、私はいつしか自分をそのカモメと重ねて見るようになりました。
 やがて二つの島を行き来するそのカモメは、私自身であり、この展示を見るあなたでもあります。そしてそのカモメの視線が渡って見せてくれる風景のなかで、私たちは長いあいだ恋焦がれてきた海に出会うことでしょう。
RYU JEYOON
※全文は下記のページにて掲載しています。
https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/50408-1748261008.html

ポートレイト

リュ・ジェユン(RYU JEYOON)
1990年 韓国生まれ。
2009年 韓国陶芸高等学校卒業。
2013年 ポーランドのヴロツワフ芸術大学交換学生課程修了。
2015年 慶熙大学校陶芸学科学士卒業(韓国)。
2021年 京都市立芸術大学院美術研究家修士課程陶磁器専攻 修了。
現在、京都をベースとして韓国、日本、台湾、中国などで活動。

略歴
2025年 「Tokyo Gendai 2025」/YUMEKOUBOU GALLERY、横浜。
2025年 個展「陶影山景」/LUTRA GALLERY、TSUTAYA、上海、中国。
2025年 「きらめく、森の中に存在する島」/Gallery IN HQ、ソウル。
2025年 「リテラル コリジョンズ/文字通りの衝突」/Finch Arts、京都。
2025年 「ARTIST’S FAIR KYOTO2025特別展・FREEDOM」/下鴨茶寮、京都。
2024年 個展「LIFE MONSTER」/Marco Gallery、大阪。
2024年 個展「山は動く」/gallery Main、京都。
2024年 「Saturday Night Once More」/WALL alternative、京都。
2024年 「TOY」/Marco Gallery、大阪。
2024年 「妖怪社会」/platform A、ソウル。
2024年 「Saturday Night Once More」/WALL alternative、東京。
2024年 「Craft Trend Fair 2024」/COEX、ソウル。
2024年 「Art Kaohsiung」/imavision gallery、高雄、台湾。
2024年 「West Bund Art Fair 2024」/Lutra Gallery、上海、中国。
2024年 「京都アンティークフェア」/夢工房ギャラリー。
2023年 個展「沼の夢、沼の部屋」/studio J、大阪。
2023年 個展「生きてゆく英雄達」/Gallery KKI、ソウル。
2023年 「old & New」/宣教場、江綾(韓国)。

販売について
会場展示作品は、10月28日(火)10:00より販売開始。
アートのECプラットフォーム「OIL」では、10月31日(金)10:00~11月17日(月)20:00の期間に販売します。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1131
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。

関連展示
「Art Collaboration Kyoto 2025」のスペシャルプログラムとして、国立京都国際会館にて水戸部七絵、リュ・ジェユンの作品が展示されます。
「Resonance vol.2 supported by Kyoto Takashimaya S.C.」
会 期 ACK開催日時に準ずる
会 場 国立京都国際会館
展示作家 水戸部七絵、リュ・ジェユン
企画制作 CCC ARTLAB
協力 YUMEKOUBOU GALLERY
スペシャルパートナー 株式会社髙島屋
https://a-c-k.jp/special-programs/

主催 京都 蔦屋書店
協力 YUMEKOUBOU GALLERY

店内写真

京都 蔦屋書店
 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階に位置する京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと⽂化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、⽇常のアートピースとなるような⽂具・⼯芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注⽬の現代アート作品を展⽰。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居⼼地の良い空間を提供します。
京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号 075-606-4525
営業時間 10:00〜20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00
HP  https://store.tsite.jp/kyoto/
X @KYOTO_TSUTAYA(https://twitter.com/KYOTO_TSUTAYA)
Instagram @kyoto_tsutayabooks https://www.instagram.com/kyoto_tsutayabooks
Facebook 京都 蔦屋書店  https://www.facebook.com/profile.php?id=100092705685029

W'UP★11月6日~11月17日 ART SESSION by 京都 蔦屋書店/11月22日~12月9日 真田将太朗「FLAT」 京都 蔦屋書店(京都市下京区)

