W'UP★1月23日~2月15日 CURATION⇄FAIR Tokyo 展覧会『美しさ、あいまいさ、時と場合に依る』 kudan house(千代田区九段北)

CURATION⇄FAIR Tokyo
展覧会『美しさ、あいまいさ、時と場合に依る』
会 場 kudan house(東京都千代田区九段北1-15-9)
会 期 2026年1月23日(金)~2月8日(日)
※1月23日(金)16:00~19:15(最終入場18:30)はプレス・関係者向けプレビューを実施。
開館時間 1月24日(土)~2月8日(日)
平日 11:00~19:15(最終入場18:30)
土日 10:00~19:15(最終入場18:30)
主 催 ユニバーサルアドネットワーク株式会社/東邦レオ株式会社
トークプログラム
会 期 2026年1月24日(土)、25日(日)
※事前予約制
アートフェア
会 期 2026年2月13日(金)~15日(日)
※2月12日(木)はプレス・関係者向けプレビューを実施。
開館時間
2月13日(金) 11:00~19:00(最終入場18:30)
2月14日(土) 11:00~19:00(最終入場18:30)
2月15日(日) 11:00~18:00(最終入場17:30)
会 場 kudan house(東京都千代田区九段北1-15-9)
チケット https://curationfair-tokyo.square.site/
アクセス 地下鉄 東京メトロ九段下駅 1番出口から徒歩5分
WEBサイト https://curation-fair.com/tokyo2026
展覧会は、ノーベル文学賞受賞に際し川端康成と大江健三郎が述べた日本文学史上重要なスピーチと、関東大震災の教訓から生まれた1927年竣工の登録有形文化財・kudan house(旧山口萬吉邸)に着想を得た、遠藤水城キュレーションによる展覧会の最終章です。
会場全体を通して、明治から戦後に至る日本の近現代史と関連づけながら、李朝白磁、近代絵画、五月女哲平および雨宮庸介の新作、さらに映像作品のスクリーニングなど、独立した複数のパートにより構成されています。
関東大震災の教訓から生まれた「耐震構造」の象徴であり、戦火を免れた「生存」の証でもある会場で、近代化や戦争、自然災害とともにあった日本の美術のあり方を深く、確かなものとして浮かび上がらせる試みです。



