W'UP★10月21日~2024年1月28日  高橋龍太郎コレクション連携企画 「川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈 ――色彩は踊り、共鳴する」 大田区立龍子記念館(大田区中央)/~12月17日『昇華の天地 濱田樹里 日本画展』 古川美術館(名古屋市千種区)

W'UP★10月21日~2024年1月28日  高橋龍太郎コレクション連携企画 「川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈 ――色彩は踊り、共鳴する」 大田区立龍子記念館(大田区中央)/~12月17日『昇華の天地 濱田樹里 日本画展』 古川美術館(名古屋市千種区)


2023年10月21日(土)~2024年1月28日(日)
高橋龍太郎コレクション連携企画
「川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈 ――色彩は踊り、共鳴する」

 日本屈指のアートコレクターである精神科医・高橋龍太郎氏のコレクションを、日本画家・川端龍子(かわばたりゅうし、1885-1966)の作品とともに展示します。大田区蒲田で長年にわたり精神科クリニックに携わってきた高橋氏は1997年から作品の収集を始め、現在、3,000点以上におよぶという日本の現代アートのコレクションは「高橋龍太郎コレクション」と呼ばれ、これまで国内外の様々な展覧会で紹介されてきました。2021年に高橋龍太郎コレクションと龍子記念館が連携することで実現した、コラボレーション企画展「川端龍子vs.高橋龍太郎コレクション 会田誠・鴻池朋子・天明屋尚・山口晃」においては、川端龍子の近代日本画と現代アートとを同空間に展示し、大きな注目を集めました。
 今回もそれに引き続き、高橋龍太郎コレクションとの連携で「川端龍子プラスワン」をテーマに、出品作家がセレクトした川端龍子の《爆弾散華》(1945)や《御来迎》(1957)といった代表作に、現代の美術作家をプラスワンすることでどのような共鳴を呼び起こせるかを試みた企画です。前期は濱田樹里、後期は谷保玲奈が、大画面の作品で龍子記念館に新たな彩りを加えます。
 前期に出品の濱田樹里は、インドネシアで幼少期を過ごした記憶から、その自然と大地に生命の源流を求めたダイナミックな作品を制作、本展では、反り立つ壁のような巨大な屏風作品《創世譜~歓喜~》(2023)、《創世譜》(2022)、幅16メートルを超える《碧の地の森から》(2015)を出品します。一方、後期に出品の谷保玲奈は、極彩色の植物や海洋生物のイメージが増殖、拡大していく作品を制作、本展では、大作《ウブスナ》(2017)や対の作品《共鳴/蒐荷》(2018/2020)他、今回の展覧会に合わせた約4メートルの絹本新作などを展示予定です。
 龍子の作品を新たな視点から眺めようとする本展において、生命の讃歌を描く2名の女性作家が、開館60年を迎えた龍子記念館に新たな彩りを加えます。

濱田樹里《創世譜~歓喜~》
濱田樹里《創世譜~歓喜~》(2023)高橋龍太郎コレクション蔵
(写真提供:コバヤシ画廊-撮影:末正真礼生-)
濱田樹里《碧の地の森から》
濱田樹里《碧の地の森から》(2015)高橋龍太郎コレクション蔵
(写真提供:コバヤシ画廊-撮影:末正真礼生-)後期の主な出品作品

後期の主な出品作品

谷保玲奈《ウブスナ》
谷保玲奈《ウブスナ》(2017)高橋龍太郎コレクション蔵 ©taniho reina
谷保玲奈《蒐荷》
谷保玲奈《蒐荷》(2020年)高橋龍太郎コレクション蔵 ©taniho reina

川端龍子の主な出品作品(全会期展示)

川端龍子《渦潮》
川端龍子《渦潮》(1956)大田区立龍子記念館蔵
川端龍子《御来迎》
川端龍子《御来迎》(1957)大田区立龍子記念館蔵

高橋龍太郎コレクション連携企画「川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈 ――色彩は踊り、共鳴する」
会 期
 前期 濱田樹里 2023年10月21日(土)~12月3日(日)
 後期 谷保玲奈 2023年12月9日(土)~2024年1月28日(日)
時 間 9:00~16:30(入館は16:00まで)
休 館 月曜日
入館料 一般300円、中学生以下150円
会 場 大田区立龍子記念館(東京都大田区中央4-2-1)
主 催 (公財)大田区文化振興協会、日本経済新聞社
ギャラリーWebサイト https://www.ota-bunka.or.jp/facilities/ryushi/exhibition

関連イベント
ギャラリートーク(事前申込制)
10月29日(月)、11月26日(日)
各日11:30、13:00から(40分程度)

「川端龍子プラスワン」出品作家クロストーク
濱田樹里 × 谷保玲奈
11月3日(金・祝) 18:30~19:30

展示についての詳細は、大田区文化振興協会Webサイト( https://www.ota-bunka.or.jp/news/detail?26384 )からご確認下さい。


展覧会チラシ表面

『昇華の天地 濱田樹里 日本画展』
会 期 2023年10月21日(土)~12月17日(日)
時 間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休 館 月曜日
入館券 古川美術館・分館爲三郎記念館共通入館券(2館共通券) 大人1000円、高・大学生500円、中学生以下無料|美術館単館券800円、爲三郎記念館単館券500円 ※「あいちウィーク」11/21(火)~11/27(月)は高大生無料
会 場 古川美術館(名古屋市千種区池下2丁目50番地)
ギャラリーWebサイト https://www.furukawa-museum.or.jp

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

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