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W'UP ★3月20日~4月13日 クリスティーナ・ロシュコワ「unbewitched/アンビウィッチド」 PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷区宇田川町)

W'UP ★3月20日~4月13日 クリスティーナ・ロシュコワ「unbewitched/アンビウィッチド」 PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷区宇田川町)

ロシアから「夢からさめた世界」のリアルとファンタジー。
クリスティーナ・ロシュコワ「unbewitched/アンビウィッチド」
会 期 2026年3月20日(金)~4月13日(月) 11:00~21:00
※入場は閉場の30分前まで
※最終日は18:00閉場
※営業日時は変更となる場合がございます。渋谷PARCOの営業日時をご確認ください。
会 場 PARCO MUSEUM TOKYO(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 4F)
開館時間 11:00~21:00
入館料 500円(税込)
※未就学児は無料
※各種割引対象外
ホームページ https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1869
主 催 株式会社パルコ

 本展の開催時に先行発売される写真集『unbewitched/アンビウィッチド』に掲載された作家自身によるテキストおよび、本書に寄稿したクレア・マリー・ヒーリー(ロンドン在住のライター&編集者)のテキストから一部抜粋してご紹介します。
 クリスティーナ・ロシュコワは、女性の視線や身体といった単一のテーマではなく、醜さと力、政治、フェティシズム、動物としての自己認識、ノスタルジア、幼少期の記憶、そしてロシア人アーティストであるという事実など、自身がアーティストとしての歩みのなかで考え、向き合い、葛藤してきたあらゆる主題を作品に込めています。
 彼女の作品は、ロシアの反フェミニスト団体の告発によって刑事事件に発展したこともあり、自身の生は、本の冒頭にあるシャボン玉のように、宙に漂いながらその行方を待っていると語ります。
 嘆きや郷愁、無気力、そして逃避といった感情は、政治が「行われている」のをただ見ることしか許されていない現在のロシアの若い世代に共通する心の状態であり、彼女の作品はそうした感情と深く結びついています。写真に登場するモデルは友人や知人たちで、多くは亡命し、愛する人々から遠く離れて暮らし、政治的な弾圧を受けた人も少なくありません。一見すると楽しげな遊びに見えるものも、実は大きな痛みを覆い隠す手段であり、撮影という行為自体も、一時的に別の状態へ入り、幻想や夢想、想像の世界へと身を委ねるための儀式のようなものだと彼女は述べています。

見どころ
 クレア・マリー・ヒーリーは、ロシュコワのヴィジョンは一般的な少女性のヴィジョンではなく、彼女の写真は、鑑賞者が被写体たちの感じているもの、形而上的であると同時にきわめて物理的な衝撃を感じさせると評しています。ロシュコワが撮るものはすべて牙を剥いており、対峙を強いるレンズへの献身において、彼女は映画作家と同等の、信仰的とも言える真剣さを備えていると述べています。
 また、たとえより自由でグローバルな舞台においてさえ、あるいは現代のファッション・キャンペーンがもつ摩擦のなさのなかに置かれても、ロシュコワの写真は居心地の悪さをはらんだままたたずみ、クィアネスそのもの、そして現実をクィア化するある種の作用こそが、この写真家の主題でもあると寄稿しています。

クリスティーナ・ロシュコワ プロフィール
1996年 ロシアのペルミ生まれ
2015年 ペルミ国立大学哲学科入学
2021年 サンクトペテルブルク大学実践哲学科修士課程と写真アカデミー「フォトグラフィカ」を同時に卒業
 最初のプロジェクトで「POY Asia 2021 Award for Cultural Practices」の3位を獲得
 同年、『British Journal of Photography』に「見るべきトップ20人の若い写真家」のリストに入選
 『Vice』『PHROOM Magazine』『Calvert Journal』『Fisheye Magazine』など、様々なファッション&カルチャー雑誌に紹介される
 「FOTOBOOKMARKET DUMMY AWARD」の観客賞を受賞
2022年 ZONEから依頼されて、初写真集の『The Bliss of Girlhood』を出版
2023年 ヴォーグ主催の若手写真家オーディション企画「PhotoVogue」の「What is Beauty?」グローバルオープンコールに選ばれる
 イタリア版『i-D』で取材
 韓国のファッションブランド「BOCBOK」から招待され、写真集「Dear My Friends」を共同出版
2024年 サンクトペテルブルクの「NIZINA」写真研究室の助成金を受ける
 ライカの「Leica Oskar Barnack Award」にノミネート
 同年、『IMA』Vol.41号にて紹介される
 『ブルータス』のウェブ『BRUTUS.jp』の「流行写真通信」でもインタビュー記事掲載
 ロシア国内以外、イタリア、イギリス、フランスで個展やグループ展を開始
2026年 ドイツのビーレフェルトの「ArtistUnlimited」芸術家協会でアーティスト·イン·レジデンスとして現地に長期滞在が決定

ポートレイト
写真集『unbewitched/アンビウィッチド』
展覧会会期中に会場にて先行発売予定です。一般書店での発売は4月上旬予定。
価格 6,600円(税込)
編集 菅付雅信&白鳥密(ユナイテッドヴァガボンズ)
テキスト クレア・マリー・ヒーリー、クリスティーナ・ロシュコワ
印刷·製本 株式会社サンエムカラー
アートディレクション グラハム·ラウンスウェイト
※内容は予告なく変更となる場合がございます。

写真集カバー

PARCO MUSEUM TOKYO
 アート、デザイン、ファッション、サブカルチャー、そして国内外の若い才能や、世界第一線で活躍する方々など、ジャンルレスかつボーダレスに、独自の目線で新しいモノやコトの企画展を創造します。
 訪れる人々へ楽しみを提供するほか、日本国内、そして世界へ向けて文化を発信するパルコ直営のミュージアムです。

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