W'UP! ★7月24日~8月3日 オディロン・ルドンとロベルト・マッタ ときの忘れもの(文京区本駒込)

W'UP! ★7月24日~8月3日 オディロン・ルドンとロベルト・マッタ ときの忘れもの(文京区本駒込)

オディロン・ルドンとロベルト・マッタ
会 場 ときの忘れもの(東京都文京区本駒込5-4-1 LAS CASAS)
開催日 2024年724日(水)~83日(土)
開廊時間 11:00~19:00
休廊日 日・月・祝日
入場料 無料
公式サイト http://www.tokinowasuremono.com

ロベルト・マッタ Roberto MATTA<br srcset=
《バグダラからのメモ》1975年" width="500" height="680" /> ロベルト・マッタ Roberto MATTA《バグダラからのメモ》1975年 エッチング、アクアチント イメージサイズ : 29.0x21.0cm シートサイズ : 38.0x28.0cm Ed.20 サインあり
オディロン・ルドン Odilon REDON<br srcset=
《ベアトリーチェ》
1897年" width="380" height="419" />
オディロン・ルドン Odilon REDON《ベアトリーチェ》1897年 カラーリトグラフ イメージサイズ33.0×29.5cm シートサイズ:51.6×38.4cm Ed.100 ※レゾネNo.168

 フランスの象徴主義を代表する画家オディロン・ルドンと、シュルレアリスム運動に参加したロベルト・マッタの幻想的な版画や潜在意識に導かれた絵画を紹介します。
 ルドンは1888年から1896年にかけて、ギュスターヴ・フローベールの小説『聖アントワーヌの誘惑』を題材に42点(表紙を含む)のリトグラフを制作しました。幻覚を見るような魔的な世界を、自身「あらゆる色彩の中で最も本質的な色」とした黒一色で表現したルドンの代表作として知られています。
 1888年に第一集(全11点 限定60部)、翌1889年に第二集(全7点 限定60部)を制作、第三集 は1896年の初版(全24点 限定50部)と1933年版(全22点 限定220部、1938年刊行)の2種類のエディションがあります。
 本展では『聖アントワーヌの誘惑』 第三集第二版の全22点と、色彩リトグラフ《ベアトリーチェ》や《子供の顔と花》を展示します。
 今年はシュルレアリスム宣言100年記念の年です。マッタは、無意識の作用によって霊媒のように筆を動かして表現するシュルレアリスムのオートマティスム(自動記述法)に共鳴し、50年以上にわたって独自の理論を構築し、表現しました。マッタ自らの心の深淵から引き出した世界を描いた幻想的な銅版画連作をご紹介します。

オディロン・ルドン Odilon REDON
 1840年ボルドー生まれ。スタニスラス・ゴランから素描を学ぶ。ウジェーヌ・ドラクロワの作品などに感銘を受ける。エドガー・アラン・ポーやシャルル・ボードレールの文学にふれる。版画家ロドルフ・ブレスダンに師事。ブレスダンのロマン主義的な作品から影響を受け、後の伝記的主題につながる。普仏戦争後、素描家になるためパリに移住。
 木炭による素描を広く発表するための方法を模索する中、リトグラフ技法を教わり、初の版画集『夢のなかで』(1879年)を出版。ポーの小説に着想を得た『エドガー・ポーに』(1882年)、チャールズ・ダーウィンの進化論を独自に解釈した『起源』(1883)を刊行し、作中では、世界を見通すための道具として「眼球」のモチーフを多用。1888年から1896年にかけて、石版画集『聖アントワーヌの誘惑 第一集~第三集』を制作。1916年没。

ロベルト・マッタ Roberto MATTA
 1911年チリのサンティアゴに生まれる。サンティアゴの大学で建築を学んだ後、1933年パリへ渡る。1934年~36年ル・コルビュジエの事務所で働く。
 1937年よりシュルレアリスムのグループに参加し、翌年パリのシュルレアリスム国際展に出品。1942年ニューヨークのピエール・マティス画廊で最初の個展を開催。以後、次々と大作を発表し、後期シュルレアリスムの代表的な画家となる。 2002年没。

住所東京都文京区本駒込5-4-1 LAS CASAS
TEL03-6902-9530
WEBhttp://tokinowasuremono.com/
営業時間*111:00 ~ 19:00
休み*2日、月、祝
ジャンル*3現代美術、近代美術、建築、版画、美術本
アクセス*4JR駒込駅南口から徒歩約10分
取扱作家http://tokinowasuremono.com/nv02-mainartist/index.html
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術は、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります

ギャラリー ときの忘れもの(文京区本駒込)

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

コメント

*
*
* (公開されません)