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W'UP★3月27日~4月4日 スギヤマタクヤ 新作展 MHギャラリー(中央区銀座)

W'UP★3月27日~4月4日 スギヤマタクヤ 新作展 MHギャラリー(中央区銀座)

スギヤマタクヤ 新作展
会 期 2026年3月27日(金)~4月4日(土)
会 場 MHギャラリー(東京都中央区銀座6-4-4 TEZUKA GINZA BLDG. 5階)
開館時間 12:00~17:00
休館日 日曜日、月曜日
入館料 無料
ホームページ https://mhgallery.jp/ja/

 画家としての活動を軸に、映画の美術協力や店舗空間デザイン、俳優など、分野を横断した活動を展開している作家・スギヤマタクヤ。
 スギヤマタクヤは多摩美術大学で空間設計やデザイン理論を学び、卒業後、アメリカ・ニューヨークのAGORA GALLERYで作品が取り扱われたことをきっかけに本格的な作家活動を開始しました。現在は国内外の個展やアートイベントを通じて、精力的に作品を発表しています。
 色彩がにじみ合いながら画面の中で溶け合うような表現のある作品が特徴的で、これまで花や植物、動物など自然界の生命を具象と抽象の狭間を感じさせるような神秘的な作品を制作してきました。
 本展ではこれまでのモチーフから視点を少し変え、旅の記憶と身体感覚を手がかりに制作された新作15点を発表します。

 作家は近年、各地を旅する中で、ふと足を止めてしまう瞬間に出会ってきました。ラオスの寝台列車で見た朝焼け、誕生日を迎えた沖縄の海、台湾の蒸し暑い雑踏、インドネシアの埃を含んだ空気。流れ続ける景色の中で、なぜか自分だけがその場に留まるように感じる瞬間があります。
 そうした瞬間には、外の世界から何かが流れ込み、同時に自分の内側からも何かが溶け出していくような感覚が存在しています。時間が経つにつれ、それらの体験は遠い場所の出来事ではなく、温度や湿度を伴った身体の記憶として作家の中に刻まれていきました。
 本展では、そのような旅の体験をもとに、一度きりの風景を生き物のような存在として描き出しました。形を変えながら現在の作家をつくり続けている風景を辿るように、スギヤマタクヤ自身の感覚を表現した等身大の作品を観ることができます。
 スギヤマタクヤの作品は、「意味・価値・目的を持たせない」という考えのもと、作品の多くにはあえてタイトルが付けられていません。鑑賞者には、解釈を求めるのではなく、ただ作品と向き合い、そのときに生まれる感覚を体感してほしいと考えています。
 スギヤマが創り出しているものは、美を探求する過程で自然に生まれた副産物であり、明確な意図をもって描かれたものではありません。そのため、理解しようとすると難しさや曖昧さを感じることもあるかもしれません。しかしそれは、星空や夕焼けを眺めるように、意味を求めずただ感じることで開かれていく体験でもあります。
 そうした姿勢の中で、本展ではスギヤマにとっては珍しく、「風景」という具体的なモチーフに向き合った新作群が発表されます。旅の記憶を手がかりに、かつて出会った一度きりの風景を、まるで生命を宿すかのように描き出しました。移ろい続ける景色の断片をなぞるようにして、作家自身の現在地を示します。

スギヤマタクヤ
1987年 神奈川県生まれ
2011年 多摩美術大学環境デザイン学科卒業
同年、NY・AGORA GALLERYを皮切りに国内外で作家活動を展開
描くことを通じて「自己という境界」が静かにほどき、世界と一体となる瞬間をすくい取る
抽象と具象、意図と無意識が溶け合う画面は、鑑賞者にそれぞれの感覚や記憶を呼び起こす
アパレル、音楽、空間演出など、ジャンルを超えて“存在の美しさ”を多角的に表現

MH ギャラリー
 「アートを通じてお客様の生活に彩りを添えること」、そして「未来ある作家を育むこと」を理念に掲げ、現代美術を中心に展開しています。
 取り扱う作品は、美術を専門的に学んだ作家によるものであり、その想いの強さと作品の質の高さにこだわりを持って選定しています。また、国内外の若手作家の発掘や支援にも力を注ぎ、次世代を担うアーティストが成長できる環境づくりを大切にしています。展示空間は広々とした設計を意識し、来場者が作品と静かに向き合い、深く味わうことのできる時間と空間を心がけています。2024年に創立された新しいギャラリーではありますが、代表者の祖父と父が40年以上にわたりギャラリーを営んできた歴史を背景に、その伝統を受け継いでいます。培われてきた経験と知識を土台としながら、現代美術を主軸に、新しい芸術のあり方を提案し続けてまいります。

ギャラリー内観

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