W'UP! ★3月4日~6月15日 ヒルマ・アフ・クリント展 東京国立近代美術館(MOMAT)(千代田区北の丸公園)

ヒルマ・アフ・クリント展
会 場 東京国立近代美術館 1F 企画展ギャラリー
開催日 2025年3月4日(火)~6月15日(日)
開館時間 10:00~17:00 (金・土曜日は10:00~20:00) ※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(ただし3月31日、5月5日は開館)、5月7日
観覧料(税込)
一般 当日券 2,300円、団体・前売 2,100円
大学生 当日券 1,200円、団体・前売 1,000円
高校生 当日券 700円、団体・前売 500円
※前売券の販売は3月3日まで
詳しくはホームページをご覧ください。 https://art.nikkei.com/hilmaafklint/ticket/
展覧会公式サイト https://art.nikkei.com/hilmaafklint/
美術館サイト https://www.momat.go.jp
主 催 東京国立近代美術館、日本経済新聞社、NHK
協 賛 大林組、DNP大日本印刷
特別協力 ヒルマ・アフ・クリント財団
後 援 スウェーデン大使館
お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
- ヒルマ・アフ・クリント 《10の最大物,グループIV,No. 3,青年期》 1907年 テンペラ・紙(キャンバスに貼付) 321×240cm ヒルマ・アフ・クリント財団 By courtesy of The Hilma af Klint Foundation
- ヒルマ・アフ・クリント 《10の最大物,グループIV,No. 7,成人期》 1907年 テンペラ・紙(キャンバスに貼付) 315×235cm ヒルマ・アフ・クリント財団 By courtesy of The Hilma af Klint Foundation
- ヒルマ・アフ・クリント 《10の最大物,グループIV,No. 2,幼年期》 1907年 テンペラ・紙(キャンバスに貼付) 315×234cm ヒルマ・アフ・クリント財団 By courtesy of The Hilma af Klint Foundation
- ヒルマ・アフ・クリント 《知恵の樹,Wシリーズ,No. 1》 1913年 水彩、グアッシュ、グラファイト、インク・紙 45.7×29.5cm ヒルマ・アフ・クリント財団 By courtesy of The Hilma af Klint Foundation
- ヒルマ・アフ・クリント 《祭壇画,グループX,No. 1》 1915年 油彩、箔・キャンバス 237.5×179.5cm ヒルマ・アフ・クリント財団 By courtesy of The Hilma af Klint Foundation
- ヒルマ・アフ・クリント 《無題》 1934年 水彩・紙 50×35cm ヒルマ・アフ・クリント財団 By courtesy of The Hilma af Klint Foundation
20世紀初頭、ワシリー・カンディンスキーやピート・モンドリアンといった同時代のアーティストに先駆け、抽象絵画を創案した画家として、近年再評価が高まるヒルマ・アフ・クリント。
19世紀後半のスウェーデンに生まれたアフ・クリントは、王立芸術アカデミーで正統的な美術教育を受けた後、肖像画や風景画で評価を得、画家としてのキャリアをスタートさせました。
一方で神秘主義思想に傾倒した彼女は、交霊術の体験などを通して、アカデミックな絵画とはまったく異なる抽象表現を生み出していきます。そして1906年から1915年にかけて「神殿のための絵画」と呼ばれる全193点の抽象絵画を描き上げます。
それらは自身が構想した神殿を飾るためのものでした。その後81歳で死去するまで制作を続けましたが、作品はほとんど展示されることなく手元に残されました。
