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W'UP!★8月28日~9月26日 Christian Rex van Minnen It Comes In Waves NANZUKA UNDERGROUND

W'UP!★8月28日~9月26日 Christian Rex van Minnen It Comes In Waves NANZUKA UNDERGROUND

2021年8月28日(土)~9月26日(日)
Christian Rex van Minnen
It Comes In Waves

 この度NANZUKAは、アメリカ人アーティスト、クリスチャン・レックス・ヴァン・ミネンの日本初個展を開催いたします。ヴァン・ミネンは1980年にアメリカ、ロードアイランド州、プロビデンスに生まれ、2002年にレジス大学学士課程を終了。現在はカリフォルニア州、サンタクルーズを拠点に制作をしているペインターです。
 ヴァン・ミネンは、近現代のニューエイジ的な神秘主義、デスメタル、ポルノ、タトゥー、インターネット・ミーム、サーフ・カルチャー、SNSといった21世紀の多様で混沌とした文化の要素を取り込んだ孤高の作品を生み出しています。タトゥーを纏った肉塊や生命を宿したゼリーが乱舞する摩訶不思議な画面を見て、言葉を失う人も多いかもしれません。しかし、そのグロテスク趣味の境地とも呼べるヴァン・ミネンの際立った作品の背景を語るには、まず彼が15世紀フランドル地方で独自の発展を遂げた油彩絵画の古典的な技法を踏襲している点に着目する必要があります。美術史において「初期フランドル派」として分類されるヤン・ファン・エイクやヒエロニムス・ボスは、特にその美しい画面の中に潜む“風刺性”や“寓話性”をもって、極めて重要なアーティストとされています。特にヴァン・ミネンの作品との親和性という点では、ヒエロニムス・ボスの「快楽の園」は、最も重要な啓示を与えた1点と言える作品でしょう。
 この作品の中に描かれている“快楽に溺れて常軌を逸した行動を取る人々”、“欲望の果てに変体した人々”、“地獄で喰われる人々”の様相は、かつてはキリスト教における戒律や教訓を示すものでした。しかし、現代においては超現実的な想像力、ブラック・ユーモア、多様性への理解、偏見への反抗、あるいはカタルシス作用といった別の軸を持って解釈することも可能です。そして、ヴァン・ミネンは、それを「アイデンティティの解剖図」と称します。
 私たちの心の暗部を見つめ、恐れや偏見を分類すること。人種や階級、セクシュアリティといった枠組みを解体して捉えること。ヴァン・ミネンは、透明で艶のある薄い顔料を幾層にも塗り重ねると言う600年前に開発された技法を用いて、暗闇の中でこそ光り輝き、真価を発揮する幻想的な安堵を、表現しようとしているのです。
 本展覧会は、NANZUKA初となる東京3会場での同時期個展となります。NANZUKA UNDERGROUNDでは、新作のペインティングを中心にヴァン・ミネン自身がペイントを施した立体作品も同時に展示いたします。NANZUKA 2Gにおいては、サーフボード・ペインティングを、また3110NZではモノタイプ版画の技法を駆使して制作されたユニーク作品を展示いたします。

Christian Rex van Minnen
It Comes In Waves
2021年8月28日(土)〜9月26日(日)
NANZUKA UNDERGROUND (東京都渋谷区神宮前3-30-10) 
火曜日〜日曜日 11:00〜19:00
※月曜、祝日休業

Mystic Wipe Out
2021年8月20日(金)〜9月12日(日)
NANZUKA 2G (Shibuya Parco 2F)
※原則無休(営業時間は渋谷パルコに準じます)

Thought Forms
2021年8月24日(火)〜9月18日(土)
3110NZ by LDH kitchen (東京都目黒区青葉台1丁目18-7)
火曜日〜土曜日 11:00〜16:00
※日曜、月曜、祝日休業

住所東京都渋谷区神宮前3-30-10
TEL03-5422-3877
WEBhttps://nanzuka.com/
営業時間*111:00 〜 19:00
休み*2月曜・祝日
ジャンル*3現代美術
アクセス*4明治神宮前駅5番出口より徒歩6分、JR原宿駅より徒歩8分。東京メトロ 表参道駅より徒歩8分
取扱作家https://nanzuka.com/ja/artists
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術は、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります

NANZUKA UNDERGROUND

他スペースでの展覧会のご案内

 

 

ジョナサン・チャプリン
Statuesque
会 期 2021年7月22日(木)〜8月15日(日)
会 場 NANZUKA 2G (Shibuya Parco 2F)
※原則無休(営業時間は渋谷パルコに準じます)

Private Domain
会 期 2021年7月27日(火)〜8月21日(土)
会 場 3110NZ by LDH kitchen(東京都目黒区青葉台1丁目18-7)
営業時間 火曜日〜土曜日 11:00〜16:00
休 み 日曜、月、祝休業
※2021年8月8日(日)〜8月16日(月)休業

 この度、NANZUKAはNY在住のアメリカ人若手アーティスト、ジョナサン・チャプリンの新作個展「Statuesque」をNANZUKA 2Gにおいて、また「Private Domain」を3110NZにおいて、2会場同時期開催いたします。本展は、チャプリンにとって2020年1月に渋谷2丁目の旧NANZUKAメインスペースでの大型個展に続く展覧会となります。

 チャプリンの作品において、「レンダリング」というコンピューター言語は、もはや美術用語として語られます。物体の形状、物体を捉える視点、物体表面の質感/テクスチャー、光源、シェーディングなど、チャプリンは自身の絵画制作に必要なあらゆる物理的な要素を、予め3Dプログラムを駆使したコンピューターの画面上でシミュレートします。 このような制作手法は、画家の眼がスケッチを通して育まれていくという美術史上の古典的神話をあたかも否定しているかのように見えますが、チャプリンは興味深い事に、セザンヌやピカソ、フェルナン・レジェ、マティス、マックス・ベックマン、フィリップ・ガストン、トマス・ハート・ベントン、アレクサンダー・アーキペンコ、アンリ・ローランスといったアーティストの作品を研究対象とし、自身の特徴的なスタイルで再解釈した作品を多数描いています。

 本展の新作は、一日の移り変わる光を用いて時間と空間の関係性を表現しようというチャプリンの新しい試みを垣間見ることができます。新作のペインティング「Disassembled Home」(分解された家)では、あたかもドールハウスのパーツのように家の構成要素がバラバラに配置されて描かれているように見えますが、空間を一体化させる光の演出によって、私達はそこに明確な関係性を見出します。このようにデジタルツールを駆使することで、私達人間の視覚認識領域を広げようとする試みは、鉛筆と同じようにマウスを使いこなすことのできるデジタル世代を自負するチャプリンにとって、クリエイティブな実験と遊びの実践とも呼べるものです。

 本展のために、チャプリンは3点の新作ペインティングと2点の立体作品を制作しました。展覧会期間中は感染症対策を徹底し、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

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