W'UP★12月13日〜2024年1月8日  -龍神・龍王- 金子 富之展 日本橋高島屋S.C. 本館6階 美術画廊(中央区日本橋)

W'UP★12月13日〜2024年1月8日  -龍神・龍王- 金子 富之展 日本橋高島屋S.C. 本館6階 美術画廊(中央区日本橋)
《黄光飛》

2023年12月13日(水)〜2024年1月8日(月・祝)
-龍神・龍王- 金子 富之展

 金子富之氏は東北芸術工科大学大学院修了後も山形県にアトリエを構え、東北地方や世界各地で語り継がれる妖怪や怪異、神話、精霊そして神仏など目に見えない存在を描いてきました。それらは自身の内包されたイメージと、宗教美術として流布されている図像のアマルガムとしてのかたちを平面作品として置き換え、日本画の技法に限らず様々な材料を用いて制作しています。
 2015年に文化庁の制度による研修でカンボジアへ赴き、現地の宗教や信仰などの造形美術を取材しました。その経験と前後するように、神や精霊などのイメージが形成される以前の根源的な存在に取り組み続けています。
 本展では、水資源が豊富な日本において、様々な地域で水神として伝承され、信仰の対象となっている蛇をテーマとした大作から小品まで、約10点の作品を一堂に発表いたします。空間を覆い尽くさんばかりの壮大かつ渾身の作品をぜひご高覧ください。

《沙羯羅龍王(しゃがらりゅうおう)》2018年 岩絵具墨、透明水彩、アクリルペン、金泥、あかし紙、吉祥麻紙/640×230cm/ (2018年アートフェア東京)
《沙羯羅龍王》2018年 岩絵具墨、透明水彩、アクリルペン、金泥、あかし紙、吉祥麻紙/640×230cm/ (2018年アートフェア東京)

沙羯羅龍王(しゃがらりゅうおう)
 山形県天童市の雨呼山(あまよばりやま)標高905メートルの中腹あたりに「ジャガラモガラ」という直径100メートル程のすり鉢状の異様な景観の地があり、地表に空いた無数の風穴から冷風が噴出しています。ジャガラモガラの語源は仏法守護の八大竜王の一人、娑羯羅龍王であるともされています。名前の意味は“大海”を意味し、八大竜王の源流は古代インドの蛇神ナーガであるとされます。

《闇罔象神(くらみつはのかみ)》2017年 墨、ペン、吉祥麻紙/640× 230cm /(2017年KAAT)
《闇罔象神》2017年 墨、ペン、吉祥麻紙/640× 230cm /(2017年KAAT)

闇罔象神(くらみつはのかみ)
 罔象とは水に住まうものを意味し、龍や子供の様な姿の神とされます。また「水つ早」と同意で、始め・端・初期といった意味で水の出始めを表す言葉でもあります。雨師神(うししん)として降水現象を司る神とされています。福井県の岡太神社では紙漉きを伝えた紙の祖神として伝わっています。越前和紙の起源になり川上御前とも呼ばれています。

作家ステートメント
 夕闇の水際、私の足下のすぐ近くを巨大なチョウザメが横切った事がありました。不気味な迫力と得体の知れない高揚感があり、それは暗闇の冷たい地底湖に潜む龍が鱗をくねらせている様にも見えました。
 湖沼や川にはどの地域でも必ずと言って良いほど龍蛇の伝説が残っています。蛇もまた水神でもあり、蛇神信仰が盛んであった日本は龍を生み出す母胎としてひときわ機能し、大陸の龍の図像をベースに日本的な感性が加わり独自の龍のイメージが創造されました。
 眼に見えない龍を、個人的な心情による形ですが作品として視覚化いたしました。何卒ご高覧下さいますようお願い申し上げます。  

-龍神・龍王- 金子 富之展
会 期 2023年12月13日(水)~2024年1月8日(月・祝)
会 場 日本橋高島屋S.C. 本館6階 美術画廊X

トークイベント 金子富之 × 岡田 瑛里(アーティスト)
12月17日(日) 15:00から
「-龍神龍王- 金子富之展」会場内

お問い合わせ先 日本橋高島屋:03-3211-4111(代表)

住所東京都中央区日本橋2-4-1
TEL03-3211-4111(代表)
WEBhttps://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/tokyo/
開館時間*111:00~19:00
休み*2月・火、展示替え期間、年末・年始。5階 旧貴賓室はセミナー開催時のみ開館
ジャンル*3建築、デザイン、アート、など
入館料*4 無料
アクセス*5東京メトロ 日本橋駅B2出口直結
*1 このほかに臨時休館する場合あり *2 表示時間はあくまでも目安です 【注】展示室は入場無料ですが、セミナー・イベントは有料です。詳しくは髙島屋史料館TOKYOのHPよりご確認ください。

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髙島屋史料館TOKYO(中央区日本橋)

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