W'UP! ★10月18日~2024年3月31日 森美術館開館20周年記念展 私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために 森美術館(港区六本木)

W'UP! ★10月18日~2024年3月31日 森美術館開館20周年記念展 私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために 森美術館(港区六本木)
 
エミリヤ・シュカルヌリーテ 《沈んだ都市》 2021年  ビデオ・インスタレーション  9分33秒

2023年10月18日(水)~2024年3月31日(日)
森美術館開館20周年記念展
私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために

 産業革命以降、特に20世紀後半に人類が地球に与えた影響は、それ以前の数万年単位の地質学的変化に匹敵すると言われています。環境危機は喫緊の課題であり、国際的なアートシーンにおいても重要なテーマとして多くの展覧会が開催されています。
 本展では、国際的なアーティストによる歴史的な作品から本展のための新作まで多様な表現を、四つの章で紹介します。

 第1章「全ては繋がっている」では、環境や生態系と人間の政治経済活動が複雑に絡み合う現実に言及します。
 第2章「土に還る」では、1950~80年代の高度経済成長の裏で、環境汚染が問題となった日本で制作・発表されたアートを再検証し、環境問題を日本という立ち位置から見つめ直します。
 第3章「大いなる加速」では、人類による過度な地球資源の開発の影響を明らかにすると同時に、ある種の「希望」も提示する
作品を紹介します。
 第4章「未来は私たちの中にある」では、アクティビズム、先住民の叡智、フェミニズム、AIや集合知(CI)などさまざまな表現にみられる、最先端のテクノロジーと古来の技術の双方の考察をとおして、未来の可能性を描きます。

作品画像
Hans Haacke Monument to Beach Pollution (detail from Untitled, 1968-1972/2019) 1970 Digital C-print 33.7 x 50.8 cm Courtesy: Paula Cooper Gallery, New York © Hans Haacke / Artists Rights Society (ARS), New York
作品画像
Koie Ryoji Return to Earth (1) 1971 Ceramic 32 x 50 x 50 cm Collection: Tokoname City (Aichi, Japan) Photo: Ito Tetsuo
作品画像
Monira Al Qadiri The Disturbance (rendering) 2023
作品画像
Nina Canell Muscle Memory (7 Tons) 2022 Hardscaping material from marine mollusc shells Dimensions variable Installation view: Tectonic Tender, Berlinische Galerie Museum of Modern Art, Berlin Photo: Nick Ash * Referential image
作品画像
Saijo Akane Orchard 2022 Ceramic 130 x 82 x 82 cm Installation view: Phantom Body, ARTCOURT Gallery, Osaka, 2022 Photo: Koroda Takeru
作品画像
Yasura Takeshi fruiting body 2022 Installation Installation view: Reborn-Art Festival 2021-22: Altruism and Fluidity [Second Term] Photo: Saito Taichi * Referential image

 本展のタイトル「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」は、私たちとは誰か、地球環境は誰のものなのか、という問いかけです。人間中心主義的な視点のみならず、地球という惑星を大局的な視点から見渡せば、地球上には幾つもの多様な生態系が存在することにあらためて気付くでしょう。本展では、環境問題をはじめとする様々な課題について多様な視点で考えることを提案します。また輸送を最小限にし、可能な限り資源を再生利用するなどサステナブルな展覧会制作を通じて、現代アートやアーティストたちがどのように環境危機に関わり、また関わり得るのかについて思考を促し、美術館を対話が生まれる場とします。

出展アーティスト(アーティスト名のアルファベット順)
モニラ・アルカディリ、ニナ・カネル、ジュリアン・シャリエール、イアン・チェン、アリ・シェリ、アグネス・ディーンズ、ジェフ・ゲイス、ハンス・ハーケ、シェロワナウィ・ハキヒウィ、ピエール・ユイグ、鯉江良二、ヨッヘン・ランパート、松澤 宥、アナ・メンディエータ、中西夏之、ケイト・ニュービー、西條 茜、エミリヤ・シュカルヌリーテ、谷口雅邦、ダニエル・ターナー、アピチャッポン・ウィーラセタクン、保良 雄、ほか

森美術館開館20周年記念展「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」
会 期 2023年10月18日(水)〜2024年3月31日(日)
会 場 森美術館(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階)
開館時間 10:00〜22:00(火曜日のみ17:00まで、ただし1/2、3/19は22:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
※会期中無休
入館料りょうきんリスト主 催 森美術館
企 画 マーティン・ゲルマン(森美術館アジャンクト・キュレーター)、椿 玲子(森美術館キュレーター)
※ 第2章ゲスト・キュレーター バート・ウィンザー=タマキ(カルフォルニア大学アーバイン校美術史学教授、美術史家)
※ 事前予約制(日時指定券)を導入しています。専用オンラインサイトから「日時指定券」の購入が可能です。日時指定券の販売開始日は決まり次第ウェブサイトでお知らせします。
※ 当日、日時指定枠に空きがある場合は、事前予約なしでご入館いただけます。
※ 表示料金は消費税込
※ 東京シティビュー(屋内展望台)、スカイデッキ(屋上展望台)、森アーツセンターギャラリーへの入館は別料金になります。
※ 本展のチケットで、同時開催プログラムもご鑑賞いただけます。
一般のお問い合わせ TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
森美術館ウェブサイト https://www.mori.art.museum

同時開催
「MAM コレクション017:さわひらき」
「MAMスクリーン018:カラビン・フィルム・コレクティブ」
「MAMプロジェクト031:地主麻衣子」

住所東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
TEL050-5541-8600(9:00~20:00)
WEBhttps://www.mori.art.museum/
開館時間*110:00 ~ 22:00 火 10:00~17:00(入館は閉館の30分前)
休み*2会期中無休
ジャンル*3オールジャンル
入場料*4展覧会により異なります ※上記参照
アクセス*5東京メトロ日比谷線 「六本木駅」1C出口 徒歩3分(コンコースにて直結)
収蔵品https://www.mori.art.museum/jp/collection/index.html
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 空欄はオールジャンル *4 イベントにより異なることがあります。高齢者、幼年者、団体割引は要確認 *5 表示時間はあくまでも目安です

森美術館(港区六本木)

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