W'UP★ 4月26日~6月23日 今も昔も… 梶浦聖子・久村卓 二人展 厨子屋 銀座本店B1ギャラリー(中央区銀座)

今も昔も… 梶浦聖子・久村卓 二人展
会 期 2025年4月26日(土)~6月23日(月)
会 場 厨子屋 銀座本店B1ギャラリー(東京都中央区銀座1-4-4 ギンザ105ビルB1)
開館時間 11:00~19:00(最終日は17:00閉場)
休館日 毎週火曜、5月4日(日)~5月5日(月)、6月5日(木)~6月8日(日)
入場料 無料
ホームページ https://www.zushiya.com/blog/2487/
お問合せ 厨子屋 銀座本店 TEL 03-3538-5118
型にはまらない・枠にとらわれない制作を志してきた作家の二人と、より自由な祈りのかたちを現代に提案してきた厨子屋の理念が折り重なって生まれる展覧会です。
開催にあたって
2002年の開廊から一貫して、より自由な「祈りのかたち」を現代に提案してきた厨子屋では、第一線で活躍するデザイナーや工芸家とともに厨子や調度品を生み出してきました。美術家・久村卓さんもそのおひとりとして、神聖感の宿る鉄の仏像シリーズを展開しています。同じく美術家である梶浦聖子さんとは、展覧会を通して知り合い、当廊ではこれまで扱うことの少なかった動植物などの自然をモチーフにした作品や、独自の感性で昇華した祈りに関する作品に魅了され展覧会開催に至りました。
梶浦さんと久村さんは作家活動を行う以前より親交がおありで、それぞれ東京藝術大学と多摩美術大学を卒業後、各々作家として活躍されるなか再会され再び交流が始まりました。開催に際しては「このような日が来るとは!」と喜びを語られています。
お二人による、鋳造という重厚な技術と軽やかな詩情あふれる世界観の融合を、ひとつの空間でご堪能いただけます。
美術家2人による心のかたち 作品約60点を展示
今回の梶浦さんの作品は、どこかコミカルで穏やかな表情の動物たちや人をかたどったブロンズ作品の他、それらを愛でるためのステージやかまくらを思わせる厨子など約30点を展示します。また久村さんは新たな試みとして、鉄を素材にした厨子をお披露目します。その他、古人が木材の穴を厨子に見立てたことに由来する作品など約30点が展示されます。
梶浦聖子 美術家
1977年 東京都生まれ
2003年 東京藝術大学大学院鋳金専攻修了
以後、インドネシア政府奨学生としてインドネシアジョグカルタへ留学し、彫刻や鋳造工房で鋳造技術を学ぶ。帰国後は埼玉県にハクビント鋳造工房設立し、鋳造技法の方法を探求しています。
久村卓 美術家
1977年 東京都生まれ
2001年 多摩美術大学彫刻学科卒業
刺繍から金属加工まで様々な素材や技法を使い、主に美術作品を国内外で発表しています。
代表的な作品として、ギャラリーの壁を切り出してテーブルを作り再び壁に戻した《Table or Wall》(2010年)などがあります。
関連イベント
梶浦聖子によるワークショップ ※要予約
「自分の祈りの形を鋳造しよう」
甲イカの骨に形を彫り、そこに溶かした金属(ピューターと銀の合金)を流し込みます。
日時 5月10日(土)、6月22日(日) いずれも14:00スタート
所要時間 約100分
募集人数 各回4名様
参加費 3,850円(税込・材料費込)
ご予約方法 厨子屋 銀座本店のお電話まで/TEL 03-3538-5118
久村卓によるワークショップ ※予約不要
「My背守り」
子どもの着物の背中に魔よけとして縫われていた「背守り」。
その意義や表現についてお話ししながら、自分たちで現代の背守りを刺繍します。刺繍糸は1746年創業フランスの手芸糸メーカー『DMC』の協賛品です。
日時 2025年5月24日(土)終日開催
所要時間 約60分
参加費 1,100円(税込・材料費込)
持参品 Tシャツ等の背中に縫い目の無い服
コメント