W’UP★5月27日~8月7日 企画展「東国の古墳文化の実像を求めて―大塚初重と明大考古学―」 明治大学博物館 特別展示室(千代田区神田駿河台)

W’UP★5月27日~8月7日 企画展「東国の古墳文化の実像を求めて―大塚初重と明大考古学―」 明治大学博物館 特別展示室(千代田区神田駿河台)

 

2023年5月27日(土)~8月7日(月)
企画展「東国の古墳文化の実像を求めて―大塚初重と明大考古学―」

 日本考古学に大きな足跡を残した故大塚初重明治大学名誉教授が手がけた発掘調査による数々の出土品・調査記録とその関連資料による展覧会を開催します。
 大塚名誉教授は、太平洋戦争から復員の後、発掘によって歴史を明らかにする考古学の存在に衝撃を受け、静岡県登呂遺跡調査への参加を皮切りに、日本各地の遺跡の発掘調査とその研究に携わりました。その中でも、長野県大室古墳群、茨城県虎塚古墳をはじめとする東日本の古墳文化を研究の中心に据え、実像を明らかにしてきました。
 本展では、登呂遺跡出土壷形土器、大室古墳群出土鉄鏃・玉類、三昧塚古墳出土衝角冑・小札甲片(茨城県・国指定重要文化財)など、実物の出土遺物を通して大塚名誉教授の考古学研究と市民への普及に対する情熱と足跡を振り返ります。

玉里舟塚古墳の石棺、三昧塚古墳出土衝角冑、三昧塚古墳出土金銅馬形飾付透彫冠復元品
左:玉里舟塚古墳(茨城県)の石棺 中央:三昧塚古墳出土衝角冑(寄託資料)右:三昧塚古墳出土金銅馬形飾付透彫冠復元品(当館蔵)

期 間 2023年5月27日(土)~8月7日(月)
休館日 日曜、8月5日(土)
※7月17日(月・祝日)は臨時開館
開館時間
 月~金 10:00~17:00(入館は16:30まで) 
 土 10:00~16:00(入館は15:30まで)
会 場 明治大学博物館 特別展示室(東京都千代田区神田駿河台1-1アカデミーコモン地下1階)
料 金 入館無料
関連ホームページ https://www.meiji.ac.jp/museum/news/2023/mkmht0000009ttzz.html

虎塚古墳(茨城県ひたちなか市、国史跡)とは?
 7世紀初めに造られた長さ56.5mの前方後円墳です。1973年、故大塚初重明治大学名誉教授らによる発掘調査によって、装飾古墳であることが確認されました。石室の内壁には、白色粘土の下塗りの上に顔料のベンガラ(酸化鉄)でさまざまな文様が色鮮やかに描かれています。

虎塚古墳の石室
虎塚古墳の石室

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