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W'UP!★1月9日~2月6日  Roby Dwi Antono RUMPUS NANZUKA UNDERGROUND、NANZUKA 2G、3110NZ by LDH kitchen

W'UP!★1月9日~2月6日  Roby Dwi Antono RUMPUS NANZUKA UNDERGROUND、NANZUKA 2G、3110NZ by LDH kitchen

©Roby Dwi Antono Courtesy of NANZUKA
 

2022年1月9日(日)~2月6日(日)
Roby Dwi Antono RUMPUS


 この度NANZUKAは、1990年生まれ、ジョグジャカルタ在住のインドネシア人アーティスト、Roby Dwi Antono(ロビィ・ドゥウィ・アントノ)の新作個展を、NANZUKA UNDERGROUND、NANZUKA 2G、3110NZの3箇所にて同時開催いたします。本展は、当ギャラリーにおけるアーティストのデビュー個展となります。
 幼少期より描くことに強い関心を示したアントノのその非凡な才能は、自由を重んじる両親の元で、自宅の壁への落書きや、鍛職人を営む父の工房で過ごした時間などを通じて自然と育まれました。特別な美術教育を受けずとも、見様見真似で誰よりも上手に、美しく描く技術を手に入れたアントノは、2012年に友人が開いた展覧会の成功によってアーティストとしての才能を開花させます。 アントノの作品は、Mark Ryden(マーク・ライデン)や奈良美智、ハビア・カジェハといった自身が敬愛するアーティストや、ウルトラマン、仮面ライダー、ゴジラ、ドラゴンボールなどといった日本の漫画、映像文化からの影響を色濃く示唆します。世界中にいる絵の好きな子供に共通の“模倣”から派生したアントノの作品は、その純粋且つ知的な探求の積み重ねによって、現在も日々変化と進化を繰り返しています。
 NANZUKA UNDERGROUND及びNANZUKA 2Gにおける展覧会は、オイル・チョークとオイル・パステルによるキャンバス・ペインティングとドローイングのシリーズによって構成されます。あたかも子供の落書きのように見えるその作品は、事実、幼少期に父の工房で仕事を手伝う傍、路上に木炭の欠片で描いた恐竜や漫画の絵が原風景となって生まれました。「筆やオイルパステルの落書きで自分を表現することは、カタルシス」 だと語るアントノにとって、日々の制作プロセスの中で繰り返し行っている日記的なドローイングの中に、自身のぼんやりとした記憶の中のイメージが、再びこうして登場してくることは自然な成り行きなのです。
 本展覧会のタイトル「ランパス」(大騒ぎ)は、2010年にスパイク・ジョーンズが映画化したモーリス・センダックによる1963年作の児童向け絵本「かいじゅうたちのいるところ」にインスピレーションを得ています。アントノは、この映画の中にある「野生の大暴れを始めよう!」という発言に着目し、この物語の一貫したテーマである「幼少期の感覚」を、自身の新作シリーズの核と位置付けました。
 「この新しいシリーズの作品は、失われたかもしれない子供の魂を取り戻すことであり、水面に浮かぶ記憶に触れ、そしてさらにその奥深くに埋もれた記憶へと身を投じる試みです。すべての思い出を集めてひとまとめにし、その時々に合わせて整理するのは容易なことではありません。思い出は部屋の真ん中に散らばっていたり、部屋の隅に積み上げられていたりします。たぶん、それらは時系列的に認識される必要はなく、至ってランダムなものとして、追跡することさえできません。記憶を見つけるべく奥底へと飛び込んでいくこのプロセスでは、私は過去の記憶を、取るに足らない単純で些細なものから、喜びや悲しみを伴う非常に感情的なものまで、一つずつ選んでは見つめ直します。次に、ランダムな記憶を処理して、視覚言語に変換します。単純な記憶の断片から、さらにはより複雑なものまで、こうして集められた視覚的な記号は、新しい意味や感情を生み出す可能性を秘めているのです。」(Roby Dwi Antono)
 また、3110NZにおいては、単色をベースとしたスプレーペイントの肖像画シリーズを発表いたします。シンメトリー構図を用いて描かれた少年とも少女とも思えるその肖像は、インドネシア人としてのアーティスト自身の精神性、民族性、歴史性を静寂の中に訴えかけているかのようです。薄らと涙を浮かべていますが、そこに特定の感情を読み取ることはできません。悲壮感はなく、むしろ神々しく、崇高なオーラすら感じさせます。
 「私の作品は、自分の姿を映す鏡のようなものです。多くの場合、それは私が過去を修復しようとする事や未来へ希望を与えようとすることへの自己批判の場でもあります。私はいつも、自分の散らばった記憶の断片をすべて掻き集めて、絵画に変換したいという衝動を感じています。」(Roby Dwi Antono)
 私たちは、アントノの実直で、決して奇を衒わないその作品の中に、人類がその短くも長いその歴史において、決して絶やすことなく続けてきた文化的営みの本質を見出すのです。