【現代美術×文学×建築】雨宮庸介による新作VR
現代美術作家・雨宮庸介は、VR(仮想現実)を用いた新作を発表します。この作品は、kudan houseという建築が持つ震災の記憶、さらには戦後文学の旗手である大江健三郎の世界観と接続するサイトスペシフィックな内容となる予定です。VRという「未来」の視座から、過去の文学や建築の記憶を再構築する試みであり、本展のハイライトの一つです。
※30分毎に16名の鑑賞が可能です。各時間枠8名までオンラインで優先予約枠をご購入いただけます。
【時代を超える「もの」の力】アンビギュアスな李朝白磁
1927年竣工のスパニッシュ様式の洋館に、数百年前に朝鮮半島で焼かれたたくさんの「李朝白磁」が静かに置かれます。柳宗悦らが「悲哀の美」や「無作為の美」を見出した無数の白磁は、精神性の結晶として、無名の工人たちの記録として、あるいは日本の植民地主義の帰結としても存在しています。その不完全で揺らぎのある佇まいは、本展のタイトルにある「あいまいさ」を象徴する存在です。
【映像への没入】邸宅で味わう小さな映画祭
協力ギャラリーより、通常のアート展では全編鑑賞が難しい長時間の映像作品や、ドキュメンタリー性の高い作品を選定しました。まるで小さな映画祭のように、映像作品そのものをじっくりと鑑賞する環境を整えます。
【歴史との対話】小林清親と「光」のポリティクス
明治期の浮世絵師・小林清親が描いた日清戦争を報じた木版画作品を展示します。近代化の象徴としての「電気の光」が、戦争という文脈でどのように扱われたのか。この歴史的な「光」と、現代の映像作品における「投影(プロジェクション)」の光を対比させ、光が持つ政治性と美学性の両義性を問いかけます。
【新たな時代を夢みること】洋画と彫刻の再出発の軌跡
第二次世界大戦後に美術家たちが集い、戦後の焼け野原の日本の芸術文化をどう立ち上げていくか、いかにして新しい具象表現を模索するかという、日本美術会創立の声明文に署名した作家たちによる作品が展示されます。戦後の日本美術の出発点にあった「挫折」と「希望」はその後どのような道程を辿ったのでしょうか。会場には画集や関連書籍が集められた「資料室」も設置され、個々の作家や作品により深く触れることができます。
【純粋な絵画の普遍性】五月女哲平による新作抽象絵画
地下空間では、1980年生まれの五月女哲平による抽象絵画がひっそりと、穏やかに展示されています。歴史の重層性を背負った地上階とは対照的に、地下空間は、その基底にある純粋なものを湛えています。絵画というクラシックなメディアが、いまなお芸術が持つ根源的で純粋な可能性であることを再確認させるものとなるでしょう。
それぞれの作品は椅子、敷物、照明などとともに「小さな部屋」に設置され、柔らかな境をもつ空間のなかで、来場者はゆっくり座りながら作品を鑑賞することができます。kudan houseが持っていた「住まい」という機能を改めて掘り起こしながら、絵画という確かな存在に向き合う、とても個人的な鑑賞を体験できる貴重な機会が創出されます。
キュレーターコメント
「最新技術(VR)を用いる雨宮氏と、絵画の可能性を追求する五月女氏。この両極端な作家が、展覧会の未来を両側から強く照射しています。歴史の「重み」と、そこから自らを引き剥がそうとする芸術の「自由」。この二つの極を行き来することで立ち上がる、多層的な「美しさ」と「あいまいさ」。美術とはそもそも、そういった揺らぎの中で、揺らいでいるからこそ、確かに存在してしまうという矛盾とともにあったはずです。展覧会もまたそのようなものであってほしいと思っています。みなさま是非ご来場の上、美術のもつ本源的な「美しさ」と「あいまいさ」を体験してください。
遠藤水城
3回目となる遠藤水城による展覧会「美しさ、あいまいさ、時と場合に依る」は今回をもって最終章を迎えます。
3階バルコニーには「期間限定カフェ」がオープンします。鑑賞の合間には、普段は非公開の邸宅の3階バルコニーを開放した「期間限定カフェ」で特別なひとときをお過ごしいただけます。スパニッシュ様式の瓦屋根やアーチ窓、そして眼下に広がる庭園の緑を眺めながら、コーヒーやドリンクを楽しめる贅沢な空間です。
チケット
展覧会一般会期中何度でも入場可能なチケットとなっています。
また、同会場で開催する約20軒のギャラリーによるアートフェア(2月13日(金)~2月15日(日))にも入場できる、お得なセットパスもご用意しています。
VIP Pass:¥20,000(税込)プレビューを含む全日程入場可能
Exhibition Pass:¥2,500(税込)展覧会一般会期中何度でも入場可
Art Fair Pass:¥3,500(税込)アートフェア一般会期中何度でも入場可
Set Pass:¥5,000(税込)展覧会およびアートフェアの両一般会期中何度でも入場可
※当日券に限り、「学生」「障がい者手帳をお持ちの方」「千代田区在住・在勤の方」は、各種証明書をご提示いただくと、当日価格から300円割引きいたします。
※障がいのある方1名に対し、付き添いの介助者1名まで入場無料です。
※小学生以下は、大人1人につき2名まで入場無料です。
※小学生以下のみのご入場はできません。
※スーツケースなど大きな手荷物の会場への持ち込みはできません。また、会場内にクロークのご用意はございません。
※CURATION⇄FAIR Tokyo会場内では、ベビーカー及び車椅子はご利用いただけません。
※建物内ではお履きものは脱いでご観覧いただきます。
※kudan houseにはエレベーターがございません。段差やフロアの移動は全て階段となります。
雨宮庸介の展示について(Exhibition期間中)
雨宮庸介のVR作品はご鑑賞できる人数に制限があります。当日は先着順でのご案内となるため、来場時にご覧いただけない場合があります。
有料での優先予約が可能です。優先予約については、該当パス(Exhibition Pass、Set Pass、VIP Pass)をご購入後メールにてご案内いたします。
主 催 ユニバーサルアドネットワーク株式会社/東邦レオ株式会社
助 成 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
後 援 千代田区
CurationFairTokyo_



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