W'UP★5月23日~6月19日 Ousmane Ba「DUGG」 UltraSuperNew KURA(渋谷区東)

Ousmane Ba「DUGG」
会 期 2025年5月23日(土)~6月19日(金)
会 場 ultrasupernew-kura(東京都渋谷区東2-6-18 エポック屋上)
開館時間 13:00~19:00
休館日 日曜日、月曜日
入館料 無料
ホームページ https://kura.ultrasupernew.com/pages/exhibition/dugg
※土曜日を除き、予約制(11:00〜19:00)です。ホームページよりご予約をお願いします。
DUGGは「入ること」を意味する。水に入ること、ひとつの世界に入ること、自分自身の内へ入ることである。作者はこれまで、潜る人々に強く惹かれてきた。セネガルでも日本でも、潜る者は単に動く身体ではなく、「通過」の存在である。
日本の海女たちは、息を止めて深みへと降りていく。その止められた呼吸の中で、彼女たちは可視の世界から姿を消し、何か別のものへと変わる。それはまるで精霊のようであり、ふたつの状態、ふたつの現実のあいだに在る存在である。
潜る者は、光がほどけていく場所へと降りていく。静寂を横切り、見えないものと向き合い、つかめないものに触れる。潜ることは儀式となり、信仰の行為となり、そしてひとつの通過儀礼となる。
多くの文化において、水は神聖な境界である。身体は浸され、祝福され、浄化され、変容する。人は潜り、異なるかたちで再び生まれる。
作者の作品において、これらの存在は現実の身体ではなく、メッセンジャーである。変容の途上にある存在であり、落ちることと浮かび上がることのあいだに漂うもの。なぜなら、ここでは「降りること」はすでに「昇ること」だからである。
DUGGとは、その転換の瞬間であり、表層を離れ、その先にあるものと出会う内なる通過である。夢の中へ潜ること、恐れの中へ潜ること、記憶の中へ潜ること。そして、異なるエネルギーと異なる視点を携えて浮かび上がることだ。
プロフィール Ousmane Ba
作者はセネガルと日本の文化的背景を持ち、水辺の通過儀礼や変容する身体をテーマに作品を発表している。海女や伝統的な潜水者に着想を得た映像、ドローイング、インスタレーションを手がける。国際的なグループ展や映像祭に出品し、近年はアフリカとアジアの精神性を架橋する作品群で注目を集めている。
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