W'UP★11月21日~12月15日 山脇紘資「Vacant Land」 京都 蔦屋書店(京都市下京区)

W'UP★10月31日~12月30日 小林マキ作品展「Stroll around Kyoto」 京都 蔦屋書店(京都市下京区)

水彩画作品

Fragments of time #16_420×492×30mm(額装込みサイズ)/2023/水彩、紙

 

福本健一郎 ドローイング展
会 期 2025年11月18日(火)~12月8日(月)
会 場 京都 蔦屋書店 6F アートウォール(京都府京都市下京区四条通寺町東入二丁目御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階)
開館時間 10:00~20:00
※最終日のみ17:00閉場
休館日 会期中無休
入館料 無料
ホームページ https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/51034-1052041107.html

Fragments of time #14_540×610×30mm(額装込みサイズ)/2023/水彩、紙
Fragments of time #14_540×610×30mm(額装込みサイズ)/2023/水彩、紙

 福本健一郎は、2014年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程を修了。東京を拠点に、絵画や木彫、陶芸などを制作しています。風や水のゆらぎ、胞子の漂い、地層や化石の痕跡など、自然の中に沈澱する生命の記憶と、自身の心の揺らぎを重ね合わせながら表現しています。
 本展では、ドローイングシリーズ《Fragments of time》を展示します。透けるように揺らめく形や色の重なりは、存在の記憶と、移ろう感情の痕跡となり、静かな光となって漂います。会期中は、オリジナルドローイング付き作品集とZineも合わせて販売します。

アーティストステートメント
 自然や生き物が、まだ形になる前の名もないかたちに惹かれます。そこには、何かが生まれる瞬間の気配や、時間の流れの中にある静かな光を感じます。そうした感覚を、自分の中に流れる感情や記憶と重ねながら描いています。

プロフィール

アーティストプロフィール
福本健一郎
1986年広島県生まれ。
2014年東京藝術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 油画修士課程 修了。
主な展覧会
2025年「project N 97 福本健一郎」東京オペラシティアートギャラリー、東京。
2025年「NADA New York」AKIINOUE、ニューヨーク、アメリカ。
2024年「NZ Drawing Show」Nanzuka 2G、東京。
2024年「具体 x ポップアンダーグランド」Cadan 有楽町、東京。
2024年「Fragments of light」Komagome 1-14 cas、東京。
2024年「CAN Art Fair」AKIINOUE、イビザ島、スペイン。
2024年「現代の質感」Wall_alternative、東京。
2024年「KOSHIKI ART 2024 再生と兆し」甑島列島、鹿児島。
2023年「Fragments of the earth」Nanzuka 2G、東京。
2023年「Blue scape」銀座 蔦屋書店、東京。
2023年「共振する風景」駒込倉庫、東京。
2021年「やんばるアートフェスティバル」大宜味村旧塩谷小学校、沖縄。
2020年「うみつちのかけら と うつわ」SFTギャラリー、国立新美術館、東京。
2019年「3331 Art Fair 2019」Blum & Poe、東京、3331Arts千代田。
2017年「風景詩、福本健一郎/スティーブン・ウォン」就在芸術空間(Project Fulfill Art Space)、台北、台湾。
2017年「After images…」iPreciation、シンガポール。
2015年「TWC-Emerging 250」トーキョーワンダーサイト渋谷、東京。
2014年「トーキョーワンダーウォール2014」東京都現代美術館、東京(トーキョーワンダーウォール賞)。
2014年「アートアワードトーキョー丸の内2014」丸の内行幸地下ギャラリー、東京(今村有策賞)。
2013年「Cross Encounter」ジャパン・クリエイティブ・センター、在シンガポール日本国大使館、シンガポール。

販売について
 会場展示作品は、11月18日(火)10:00より販売開始。アートのECプラットフォーム「OIL」では、2025年11月21日(金)10:00~12月8日(月)20:00の期間に販売します。https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1131
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。

主 催 京都 蔦屋書店

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

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