Roby Dwi Antono
RUMPUS
会 期 2022年1月9日(日)〜2月6日(日)
会 場 NANZUKA UNDERGROUND
日 時 火曜日〜日曜日 11:00〜19:00
休 廊 月曜、祝日休業
展覧会ページ https://nanzuka.com/ja/exhibitions/roby-dwi-antono-rumpus/press-release
作家ページ https://nanzuka.com/ja/artists/roby_dwi_antono

同時開催

RUMPUS
会 期 2022年1月8日(土)~2月6日(日)
会 場 NANZUKA 2G(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO2F)
*原則無休(営業時間は渋谷パルコに準じます)

RUMPUS
会 期 2022年1月11日(火)~2月5日(土)
会 場 3110NZ by LDH kitchen (東京都目黒区青葉台1-18-7 3110NZ by LDH kitchen)
日 時 火曜日~木曜日 11:00~16:00,金曜日~土曜日 11:00~17:00
休 廊 日曜、月曜、祝日休業

住所東京都渋谷区神宮前3-30-10
TEL03-5422-3877
WEBhttps://nanzuka.com/
営業時間*111:00 〜 19:00
休み*2月曜・祝日
ジャンル*3現代美術
アクセス*4明治神宮前駅5番出口より徒歩6分、JR原宿駅より徒歩8分。東京メトロ 表参道駅より徒歩8分
取扱作家https://nanzuka.com/ja/artists
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術は、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります

NANZUKA UNDERGROUND

他スペースでの展覧会のご案内

 

 

ジョナサン・チャプリン
Statuesque
会 期 2021年7月22日(木)〜8月15日(日)
会 場 NANZUKA 2G (Shibuya Parco 2F)
※原則無休(営業時間は渋谷パルコに準じます)

Private Domain
会 期 2021年7月27日(火)〜8月21日(土)
会 場 3110NZ by LDH kitchen(東京都目黒区青葉台1丁目18-7)
営業時間 火曜日〜土曜日 11:00〜16:00
休 み 日曜、月、祝休業
※2021年8月8日(日)〜8月16日(月)休業

 この度、NANZUKAはNY在住のアメリカ人若手アーティスト、ジョナサン・チャプリンの新作個展「Statuesque」をNANZUKA 2Gにおいて、また「Private Domain」を3110NZにおいて、2会場同時期開催いたします。本展は、チャプリンにとって2020年1月に渋谷2丁目の旧NANZUKAメインスペースでの大型個展に続く展覧会となります。

 チャプリンの作品において、「レンダリング」というコンピューター言語は、もはや美術用語として語られます。物体の形状、物体を捉える視点、物体表面の質感/テクスチャー、光源、シェーディングなど、チャプリンは自身の絵画制作に必要なあらゆる物理的な要素を、予め3Dプログラムを駆使したコンピューターの画面上でシミュレートします。 このような制作手法は、画家の眼がスケッチを通して育まれていくという美術史上の古典的神話をあたかも否定しているかのように見えますが、チャプリンは興味深い事に、セザンヌやピカソ、フェルナン・レジェ、マティス、マックス・ベックマン、フィリップ・ガストン、トマス・ハート・ベントン、アレクサンダー・アーキペンコ、アンリ・ローランスといったアーティストの作品を研究対象とし、自身の特徴的なスタイルで再解釈した作品を多数描いています。

 本展の新作は、一日の移り変わる光を用いて時間と空間の関係性を表現しようというチャプリンの新しい試みを垣間見ることができます。新作のペインティング「Disassembled Home」(分解された家)では、あたかもドールハウスのパーツのように家の構成要素がバラバラに配置されて描かれているように見えますが、空間を一体化させる光の演出によって、私達はそこに明確な関係性を見出します。このようにデジタルツールを駆使することで、私達人間の視覚認識領域を広げようとする試みは、鉛筆と同じようにマウスを使いこなすことのできるデジタル世代を自負するチャプリンにとって、クリエイティブな実験と遊びの実践とも呼べるものです。

 本展のために、チャプリンは3点の新作ペインティングと2点の立体作品を制作しました。展覧会期間中は感染症対策を徹底し、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

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