彼女の残した1,000点を超える作品群、自身の思想を克明に記したノートなどは、長らく限られた人々に知られるばかりで、1980年代以降、ようやくいくつかの展覧会で紹介が始まります。潮目が変わったのは21世紀に入ってからで、アフ・クリントは未知の画家として世界に驚きをもって迎えられることになります。2013年にストックホルム近代美術館からスタートしたヨーロッパ巡回の回顧展でその全貌が明らかになり、100 万人以上の動員を記録、また2018年にニューヨークのグッゲンハイム美術館(アメリカ)で開催された回顧展においては、同館史上最大となる60万人以上の動員を記録します。その注目は全世界的なものとなり、以降、世界各地で大規模な展覧会が開催され続けています。
アジア初の展覧会となる本展では、アフ・クリントのキャリアにおける最良の達成と言える、高さ3m超・10点組の絵画〈10の最大物〉(1907年)をはじめ、すべて初来日となる作品約140点が出品されます。代表的作品群「神殿のための絵画」を中心に構成し、画家が残したスケッチやノートなどの資料、同時代の神秘主義思想・自然科学・社会思想・女性運動といった多様な制作の源の紹介をまじえ、ヒルマ・アフ・クリントの画業の全容をご覧いただきます。
見どころ
すべて日本初公開。
「神殿のための絵画」をはじめ約140点で画業の全貌を明らかに
画家の存命中、および死後も長らくほとんど展示されることのなかった作品約140点が一堂に。ヒルマ・アフ・クリントの今日の評価を決定づけた代表的作品群「神殿のための絵画」(1906–1915年)を中心に、ノートやスケッチなど絵画以外の資料も展示し、画家の制作の源泉を探るとともに、画業の全貌をご紹介します。
圧巻の大作〈10の最大物〉で体感する
無限の創造力
本展のハイライトは、代表的作品群「神殿のための絵画」のなかでも異例の巨大なサイズで描かれた〈10の最大物〉(1907年)。人生の四つの段階(幼年期、青年期、成人期、老年期)を描いた 10点組の大作で、高さは3メートルを超えます。多様な抽象的形象、画面からあふれでてくるようなパステルカラーの色彩、そして圧倒的なスケールは、観る者を一瞬で引き込み、まるで異空間を漂うかのような唯一無二の体験に誘います

ヒルマ・アフ・クリント財団 By courtesy of The Hilma af Klint Foundation
ヒルマ・アフ・クリント(1862-1944)
スウェーデンの裕福な家庭に育ち、王立芸術アカデミーを優秀な成績で卒業、職業画家として活動しました。一方で神秘主義思想に傾倒し、交霊術の体験を通してアカデミックな絵画とは異なる抽象表現を生み出します。表現の先駆性や緻密な体系性など、モダン・アート史上、きわめて重要な存在として評価されています。
無料ご招待券プレゼントは定員に達したため、締め切りました。ご応募どうもありがとうございました。当選者:大好様(市川市)久保寺様(大津市)昼間様(横浜市)惠濃様(横浜市)車様(江戸川区)
W'UP! ★2月11日~6月15日 所蔵作品展「MOMAT コレクション」 東京国立近代美術館 (MOMAT)(千代田区北の丸公園)
■美術館の一般情報
住所 | 東京都千代田区北の丸公園3-1 |
TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル 9:00~20:00) |
WEB | https://www.momat.go.jp/ |
開館時間*1 | 10:00 ~17:00(金曜日・土曜日10:00 ~20:00)※入館は閉館30分前まで |
休み*2 | 月(祝休日は開館、翌平日休館)、展示替期間 |
ジャンル*3 | 近代美術、現代美術、日本画、彫刻,洋画、写真、映像 |
入場料*4 | 企画展はイベントにより異なります MOMATコレクション 一般 500円、大学生250円 *夜間割引(金曜日と土曜日の17:00から)一般 300円、大学生150円 |
アクセス*5 | 東京メトロ東西線竹橋駅1b出口より徒歩3分 |
収蔵品 | https://www.momat.go.jp/collection/ または https://www.momat.go.jp/about-collection/ |
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 空欄はオールジャンル *4 イベントにより異なることがあります。高齢者、幼年者、団体割引は要確認 *5 表示時間はあくまでも目安です |
東京国立近代美術館 (MOMAT)(千代田区北の丸公園)
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