W'UP! ★2月3日〜2月27日 陶芸作家・宮本果林作陶展 「con anima」 銀座 蔦屋書店 日本文化売場(中央区銀座)

W'UP! ★2月3日〜2月27日 陶芸作家・宮本果林作陶展 「con anima」 銀座 蔦屋書店 日本文化売場(中央区銀座)
《裂罅(れっか)》陶 φ16.5×H11.0cm

2024年2月3日(土)〜2月27日(火)
陶芸作家・宮本果林作陶展 「con anima」

 土の素朴さや荒々しさの中にも可愛さが宿る、動物をモチーフとした作品で知られる笠間焼の陶芸作家・宮本果林。過去に銀座 蔦屋書店で開催した笠間焼のフェアのなかでご紹介した際にも、宮本の作品は多くの人々をとりこにしてきました。今回は手のひらサイズでウサギの愛しさを表現した「素兎」のシリーズ、土のヒビである、裂文を生かした牛やサイなど大きな動物のシリーズ、そしてその制作方法から発展した植木鉢のシリーズなど、自然にある土を焼く「陶」という素材だからこその味わいを持った作品の数々をご紹介します。

《慟哭(どうこく)》陶 H32.0×W57.0×D23.0cm
《慟哭(どうこく)》陶 H32.0×W57.0×D23.0cm
《肅(しゅく)》陶 H26.0×W44.0×D18.5cm
《肅(しゅく)》陶 H26.0×W44.0×D18.5cm

本展に寄せて
 《生命・生命感》を全ての作品のテーマとしています。
 一連の作品コンセプトを一言で表すとすれば《animism》が最も近いと思っています。animismとは、生物・無機物を問わず自然界に存在する全ての物の中に魂が宿っているという考え方。そのような作品を制作するために用いているのが“裂文”です。
 裂文は粘土の表面を急乾燥させることにより、ヒビをつくる技法のことを指します。
 これにより作られるヒビは、同じものは一つとして無く、意図的に作ったものではあるが完全にコントロールすることはできない。粘土の特性により生み出される、自然に近い、力を持った美しい造形だと感じており、その“自然”が動物の造形に加えられることで、より力や生命感が宿った作品になると考えています。
今回の展示タイトルは「con anima」としました。
 con animaとは音楽用語で“心、魂を込めて、生き生きと”という意味だそうです。
 音楽についてはそれほど詳しくはないのですが、大変な状況が続く中で、私ができることを心を込めて、平和への祈りを込めてと制作した過程にも、作品そのものにも合っていると思い選定いたしました。
 被災地の方々や、日々の生活のなか多くの困難、悲しみと直面している方々が一日も早く心穏やかに過ごせるよう心より願っております。

宮本果林
1993年 茨城県生まれ
2016年 女子美術大学芸術学部工芸専攻 卒業
2017年 茨城県立笠間陶芸大学校研究科 卒業
個展
2019年 「初個展」回廊ギャラリー門/茨城
2020年 「ひかり」笠間工芸の丘/茨城
2021年 「日々」回廊ギャラリー門/茨城
2023年 「光風霽月」回廊ギャラリー門/茨城
受賞歴
2016年  女子美術大学卒業制作展 卒業制作賞
      茨城県芸術祭美術展覧会 優賞
2017年  笠間陶芸大学校卒業制作展 優秀制作賞
      茨城県芸術祭美術展覧会 優賞
2019年  第25回日本陶芸展 入選
2020年  第7回陶美展 奨励賞(以降3回入選)
2023年  現在形の陶芸萩大賞展VI 佳作                                 

宮本果林 作陶展「con anima」
会 期 2024年2月3日(土)~2月27日(火)
時 間 10:30~21:00 ※最終日のみ18:00閉場
会 場 銀座 蔦屋書店 日本文化売場(レストラン側フェア台)
主 催 銀座 蔦屋書店
入場無料
お問い合わせ 03-3575-7755(営業時間内)info.ginza@ccc.co.jp
特集ページ https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/38443-1726080123.html
販売について
作品は銀座 蔦屋書店店頭にて2月3日(土)10:30より販売します。
※オンラインでのお取り扱いはいたしません。

W’UP!★1月27日~2月17日 Soh Souen個展「Let us see what you see.」 銀座 蔦屋書店 FOAM CONTEMPORARY(中央区銀座)

W’UP! ★1月27日~2月14日 佐藤誠高個展「Reality -Dancing on the Edge-」 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM(中央区銀座)

W’UP! ★1月6日~1月26日 山ノ内陽介 個展「マインドワンダリング」/1月27日~2月16日 SIMON「ALIEN NEO」 銀座 蔦屋書店アートウォールギャラリー(中央区銀座)

住所東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F
TEL03-3575ー7755
WEBhttps://store.tsite.jp/ginza/ (THE CLUB)http://theclub.tokyo/
営業時間*110:30~20:30
休み*2不定休
ジャンル*3現代美術、デザイン、工芸、絵画
アクセス*4銀座駅A3出口より徒歩2分、東銀座駅A1出口より徒歩3分、JR有楽町駅・新橋駅より徒歩約10分
取扱作家 

*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術は、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります

銀座 蔦屋書店 ATRIUM、アートウォール、THE CLUB、FOAM CONTEMPORARY(銀座)

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